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イベントには園村がアクション監督を務め、三元も出演した「ベイビーわるきゅーれ」の主演・
園村は「同じ時期に2作を撮っていたんですが、『ベイビーわるきゅーれ』は少しエンタメ寄りで『生きててよかった』はヒューマンドラマ。『ベイビーわるきゅーれ』はエンタメの部分が際立つように、『生きててよかった』はなるべく主人公に感情移入できるように、観ていて苦しくなるようなアクションを作りました」とこだわりを明かす。
伊澤は「園村さんが作った立ち回りがあるってわかっているんですが、『生きててよかった』では本当に戦っているようにしか見えない。すごくリアルで洗練されている。園村さんはアクションと格闘技の間を捉えていて天才なんです!」とコメント。この言葉に園村は照れた様子を見せつつ「ありがたい話ですね。今は格闘技を一般の方が見ていて認知している時代でもある。だからただかっこいいだけのアクションを作っても格闘技好きの人は食い付かないと思うんです。そういうものをかじったことがある人でも楽しめるものを目指しています」と伝えた。
本作の役作りのために減量したという木幡。「監督から『この役には悲壮感が欲しい。10kg絞ってもらえる?』と言われまして。ボクサーをやっていた現役時代は計量を終えればいいですが、作品では1カ月間体重をキープしなければならない。それはきつかったですね」と役作りの苦労を回想する。また「レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳」に参加した際のことを振り返り「ドニー・イェンから頭に蹴りを入れられるシーンで、ヒヨって大きく避けちゃったんです。ギリギリで避けていれば世界で認められたのかなって。それがずっとトラウマで」と悔しがり、「今回同じようなシーンがあって、ギリギリで避けてやる!って思ったんです。そしたら当たってしまって、崩れ落ちるということがありました」と苦笑した。
イベント終盤には監督の鈴木が登場する場面も。「この企画が成立するまでに6年ぐらいかかりました。思いが詰まった作品です。皆さんに観てもらえてうれしいです」と真摯に語り、園村は「何かにつまずいたり、もがいたりしている人に刺さる作品だと思っています。今日はアクションの話ばかりでしたけど、ドラマが素晴らしい作品です」とアピールした。
「生きててよかった」は5月13日より東京・新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。
園村健介の映画作品
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【イベントレポート】園村健介が「生きててよかった」で目指したアクションとは?木幡竜はトラウマ明かす
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