車戸亮太「ペスト」の1巻が、本日10月9日に発売された。
ノーベル文学賞を受賞したカミュの代表作をコミカライズした同作。194X年4月、アルジェリア北西部の港町・オランでは町中のいたるところに鼠の死骸が散乱していた。嫌な予感がしながらも、鼠だけに収まってくれればと考えていた医師のリウー。しかし、リンパ腺に強い炎症を起こす患者が次々と出始め……。新潮社のWebマンガサイト・Bバンチで連載中だ。
車戸亮太コメント
お陰様で1巻を出すことが出来ました。
ペストを描いていると、まるで今の世界の有様を描いているような錯覚に陥ります。
これは、単に原作が疫病ものであるからではなく、作品に込められた普遍性がそうさせるのだと思います。
不条理な災難に見舞われた人間の反応というものは、時代や地域が違っても、変わらないものなのでしょう。
それを表現し、書き上げたカミュに対し、畏敬の念が深まるばかりです。
この先も、その普遍性を損なうことなく、最後まで描ききれるように精一杯努力する所存ですので、是非ペスト第1巻、お手に取って頂ければ幸いです。
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うに昆布🔞rt注意 @sunaebi
とある町を恐ろしい流行病が襲う、カミュの代表作「ペスト」コミカライズ1巻 https://t.co/dEbx9bFLaq