映画「
本作は「不器用に、でも一生懸命“今”を生きるヒロインたち」をテーマとしたプロジェクト「(not) HEROINE movies」の第4弾。“人目を気にせず、好きなように生きる”をモットーにする主人公・チャチャの恋と成長が描かれる。イラストレーターのチャチャに伊藤、彼女と偶然出会うミステリアスな樂(らく)に中川、塩野瑛久演じる護の恋人ピオニーにアリアンが扮した。
チャチャをイメージした赤いドレス姿で登場した伊藤は「チャチャにとっても晴れ舞台。自然とこの衣装を選んじゃいました(笑)。赤はいろんな意味でこの作品のテーマになっているので」とにっこり。周囲からの反響を尋ねられると、「観てみないと予想ができない作品なので、どういうご感想が出てくるのかなって。ちょっとSNSで感想を見ちゃいました(笑)」と続けた。
また「チャチャを演じるうえで全部がチャレンジだった」と語る伊藤は、「今まで演じたことのないような姿勢で挑まないと、チャチャのことを知ることができないと思った。ほかのキャラクターの個性が立っているからこそ、チャチャの魅力が浮き上がってくる」と回想。さらに本作への出演が決まる前から友人に「チャチャ」と呼ばれていることを明かし、「運命的だなと思った。チャチャという役柄も自分にしっくりきましたね」と述べた。
中川は自身の役について「普段の僕にはないものをまとっている。僕は信頼している人たちに全部さらけ出してしまうタイプなんですが、樂はミステリアスで危うさがある。それがかっこいいし、表現したいなと思った」とオファーを受けた経緯を明かした。アリアンとは英語でコミュニケーションを取っていたそうで、中川は「勉強になりました」とはにかむ。アリアンは「ベリーグッド! めちゃいい」と中川の英語を絶賛した。
イベントでは、“野良猫系”女子なチャチャにちなみ「〇〇みたいな自分」とのお題が。伊藤は「野良猫ではないし……。“家猫”みたいな伊藤万理華です(笑)。家が好きで、人を招いたり何かを作ったり、家の中で活発ですね」と話す。中川は「“おじいちゃん”みたいな中川大志。26歳なんですが、お酒を飲むとすぐ寝ちゃうし、趣味でゴルフや釣りをしたり、朝早くに目が覚めたり……。20代っぽくないと言われます」と告白する。伊藤は「現場でもすごく落ち着いていた。おじいちゃんというか、大人っぽいです」とフォローしていた。
最後に伊藤は「野良猫のようなチャチャがいろんな人物との交流から人間味を得ていくさまを楽しんでいただけたら。いろんな見方でその人を知っていくのは素敵なことだと思うので、チャチャを通してそういう感覚を味わってほしい」、酒井は「いろんな視点から観れる映画。最後はいい意味で予想のできない展開になっています。末長く愛していただけたらうれしいです」とメッセージを送り、イベントの幕を下ろした。
「チャチャ」は全国で上映中。
映画「チャチャ」本予告
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おおとも ひさし @tekuriha
「チャチャ」伊藤万理華は家猫みたい、中川大志は26歳なのにおじいちゃん化 - https://t.co/EJB7vDyUSm