怪獣、初単独ライブ大成功で「もう見えました！」LLR＆ライスが激励

すーなかとまゆみちゃんによるコンビ・怪獣が、ピース又吉監修の初単独ライブ「怪獣のバラード」を、昨日2月21日に千葉・よしもと幕張イオンモール劇場で開催した。

怪獣は元ロシアンモンキーのすーなかと元少年少女の坂口（まゆみちゃん）が、2月2日に結成を発表したできたての新コンビ。記念すべき1回目の単独ライブは、「坂口さあ、俺とコンビ組まへん？」「私なんかでいいんですか？」という、電話でやり取りされた結成の瞬間を収めているVTR上映からスタートした。

2人は「とんでもない空気になるかもしれない」と冒頭こそ不安を覗かせていたものの、すでに2人の中で確立しつつある独特の間とボケで楽しませる漫才を5本披露。「残りの人生」と題したネタでは、パターン1とパターン2の両方を立て続けに試す。観客に手を挙げてもらった結果、まゆみちゃんがツッコむパターン1で今後ネタを固めていくことに。

「スマップ」というタイトルのネタはお気に入りのボケをしつこく繰り返す漫才だったが、思っていたほどの反応を得られなかったすーなか。「これが一番ウケると思ったのに！」と心境を吐露しつつ、まゆみちゃんと笑いあいながら最後までやり切った。

夫婦漫才のような掛け合いを見せたコント「夫婦」、大人な雰囲気で2人が接近するコント「ラーメン屋」でも会場を笑いに包んだ2人。またLLRとライスがネタの合間に登場して、「中須さんは演技が下手！」（LLR福田）などと叱咤激励を飛ばしていた。

すべてのネタを終え、まゆみちゃんは「9割スベると思ってた」と安堵。すーなかは「もう見えました！ 完全に」と手応えを感じている様子だった。なおライブのエンディングでは、怪獣がとにかく明るい安村とともによしもと幕張イオンモール劇場を盛り上げる「幕張セブンスターズ」に加入することが発表されている。怪獣の今後の活躍に期待しよう。