凛として時雨、ツアー終盤戦を飾る白熱の水戸公演

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2010年3月6日 14:55 10

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狭い会場のためフロア全体が常にモッシュピット状態に。3人はその熱気に油を注ぐ豪速球ナンバーをたたみ掛けるように投下し、密室を轟音で満たし続けた。

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ワンマンライブではおなじみの暴走MCで場を盛り上げたピエール中野。

凛として時雨の全国ツアー「凛として時雨 TOUR 2010 “I was music”」の水戸公演が、2月26日に水戸LIGHT HOUSEにて行われた。

今回のツアーは1月中旬から始まり、各地の大小様々な会場を回った後、4月17日のさいたまスーパーアリーナでファイナルを迎えるというスケジュール。水戸公演はツアーの20本目の公演にあたり、ツアー終盤戦の始まりを告げる一夜となった。

この日の水戸は気温も若干低めであいにくの雨だったが、会場に足を一歩踏み入れると異様な熱気と湿気が観客を迎える。フロアは人であふれ返り、開演直前までフロアに入れずにいる人もいるほどの盛況ぶり。開演を知らせる不穏なノイズがスピーカーから響くと場内の空気が一変し、会場は瞬時に轟くような歓声と喧騒に包まれた。

その狂乱状態を横目にメンバー3人は淡々とステージに姿を現し、破壊力あるナンバーをフロアに打ち付ける。序盤は若干ボーカルに揺れが見える部分もあったが、ハードスケジュールの影響が反映されてか、演奏は以前に比べよりタイトに。削ぎ落とされたソリッドなパフォーマンスが展開されていく。

中盤に差し掛かると、ドライブ感ある345(B,Vo)のベースから始まる新曲や、TK(Vo,G)がアコースティックを爪弾く「Tremolo+A」が演奏され、会場を少しだけチルアウトさせる。とは言え、蒸し風呂状態の空間は楽曲の持つエネルギーを増幅させ、緊迫した空気を一層強めていく。その空気はMCコーナーが始まるまで変わらず、すさまじい熱量がステージから放たれ続けた。

なおこの日のMCコーナーでピエール中野(Dr)は、まずは豪胆なドラムソロでそのテクニシャンぶりを披露。叩き終えると控えめに「しゃべってもいいかな?」と観客に問いかけ、大きな歓声が上がるときわどいマイブームをネタにトーク。さらに会場の近くにある「黄門さんおしゃべりパーク」について触れ、地方ならではのMCでオーディエンスを盛り上げる。そして新しいネタを仕込んだコール&レスポンスで観客を喜ばせると、最後は定番のXジャンプ。ソロ活動に終止符を打ったToshIのためにと観客にXジャンプを捧げさせ、ステージはクライマックスへと突入した。そのままライブの定番曲「nakano kill you」を筆頭にキラーチューンを連射すると、耳をつんざくようなノイズを轟かせ、きっちり1時間半弱でステージを終わらせた。

時雨の全国ツアーは残す公演もあとわずか。ツアー最終日のさいたまスーパーアリーナでは、一体どんな光景を見せてくれるのか楽しみなところだ。

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