夕暮れ社 弱男ユニット、「Mゲキ→ネクスト」で10年前の未上演作を改訂上演

夕暮れ社 弱男ユニットが、「僕たちは、世界を変えることはできない」を12月に三重と京都で上演する。

三重公演は、三重県文化会館が主催する「Mゲキ→ネクスト2016」選出作品として上演される。「Mゲキ→ネクスト」では毎年「同劇場に2週間滞在し、新作を創造・上演すること」「滞在期間中に積極的に県民との交流プログラムを展開すること」を条件に参加団体を募集しており、今年は夕暮れ社 弱男ユニットが選出された。

上演作品「僕たちは、世界を変えることはできない」は、10年前に村上慎太郎が京都造形芸術大学の卒業製作として手がけた未上演作。同作を2016年版にアップデートする。後藤の恋人であるモヨコは、戦争絵画を書きたいからと、後藤に別れを告げて戦地に赴く。と、後藤のもとに白いスーツを着た男が現れ、「自衛隊に入ろう」と誘うのだが……。

なお三重公演ののち、彼らの本拠地・京都でも公演を行う。