真鍋昌平が“どんな悪人でも擁護する”弁護士描く新作1巻、「ウシジマくん」コラボ特典も

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「闇金ウシジマくん」真鍋昌平の最新作「九条の大罪」1巻が、本日2月26日に発売された。

「九条の大罪」1巻の帯あり。

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「九条の大罪」1巻のPOP。

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週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載中の「九条の大罪」は、どんな悪人でも依頼人ならあらゆる手段を駆使して擁護する弁護士・九条間人(くじょうたいざ)を主人公に描く物語。正義なき世を闊歩する、法とモラルの極限ドラマが展開される。1巻の発売を記念し、本日発売の日経新聞には全15段広告が掲載。また全国の一部書店では「九条の大罪」1巻を購入した人に、九条と「闇金ウシジマくん」の主人公・丑嶋馨が並ぶ特製ポストカードが進呈される。対象の店舗はスピリッツの公式サイトで確認を。

そのほか“無罪請負人”と呼ばれる弘中惇一郎弁護士からは「描かれている場面がどろどろした社会の底辺であるのに、きわめて新鮮で爽快である」とコメントが寄せられた。なお「闇金ウシジマくん」の最終章「ウシジマくん編」をまとめた「闇金ウシジマくん 最終章」1・2巻も本日発売された。

弘中惇一郎弁護士コメント

ひゅんと、日常生活を柔らかく覆う殻が突き破られて、荒涼たる、しかし、現実感覚の溢れた世界が広がる。
九条弁護士と烏丸弁護士の繰り広げる弁護活動は、ふつうの弁護士の目から見るとかなり逸脱していて、危なっかしい。それなのに、結果は悪くない。いや、素晴らしい。
家族もなく、ビルの屋上でのテント暮らしという九条弁護士は、失う物が何もないという意味で絶対的強者でもある。
作者は、弱い人間の哀れさと、そこにつけ込む悪や権力のむごさ、怖さを容赦なく描きだし、その上で、2人のスーパー弁護士を登場させて、落とし前をつけ、片付けていく。
この展開は、描かれている場面がどろどろした社会の底辺であるのに、きわめて新鮮で爽快である。

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