江本純子による長編「愛の茶番」公開決定、物語の軸となる姉妹役に遠藤留奈・冨手麻妙

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「過激派オペラ」の江本純子が監督を務めた映画「愛の茶番 It Must Be Love」が、12月7日に東京・ユーロスペースで公開されることが決定した。

「愛の茶番 It Must Be Love」ティザービジュアル

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「愛の茶番 It Must Be Love」場面写真

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劇団・毛皮族の主宰である江本が原案・企画・製作も担当した本作では、ある姉妹の確執を中心に、登場人物たちの数年にわたる恋愛関係の顛末が描かれる。波長の合わない姉妹・ルミとアキを遠藤留奈冨手麻妙が演じるほか、ルミの夫・キヨヒコに金子清文、ルミのかつての恋人・リョウスケに岩瀬亮、地下系シンガーソングライターとして活動しているアキのマネージャー・ドンコに江本が扮した。菅原雪藤田晃輔美館智範もキャストに名を連ねている。

「愛の茶番 It Must Be Love」場面写真

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「愛の茶番 It Must Be Love」場面写真

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音楽と挿入歌のプロデュースを担ったのは、バンド・オワリカラタカハシヒョウリ。彼は「タガが外れたようにフリーキーな『愛の茶番』、音楽にもフリーキーに向き合いました。出演者の即興詩アカペラから曲を作り、それは次第に形を変えて主題歌『あきらめキラリ』になりました」とつづる。劇伴音楽には、アーバンギャルドのおおくぼけいによる即興的なピアノプレイなどが使用された。

タカハシヒョウリ コメント

そこには、ルールがあります。街では服を着ないといけないし、浴場であっても赤の他人の裸体をジロジロ見てはいけません。映画にも暗黙のルールがあるはずです。でも、この映画はルールを脱ぎ捨て、街に走り出てしまいました。「愛の茶番」は、映画の裸体なのかもしれません。そして、あなたはこれをジロジロ見ても許されるのです。ぜひ、ジロジロ見ましょう。タガが外れたようにフリーキーな「愛の茶番」、音楽にもフリーキーに向き合いました。出演者の即興詩アカペラから曲を作り、それは次第に形を変えて主題歌「あきらめキラリ」になりました。むき出しで無防備な何かを劇伴音楽で覆い隠してしまわないように、おおくぼけいさんのピアノ作品のみで構成しました。よろしくお願いします。

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(c)“渇望”2024

読者の反応

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タカハシヒョウリ/髙橋表裏 @TakahashiHyouri

音楽プロデュースさせていただいた
江本純子監督『愛の茶番』が、12月7日より公開決定しました。
(コメントも寄せてます)

むき出しの映画から匂う音楽は、
冨手麻妙さんの即興歌唱から生まれた劇中歌と主題歌、
おおくぼけいさんにお願いした耽美で挑発的なピアノ作品、崩れゆく結婚行進曲。ぜひ! https://t.co/KQorWKr5qI https://t.co/8VZawFzQ91

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