第16回アジア・フィルム・アワードで特別功労賞を受賞した
アジアの映画界において長年にわたり実績を残してきたことが評価され、今回の受賞に至った。これまでに俳優、武術指導、監督、プロデューサーとして関わってきた映画の数々はサモ・ハンにとってどんな存在なのか尋ねると「“自分の命そのもの”です。どの作品でも血を流し、汗を流してこなければならなかったですが、だからこそ私の今があると思います」と感慨深げに語る。
幼い頃にキャリアをスタートさせ、71歳を迎えた今も映画業界に貢献し続けるサモ・ハンのエネルギーは「自分でもどこから湧いてくるのかわからない」のだそう。「とにかく現場が好きなんです。現場に行くとなぜか元気が出てくる。皆さんと一緒に映画を作ったり、ごはんを食べたりしていると、普段の自分とはまったく違う若々しい気持ちになれる」と教えてくれた。トレーニングについては「少なくなりました」と答えつつ、「9歳から体を鍛えてずっとやってきて、今71歳ですよ? それでまだやれって言う? いじめじゃないですか?」とたたみ掛け、その場のスタッフを笑わせた。
そんなサモ・ハンに、自身が監督・出演した作品から“後世に残したい作品”を聞くと、名家に生まれた世間知らずのドラ息子がカンフーに出会い、武術家として成長していく姿を描く「
3月12日に行われた授賞式では、サモ・ハンが携わってきた作品やメイキング映像をまとめたものが映し出され、集まった映画人が立ち上がってその功績をたたえる場面も。彼は監督・武術指導の
おにょへさん 松本零士さん、水木一郎さん、団時朗さんは永遠 @03DX1
サモ・ハンに聞いた“後世に残したい3作”、映画は「自分の命そのもの」 #SmartNews https://t.co/DdVeMtpaxs