アニメ「パリピ孔明」長過ぎる作品の紹介に本渡楓「覚えられない」

四葉夕卜・小川亮原作によるTVアニメ「パリピ孔明」の放送直前を記念したステージイベントが、本日3月27日に東京ビッグサイトにて行われた「AnimeJapan 2022」内で開催された。

イベントには月見英子役の本渡楓、諸葛孔明役の置鮎龍太郎、KABE太人役の千葉翔也、オーナー小林役の福島潤が、それぞれ演じるキャラクターを彷彿とさせる服装を着用し登壇。MCはやついいちろうが担当した。登壇直後、やついと置鮎が孔明をイメージした服装を着ていることが明らかになり、“W諸葛孔明”が出演するプチハプニングに会場が湧く。その後行われたキャスト陣の自己紹介では、福島が「僕だけ、（マイクが）有線なんだぜ。いいだろぉ～」「（スーツの胸ポケットを指しながら）ここに素敵なハンカチが刺さっていると思うだろぉ？マスクなんだぜ～……すいません（笑）」と会場の笑いを誘い、和気あいあいといした雰囲気でイベントがスタートした。やついが「パリピ孔明」を“メンタル復活系エナジーエネルギッシュTVアニメ”と読み上げ紹介すると、キャスト陣からは聞き返す声が多発。本渡は「復活系エネルギーなんとかアニメ……覚えられない（笑）」と笑顔を咲かせた。

最終回のネタバレを封印して“ワクワク”を楽しむためのクイズコーナー「最終回ネタバレ封印企画」では、観客や視聴者たちがSNSを使用し参加できることがアナウンスされる。会場で次々とスマートフォンを取り出す観客たちに対して千葉が「本渡ちゃんを撮影しちゃだめですよ！」と冗談めかしつつ注意を促す。すると福島がすかさず「なんで本渡ちゃんだけなんだよ！」とツッコミ。置鮎が「うちらフリー素材だからね（笑）」と会場に笑いを誘った。

「最終回ネタバレ封印企画」の1問目はネタバレ回避のため架空のエピソードの中から最終回を投票する「どんな最終回？」クイズ。選択肢は1番が「諸葛孔明が『倍返しだぁ～』と叫んで終わる」、2番が「英子が名を売るために恋愛リアリティーショー『バチェ○ー』に出演」、3番が「孔明と英子の音楽性の違いで大モメ」となり、どれに投票するかを問われた千葉は「ラップバトルをするので3番は見てみたいですね」と回答する。本渡は1番を選択し、「孔明はずっと孔明であり続けてくれるところが魅力だなと思うので、どのような状況でそのセリをと叫ぶのか気になります」と述べた。トーク中に行われた集計結果では1番が最多投票数だったことを受け、福島が「最終回を1番で録り直したい」とこぼす。対して置鮎が「録り直そう（笑）」と冗談交じりに受け答えた。

さらに原作者・四葉から単行本を読んでいる人向けのクイズも。「TVアニメの最終回ネタの着想はなんだったでしょう」との出題に対し、選択肢は「郷ひろみ！まさかのライブ」「浜崎あゆみ！驚愕のライブ」「GLAY！伝説のライブ」の3つ。このアニメを作っている会社を考えればわかります、と鋭い発言をする千葉に対し本渡が「えい……えい……」、かぶせるように再度千葉が「えい……べ……」と言葉を漏らす。間を置かずに置鮎が「言ってる言ってる（笑）」とツッコミを入れ会場は笑いに満ち溢れた。なおクイズ企画の結果は、いずれも後日発表となる。

イベントの最後には、置鮎が「オーディションから参加させていただきましたが、ラップするの？とハードル高めで収録に臨んでおりました。千葉くんとのラップバトルにも注目してください」、本渡が「気づいたらなぜか毎話涙が止まらなかったです。96猫さんの歌も楽しみにしていてください」と観客、視聴者たちに語りかける。登壇者らはOP主題歌「チキチキバンバン」の音楽とともに退場し、ステージイベントは閉幕した。

「パリピ孔明」は、名軍師・諸葛亮孔明が若い肉体を手に入れ現代の東京へと転生するところから始まる物語。渋谷のクラブで出会った駆け出しのシンガー・月見英子の歌に感銘をウケた孔明は、彼女の夢を叶えるべく軍師（プロデューサー）となって音楽シーンに革命を起こしていく。TVアニメは4月5日から放送開始する。

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