映画「
公開を明日に控え、現在の心境を問われた櫻井は「撮影していたのが約1年前、オファーをいただいたのが2年前なので感慨深いですね。そのとき感じていたプレッシャーや、人気作を実写化する怖さみたいなものから逃げなくてよかったなと強く感じています」と語る。齋藤飛鳥は「最強で無敵な星野アイさんという人を生身の人間が演じるので、撮影期間から今もずっと緊張の糸が張り詰めているんですが、原作者や原作ファン、【推しの子】に触れるすべての方に最大限の敬意を持って誠心誠意みんなで作り上げてきたので、映画でもその覚悟を受け取っていただけるなら幸せです」と真摯に言葉を紡いだ。
B小町が歌うオリジナル楽曲に話題が及ぶと、齊藤なぎさは「もちろん全曲大好きなんですけど、3人とも一番好きなのが『SHINING SONG』」と話し、原も「実はデビューライブの撮影から卒業ライブの撮影まで、期間が1週間しか空いていなかったんです。でも数年一緒に活動してきたかのような、聴いているだけで涙が出そうなぐらいエモさを感じる楽曲」と述べる。「トワイライト」に関しては、あのが「MV撮影の日がめちゃ寒かったことを覚えてる(笑)。当時は(齊藤なぎさ・原と)まだ会ったばっかりだったので今よりコミュニケーションがなかったけど、すぐ仲良くなれたので『これからやっていけそうだな』と思いながら撮影していました」と述懐した。なお3人は、12月27日放送の「ミュージックステーション SUPER LIVE」にB小町として出演予定で、原は「絶賛レッスン中」と報告した。
女優・黒川あかね役の茅島は、原との共演を振り返り「本編ではけっこうバチバチしていたんですけど、菜乃華ちゃんとは序盤に仲良くなることができました。同じシーンのときは、相談して作り上げるというよりは、お互いが作り込んできたものを現場でぶつけるような作り方をしたんです。原さんが“有馬かな”でいてくれるから、本当にムカつくし、恥ずかしいし、あかねとしていろんな感情を引き出してもらいました」と感謝を伝える。映画監督の五反田泰志を演じた金子は、劇中に丸の内TOEIでのシーンがあることに触れ「まさにこの場所で撮影したんですけど、仕事でこういうシンクロの仕方ってなかなかないんですよね。エキストラの方にもたくさん参加してもらい、大掛かりな撮影がうまくいってほっとしたことを思い出します」と回想した。
イベント後半には、物語の設定にちなみ「最近ついた嘘を教えてください」というトークテーマが。「わんちゃんについたうそ」と答えた齊藤なぎさは、「実家に帰って久々に会えたとき、最後にすごく寂しそうな顔をするわんちゃんに『またすぐ来るから!』と言ったんですけど、もう6カ月ぐらい帰れてない……」と説明。それに対し櫻井が「僕は真逆の嘘ついています。猫飼ってるんですけど、『もう帰ってこないからね』って言って2時間後に帰ってくる」と明かすと、キャスト陣からは「そっちのほうがタチが悪い!」「何のための嘘!?」とツッコまれる。さらに櫻井は「29」と回答したフリップを見せて「事務所から『いいですよ』と言われたので言うんですけど……23歳って言ってるんですけど本当は29歳です」と真顔で話すも、干支が答えられず嘘だと判明。困惑する共演者と観客に対し「2001年4月13日生まれ、牡羊座、巳年、O型です」と訂正する展開となった。
最後に櫻井は「多くの方に届いて、観終わったあとに何か気持ちが動かせたらいいなという思いで作っていましたので、楽しんでもらえたらなと思います」、スミスは「アクアとアイとルビーと(二宮和也演じる)カミキヒカルが、何を最後に残すのかが見どころ。エンドロールがめちゃくちゃいいので、最後まで絶対に席を立たないでください」と呼びかけ、イベントの幕を引いた。
「【推しの子】-The Final Act-」は明日12月20日より全国で公開される。ドラマシリーズは、Prime Videoで世界独占配信中だ。
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【映画『【推しの子】-The Final Act-』前夜祭イベント】櫻井海音の嘘に共演者が困惑… 齊藤なぎさ・原菜乃華・あのはMV撮影を述懐 https://t.co/WB4rvFU2lc
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