「35年目のラブレター」で安田顕が夜間中学の教師に、徳永えりは笑福亭鶴瓶の娘役

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映画「35年目のラブレター」の新キャストが発表され、安田顕笹野高史江口のりこ、くわばたりえ、徳永えり本多力ぎぃ子辻本祐樹の出演が明らかになった。

「35年目のラブレター」新キャスト。上段左から江口のりこ、安田顕、笹野高史、くわばたりえ。下段左から本多力、徳永えり、ぎぃ子、辻本祐樹。

「35年目のラブレター」新キャスト。上段左から江口のりこ、安田顕、笹野高史、くわばたりえ。下段左から本多力、徳永えり、ぎぃ子、辻本祐樹。

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左から笑福亭鶴瓶、原田知世。

左から笑福亭鶴瓶、原田知世。[拡大]

2003年に朝日新聞で紹介された夫婦の実話をもとにした本作。読み書きのできない夫・西畑保が最愛の妻・皎子(きょうこ)への思いを手紙で伝えるため奮闘するさまが描かれる。戦時中に生まれ十分な教育を受けることができずに育った保を笑福亭鶴瓶、皎子を原田知世が演じ、重岡大毅(WEST.)と上白石萌音が西畑夫妻の若かりし姿に扮する。

保が通う夜間中学の教師・谷山恵役には安田、西畑家の長女・浩実役には徳永がキャスティングされた。安田は「本作を通じて、いくつになっても自分次第で挑戦できると痛感しました。『辛いことがちょっとのことで幸せに変わる』という保さんのセリフを、本当に説得力を持って証明してくれる作品です」、徳永は「撮影の合間も本当の家族のようにナチュラルなお話をさせていただき、その延長で、お芝居の上でも家族らしい良い空気感が出ていると思います」と語る。

笹野は、なかなか職に就けなかった保を迎え入れる“寿司勝”の大将・逸美に扮する。戦争で亡くなった両親の代わりに皎子を育てた姉・佐和子役で江口は、絶妙なギャグを織り交ぜながら回覧板を届けに来る西畑家のお隣さん・光江役でくわばたが出演。また本多は浩実の夫・一秀、ぎぃ子は西畑家の次女・美紀、辻本は美紀の夫・信介を演じる。

「今日も嫌がらせ弁当」の塚本連平が監督・脚本を担当した「35年目のラブレター」は、2025年3月7日より全国でロードショー。

安田顕 コメント

この作品は本当に素晴らしく、参加できて嬉しかったです。撮影前に「えんぴつの会」という自主夜間中学を見学させていただき、谷山恵先生という役を自分の中に落とし込んでいきました。歳を重ねると挑戦することが少なくなっていくと思っていましたが、本作を通じて、いくつになっても自分次第で挑戦できると痛感しました。「辛いことがちょっとのことで幸せに変わる」という保さんのセリフを、本当に説得力を持って証明してくれる作品です。ぜひご覧になってください。

徳永えり コメント

撮影はあっという間に終わってしまい、もっと共演の皆さんと一緒にいたかったです。撮影の合間も本当の家族のようにナチュラルなお話をさせていただき、その延長で、お芝居の上でも家族らしい良い空気感が出ていると思います。最近は手紙を書く機会が少なくなっていましたが、本作を通じて、手紙は形に残りその手紙を読み返すと温かい気持ちになるのだと改めて実感しました。皆さんもぜひこの映画をご覧になって、大切な方に手紙を書いて残していただきたいなと思います。

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(c)2025「35年目のラブレター」製作委員会

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