映画「
韓国発の同名Webコミックをもとにした本作は、地元での生活に閉塞感を覚えていた青年ユウが、上京を機に格安シェアハウス“方舟”に入居するところから始まるサスペンスホラー。八村がユウ、柳が方舟のリーダー的存在・キリシマ、岡田がユウの恋人・メグミを演じた。
イベントでは、映画の完成を祝って原作者ヨンキから描き下ろしイラストが寄せられた。八村はホラーが大の苦手だが、学生時代にスマートフォンで原作マンガを読んでいたという。「怖いもの見たさでバナーを押しちゃったんです。でも絵のタッチが不気味だし、話も怖いしで、途中で挫折しちゃって。インパクトが強いからずっと覚えていたので、今回お話をいただいたときは話がつながったというか」と感慨深そうに述懐。「怖いと思っていたものに自分がなれているのか不安もありますが、こうして絵になってみるといいっすね!」と笑顔を見せ、「俊さん、超怖いっす!」と柳に声を掛ける。
またヨンキからは「キャスティングされた俳優の皆さんの演技もとても印象的でしたし、韓国で制作したドラマに劣らず私がイメージしていたキャラクターとのシンクロ率も高くて、感嘆いたしました」「日本はホラージャンルに特に強い国であると考えているので、原作のダークな雰囲気を200%以上具現してくれるだろうと期待しております」と期待十分のコメントも。柳は「出演しているのが自分だから(試写で観ても)まったく怖くなかった。皆さんの反応が返ってくるまでわからない」と不安を吐露していたものの、原作者の言葉に安堵の表情を浮かべていた。
映画初主演を務めた八村は「台本を読むと、ずっと僕(のセリフ)なんですよ。ありがたいなと思いつつ不安でいっぱいでした」と振り返り、「周りの皆さんが懐の深い方ばかりで、支えていただきながらやり遂げました」と感謝。すると、もう1人の主演である柳は「倫太郎が意気込んで、みんなをまとめようとしているのを感じました。それが超かわいいし、ほっこりした。現場で1人のときはしょんぼりしていたらしいけど、俺が行くと『俊さーん!』って駆け寄って来るんですよ」と目尻を下げる。
岡田も八村の座長ぶりについて「本当に盛り上げようとがんばってくれてました」と言及し、「暗いシーンも多い中、休憩中に歌って踊ってくれるんです。『俺はダンスが好きだけど、顔で踊るんだよね』って」と現場での行動をバラす。「どんな感じでしたっけ?」と振ると、八村は苦笑しつつ藤井風の「まつり」を歌いながら“顔ダンス”を披露。エンタテイナーぶりを見せつける八村に、登壇者のみならず観客からも大きな拍手が送られる。すかさず児玉は「和気あいあいとしていますけど、決して明るくて幸福な作品ではないです。でも、そのダークさを楽しんでいただければ。ほかの作品では絶対に見られない3人の魅力がたくさん詰まっています」とアピールした。
「他人は地獄だ」は11月15日にグランドシネマサンシャイン、全国のイオンシネマほかで公開。
※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記
映画「他人は地獄だ」予告編
八村倫太郎の映画作品
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