「後ハッピーマニア」安野モヨコインタビュー|おかえり、シゲタ! 45歳になっても幸せ探して迷走中

安野モヨコが生み出した
多彩なキャラクターたちを振り返り

「ハッピー・マニア」

1995年~2001年連載 / フィール・ヤング(祥伝社)

「ハッピー・マニア」より、シゲタこと重田加代子。

ああ なんで彼氏できないんだろう

重田加代子(シゲタ)

理想の彼氏を求めて爆走する、通称・恋の暴走機関車。テンションは高いが男運は低い。

「ハッピー・マニア」より、フクちゃんこと福永ヒロミ。

よく女たらしを男はバカにするけど たらされる気持ち良さときたら

福永ヒロミ(フクちゃん)

シゲタの親友。美容部員で恋愛経験は豊富。シゲタに的確かつ辛辣なアドバイスを送る。

「ハッピー・マニア」より、タカハシこと高橋修一。

あきらめて僕のものになってくれ

高橋修一(タカハシ)

シゲタがバイトする書店の同僚。裏切られてもなおシゲタを思い続ける。

「ジェリー イン ザ メリィゴーラウンド」

1996年~1998年連載 / CUTiE(宝島社)

「ジェリー イン ザ メリィゴーラウンド」より、ミリ。

ママ…あたし男の子に生まれたかったよ

ミリ

男になりたいと憧れるボーイッシュな女の子。16歳の誕生日に突然家を失い、生き別れの双子の兄・モモに再会。ボロ屋での暮らしを始め、ひょんなことから男としてモデルデビューする。

「ジェリー イン ザ メリィゴーラウンド」より、モモ。

デートの時ってのはね…ジル・スチュアートのワンピとか着て香水は「イルバチオ」とかつけてエロく決めなきゃダメなのよ!!

モモ

心は女、体は男というミリの双子の兄。誰よりも乙女心があり、モデルになるという夢にむかってまっすぐに突き進む。

「脂肪と言う名の服を着て」

1996年~1997年連載 / 週刊女性(主婦と生活社)

「脂肪と言う名の服を着て」より、花沢のこ。

カワイイというだけで キレイというだけで やせているというだけで マユミはすでに私よりも上の人間なのだ

花沢のこ

地味で暗く、言いたいことを言えない性格。食べることでストレスを解消していたため肥満体型に。

「花とみつばち」

2000年~2003年連載 / ヤングマガジン(講談社)

「花とみつばち」より、小松正男。

オレは女に向いてないキャラなんだっ

小松正男

とにかくモテたい地味系男子高校生。メンズエステ「美男ワールド」に通い始めたことをきっかけにさまざまな女性と出会い、モテと恋愛に悪戦苦闘する。

「花とみつばち」より、太田サクラ。

あんまあたし達のゆーこと気にしてると ますますモテなくなるよ

太田サクラ

小松のクラスメイト。スクールカーストの頂点に君臨しており、モデル業もこなす美人ギャル。モテるために奔走する正男を何かと気にかける。

「花とみつばち」より、オニ姉妹。

だからアンタみたく顔に「モテません」って書いてあるのは言語道断なわけ
自分で「モテるぜ」ぐらい言ってみれば?

オニ姉妹(姉・桜井ハルミ、妹・桜井キヨコ)

メンズエステ「美男ワールド」を営む美人姉妹。客である小松を奴隷としてこき使いながらもモテ道を伝導し、成長させる。

「さくらん」

2001年~2003年連載 / イブニング(講談社)

「さくらん」より、きよ葉。

この世は苦界にございますよ 気にいることなんかひとつだってありゃしねえんだよ

きよ葉

吉原の遊郭、玉菊屋の遊女。幼少の頃に身売りさられ、遊女の道を歩むことに。強気な性格だが、その個性と器量のよさが多くの人を魅了する。

「シュガシュガルーン」

2003年~2007年連載 / なかよし(講談社)

「シュガシュガルーン」より、ショコラ=メイユール。

ハートっていうのはうばうもの けっしてうばわれちゃならないのよ

ショコラ=メイユール

魔界の次期女王候補になり、人間界へやって来た魔女。勝ち気だが、明るくて優しい女の子。

「シュガシュガルーン」より、バニラ=ミュー。

だからここだけはぜったいに渡せない 女王の座 ただひとつ残ったあたしの居場所

バニラ=ミュー

魔界のプリンセス。ショコラの親友で、ともに魔界の次期女王候補になった。ショコラとは対照的に大人しくて泣き虫。

「働きマン」

2004年~休載中 / モーニング(講談社)

「働きマン」より、松方弘子。

「手伝う」じゃねーよ!! てめーの仕事だよ

松方弘子

28歳独身で、週刊JIDAIの編集者。一度スイッチが入ると寝食を忘れ、凄まじい勢いで仕事に没頭してしまう。忙しさにかまけ、恋愛はおざなり気味。

「オチビサン」

2007年~連載中 / AERA(朝日新聞出版) ※2014年3月まで朝日新聞(朝日新聞社)にて連載

「オチビサン」より、オチビサン。

でも許せてしまうってことはもう友達なんだな…

オチビサン

いつも明るく元気いっぱい。鎌倉のどこかにある豆粒町の赤い屋根の家で暮らしている。

「オチビサン」より、ナゼニ。
ナゼニ

本が大好き。いつも物事を深く考えている、オチビサンとパンくいの親友。

「オチビサン」より、パンくい。
パンくい

パンが大好きで、いろいろな種類のパンを焼くことができる。

「鼻下長紳士回顧録」

2013年~2018年連載 / フィール・ヤング(祥伝社)

「鼻下長紳士回顧録」より、コレット。

この世の大抵のことは そういうプレイだって思えばしのげる

コレット

売春宿「メゾン・クローズ」で働いて3年目の娼婦。出口の見えない生活を送っているが、どうしようもなく惹かれてしまうヒモ男・レオンとの逢瀬の時間が日々の安らぎに。

安野モヨコ「ハッピー・マニア」全11巻
発売中 / 祥伝社
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期間:~2019年10月7日(月)23:59

安野モヨコ「ハッピー・マニア①」
安野モヨコ「ハッピー・マニア①」
安野モヨコ「ハッピー・マニア②」
安野モヨコ「ハッピー・マニア②」
安野モヨコ「ハッピー・マニア③」
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安野モヨコ「ハッピー・マニア④」
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安野モヨコ「ハッピー・マニア⑤」
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安野モヨコ「ハッピー・マニア⑥」
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安野モヨコ「ハッピー・マニア⑦」
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安野モヨコ「ハッピー・マニア⑧」
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安野モヨコ「ハッピー・マニア⑨」
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安野モヨコ「ハッピー・マニア⑩」
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安野モヨコ「ハッピー・マニア⑪」
安野モヨコ「ハッピー・マニア⑪」
安野モヨコ(アンノモヨコ)
安野モヨコ
1971年3月26日東京都杉並区生まれ。1989年に別冊少女フレンドDXジュリエット(講談社)にて「まったくイカしたやつらだぜ!」でデビュー。岡崎京子のアシスタントを経て、別冊フレンド(講談社)にて「TRUMPS!」の連載を開始。著作には「ハッピーマニア」「ジェリー イン ザ メリィゴーラウンド」「花とみつばち」「さくらん」「シュガシュガルーン」「働きマン」「監督不行届」「オチビサン」「鼻下長紳士回顧録」などがある。2017年にフィール・ヤング(祥伝社)にて、「ハッピー・マニア」の続編「後ハッピーマニア」を読み切りとして発表。2019年9月に同作の本格連載をスタートさせた。

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