まずは「改めて語りたい“チェンソーマン”」と題したトークを展開。戸谷、楠木、内田がそれぞれお気に入りのシーンを1つずつピックアップし、そのシーンがステージのモニターに映し出される。3つぐらい送ったという戸谷が選んだのは、第7話「キスの味」。居酒屋で酔って“キス魔”になった姫野に興味津々のデンジが、マキマに「誰かとキスするの?」と問われて「しません!」と答えるが……というシーンだ。戸谷はそのエピソードには「チェンソーマン」の面白いところが詰まってると語り、「ゲロの味をしっかり噛み締めて演じた記憶があるので(笑)」と笑う。エンディングで流れる「ちゅ、多様性。」とも相まって、お気に入りだと述べた。
続いて、楠木が選んだのは第2話「東京到着」で、マキマがデンジにうどん食べさせるシーン。原作を読んだときに、アニメでどうなるのか楽しみにしていたという楠木は、アニメでも原作の通りにうどんの動きが再現されていることに驚いたと述べる。またアフレコのテストで、デンジが「ワン!」と鳴く声を、戸谷がリアルな犬のような鳴き声で演じたために思わず笑ってしまったと明かし、「『犬すぎるかな』って言われてましたよね」と苦笑いしながらも、その突飛な行動もデンジらしいと感じ、印象的だったと語った。
そして内田が紹介したのは、第12話「日本刀VSチェーンソー」よりアキが姫野とのやり取りを回想するシーン。姫野が大好きだという内田は「このシーンのかわいらしさがとんでもなくて。アキ君の冷静さ何?って」と悶える。そんな内田の意見に、戸谷と楠木も賛同し、相手を振り回してくるような女性キャラクターも、藤本の魅力だと語り合った。
さらにステージでは「チェンソーマン レゼ篇」の公開日が発表に。同時に解禁された新しいキャラクタービジュアルがモニターに映し出されると、登壇者はそれぞれの個性が現れたポーズを見ては楽しそうに語り合った。最後は戸谷が「公開も9月19日に決まり、僕もレゼ編大好きなので、いい作品を皆さんにお届けできるようがんばります」と劇場版への期待を煽り、イベントを締めくくった。
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劇場版「チェンソーマン レゼ篇」
2025年9月19日(金)全国公開
スタッフ
原作:
監督:吉原達矢
脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン:杉山和隆
副監督:中園真登
サブキャラクターデザイン:山崎爽太/駿
メインアニメーター:庄一
アクションディレクター:重次創太
悪魔デザイン:松浦力/押山清高
衣装デザイン:山本彩
美術監督:竹田悠介
色彩設計:中野尚美
カラースクリプト:りく
3DCGディレクター:渡辺大貴/玉井真広
撮影監督:伊藤哲平
編集:吉武将人
音楽:牛尾憲輔
配給:東宝
制作:MAPPA
キャスト
デンジ:
ポチタ:井澤詩織
マキマ:
早川アキ:坂田将吾
パワー:ファイルーズあい
東山コベニ:高橋花林
ビーム:花江夏樹
暴力の魔人:内田夕夜
天使の悪魔:
レゼ:上田麗奈
※吉原達矢の吉はつちよしの「𠮷」、山崎爽太の崎はたつざきの「﨑」が正式表記。
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