なぜ音声合成ソフトだったのか? 声優・梶裕貴がプロジェクト「そよぎフラクタル」に懸ける思い
「進撃の巨人」エレン・イェーガー役や「僕のヒーローアカデミア」轟焦凍役で知られ、2024年にデビュー20周年を迎えた声優・梶裕貴。今年は40歳という節目の年となる。その梶が現在、力を注いでいるのがキャラクタープロジェクト「そよぎフラクタル」。これは梶の声をもとにした音声合成ソフト「梵そよぎ」を軸に、プロアマを問わず“ものづくり”の場を広げていくことを目指したプロジェクトだ。梶はこのプロジェクトで自ら指揮を執り、ソフトの発売のみならず、クリエイターとのコラボレーションによる動画や楽曲、マンガ制作を展開。6月30日には、ライブイベント「そよぎEXPO」と、それに向けたクラウドファンディングの開催を発表するなど、プロデューサーとして精力的に活動している。声優界のトップランナーと言えるキャリアを歩んできた中、節目の年を迎え、声優・梶裕貴はどこへ向かおうとしているのか。「そよぎフラクタル」にかける思いと、自らの未来について、アニメ評論家の藤津亮太が紐解く。