シギサワカヤが描く女と女、初のガールズラブ作品集「君だけが光」

シギサワカヤの単行本「君だけが光」が、本日7月31日に発売された。

「君だけが光」には、社会人女性の逢瀬を描く連作シリーズと、「プレパラート」シリーズを収録。楽園 Le Paradis [ル パラディ]（白泉社）のWeb増刊にて発表された連作シリーズでは美砂と人妻の純香が、友人でも他人でも恋人でもない関係を続けていく。1度は別れた2人が行き着いた結論とは。一方の「プレパラート」シリーズは、楽園本誌に掲載された前後編と、Web増刊で公開された短編2本で構成。美術部の女子高生・八田と、ひょんなことから八田と仲良くなった女子高生・崎谷による出会いと別れ、そして再会が描かれた。

アニメイト、ゲーマーズ、書泉の百合部参加店では、8月26日まで「百合の『楽園』はここにある！フェア」と題したフェアを展開。「君だけが光」を購入した人にイラストカードが配布されるほか、楽園から刊行されているガールズラブ作品の購入者にも、1冊につき1枚イラストカードが進呈される。詳細は百合部のサイトにて確認を。さらにCOMIC ZIN、とらのあな、メロンブックス、ほか一部の書店では、イラスト付きの購入特典が先着順で付属する。

なおコミックナタリーでは楽園のガールズラブ特集を公開中。「百合以外描かない！」と断言し、楽園のWeb増刊にて「不条理なあたし達」を連載中の竹宮ジンに、楽園のガールズラブ作品の魅力をたっぷりと語ってもらった。シギサワの「君だけが光」に収められた「プレパラート」、「誰にも言えない」収録作の「エンディング」についても言及している。