眠狂四郎 女妖剣
ネムリキョウシロウジョヨウケン
上映時間:81分 / 製作:1964年(日本) / 配給:大映京都
解説 エロチシズムを前面に出し、抜群の面白さを誇る第4作。淫欲とアヘンに溺れる将軍の娘・菊姫、隠れキリシタンの情報と引き換えにアヘン密輸を黙認されている備前屋、狂四郎と血のつながりを持つという聖女のぴるぜん志摩、この3者に狂四郎が絡み、浜松で意外な結末を迎える。狂四郎に志摩の情報をもたらした隠れキリシタン島蔵と妹・小鈴の処刑場に狂四郎が斬り込むシーンのロングと横移動のあざやかなカメラワーク、大小二刀による狂四郎の見事な居合い。そして第1作以来の宿敵・陳孫との闘いなどアクション・シーンが最高。己れの前に肉体をさらす聖女を一刀のもとに斬り捨てるラストの切れ味も抜群だ。
スタッフ |
監督:池広一夫 |
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キャスト |