「真夜中ハートチューン」のTVアニメ化が発表されたのは約1週間前。ティザービジュアルとともに第1弾PVが公開され、PV内のセリフからヒロイン4人のキャストを当てる企画も展開されていた。そんな中、この日のイベントではヒロインのキャストが明らかに。井ノ華六花役を瀬戸桃子、日芽川寧々役を
ここからはヒロインのキャスト4人がステージに登壇し、それぞれが演じるキャラクターの魅力を語るコーナーへ。放送部部長であり、歌手を目指す六花に一目惚れしたという瀬戸は、「彼女の大胆さ、ふと見せる愁いを帯びた表情……。コロコロ変わる表情に翻弄され、掴めないところが私たち読者の心を鷲掴みにする、魔性の女なんです」と熱弁する。共感ポイントとして、瀬戸は自身も軽音部に所属していたことや、声優という職業の“正解のない活動”が六花が目指すアーティストともつながると話した。
大久保は寧々について「声優が声優志望の役をやるという、ある意味ハードルの高い役」とコメント。山吹に対してツンデレな部分がありつつ、かわいい面があるところも魅力と続ける。さらに大久保は「声優を仕事として十数年やってきたので、声優になりたいという気持ちも声優として理解できます。そういう意味でも心を込めて演じていきたいです」と意気込みを語った。
鈴代演じるイコは、自作のアバターでVTuber・すめらぎイコンとして配信活動を行うキャラクター。鈴代は彼女について「イコはシャイで落ち着いた印象の子ですが、人見知りというだけで意志はしっかり持っています」と紹介する。また本作ではラジオ配信者・アポロの正体が重要になるが、鈴代は「アポロが誰かという部分も大事ですが、それぞれの抱いている夢や夢に向かってがんばる姿もグッときます」と話した。
伊藤演じるしのぶは、アナウンサー志望の模範的な優等生かつ生徒会副会長。伊藤は「しのぶは男女関係なくみんなから好かれているキャラクター。アナウンサーにぴったりなんじゃないかなと思います。ただ、完璧かと思ったら抜けているところや天然なところもあるので、それも含めて“完璧”だなと感じました」と語った。さらにヒロインたちの声が聴ける“フルボイス ver.”のティザーPVが公開に。キャスト陣もこのPVを観るのは初めてだったそうで、「ウルっときた」と感動を口にする。
告知コーナーを経て、キャスト陣から放送を楽しみにしているファンへメッセージ。伊藤は「すごく緊張していたんですが、みんなと話せて安心しました。まだアニメは走り始めたばかりなので、続報をお待ちいただければと思います」と、鈴代は「みんなでステージに立って発表できてうれしい気持ちです。イコちゃんはマスコット的な描写になっていくキャラクターでもあるので、その魅力を引き出せていけたらと思います」と述べる。
大久保は「私自身、『真夜中ハートチューン』の一読者としてハマっています。アニメもPVを観て素晴らしいものになると確信しております。2026年は『マヨチュー』の年にしていきたいと思います」とコメント。瀬戸は「本当にこの日が来たのだと実感しています。素晴らしい先輩と収録が進められていること、そして皆さんの前で発表できたことを光栄に思います」と熱い思いを述べると、大久保が「これから盛り上がっていくぜ!」と肩を組む。また大久保は先輩として、瀬戸を「素晴らしい新人ちゃんだぜ! 推すなら今からだぜ!」と観客に売り込んだ。
最後はキャストと観客でコールアンドレスポンス。原作の1巻で有栖が放ったセリフ「愛してると言ってくれ」を観客が叫ぶと、キャスト陣は「愛してるよ」と全力で応えた。
「真夜中ハートチューン」は、歌手、声優、VTuber、アナウンサーという「声」にちなんだ夢に向かってがんばる放送部のヒロインたちと、「声」だけを頼りにラジオ配信者・アポロを探す主人公を描くラブコメディ。週刊少年マガジン(講談社)で2023年9月に連載が開始され、現在8巻まで刊行されている。TVアニメは2026年に放送予定だ。
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TVアニメ「真夜中ハートチューン」
2026年TVアニメ化
スタッフ
原作:
監督:高橋雅之
シリーズ構成:菅原雪絵
キャラクターデザイン:下谷智之
アニメーション制作:月虹
製作:「真夜中ハートチューン」製作委員会
キャスト
井ノ華六花:瀬戸桃子
日芽川寧々:
霧乃イコ:
雨月しのぶ:
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「真夜中ハートチューン」ヒロイン役4人が観客と「愛してるよ」のコール&レスポンス
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