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「斉木楠雄のΨ難」吉沢亮×賀来賢人インタビュー|悔しさや先輩の背中が成長させてくれる“福田組”という場所

麻生周一のマンガを福田雄一が映画化した「斉木楠雄のΨ難」が、10月21日に封切られる。山﨑賢人が主演する本作は、あらゆる超能力を持ちながら平凡な暮らしを望む高校生・斉木楠雄が、ワケありクラスメイトたちのせいで災難に見舞われていくコメディ。橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人がアクの強すぎるクラスメイト役を務め、ムロツヨシや佐藤二朗といった福田組常連キャストも共演に名を連ねた。

映画ナタリーでは本作の公開を記念し、重度の中二病・海藤瞬を演じた吉沢と、元ヤンの窪谷須亜蓮に扮した賀来にインタビューを実施。同じ事務所に所属する2人の出会いや、コメディ作品に対する姿勢について聞いた。さらに福田の監督作「銀魂」で悔しい思いをしたという吉沢と、福田組常連となりつつある賀来、それぞれの立場から本作の現場を振り返ってもらった。また最終ページにはフォトギャラリーを設けているので、お見逃しなく。

取材・文 / 浅見みなほ 撮影 / 須田卓馬

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吉沢亮×賀来賢人インタビュー

昔は恐れ多くて、全然しゃべれなかった(吉沢)

──せっかくお二人にお集まりいただいたので、まずは出会いから教えていただけますか。

賀来賢人 イベントじゃない? ほぼ毎年、年末に事務所主催の「HANDSOME LIVE」(アミューズ所属の若手俳優が歌やダンスを披露するファン感謝祭)っていうイベントをやっていて。

吉沢亮 そうですよね。たぶん、僕が出た2009年のハンサムが初めてってことになります。

──賀来さんは2014年まで参加されて、吉沢さんは今年の公演(「HANDSOME FILM FESTIVAL 2017」)を12月に控えていますね。ハンサムでご一緒していた当時、交流はありましたか?

賀来 そんなに……ないよね? 僕はわりと初期からいたメンバーで、亮は途中から入ってきたから。最初はそんなにしゃべらなかったかもね。最近初めて現場でちゃんと話しましたもん。

吉沢亮

吉沢 当時は全然しゃべれなかったですね。もう、恐れ多いですよ。

賀来 恐れ多いって(笑)。

──ハンサムといえば2013年の公演では、本作の監督である福田雄一さんが総合演出を手がけていました。

吉沢 僕は、福田さんとはそのときが初めましてでした。

賀来 あれが初めてなんだ!(笑)

吉沢 はい。福田さんはお忙しくてなかなかリハにも来られなかったので、きちんとお会いしたのは1回くらいなんですけど。でも僕は、あの年のハンサムが一番楽しかったです。

賀来 うん、面白かったよね。芝居の要素も多かったし。

吉沢 それも、ふざけたコメディで。みんなでハジけてたので、面白かったです。

賀来 亮がすごいハジけてるのを見て、楽しんでてよかったなーと思ってましたよ。

──その頃賀来さんは、もう福田組に参加経験がありましたよね。

賀来賢人

賀来 そうですね。僕は初舞台(「スマートモテリーマン講座」)と2本目(「モンティ・パイソンのスパマロット」)が福田さんの演出作なんですよ。それで、そのあと映像でも福田組に参加させてもらって。ハンサムの頃は今ほど関係は深くはなかったですが、福田さんの手法みたいなものはなんとなくわかっていたかな。

「銀魂」で溜まってたものを、全部爆発させた(吉沢)

──そしてそんな福田監督の映画「斉木楠雄のΨ難」で共演して、いかがでしたか。

「斉木楠雄のΨ難」

賀来 それが、一緒のシーンはあんまり……。

吉沢 そう、なかったんですよ。でも、やっぱり賀来さんはうまいなって思いました。

賀来 あれで!?

吉沢 (笑)。賀来さんが出演してるコメディは何本か舞台も観たし、映像作品も観させてもらってるんですけど、全部めちゃくちゃ面白くて。この「斉木」を観ても、何をやってるのかよくわからないんですけど、すっごく面白いっていう瞬間がたくさんあって、やっぱりプロだなって思いました。

──賀来さん扮する窪谷須亜蓮が、山﨑賢人さん演じる斉木楠雄に、顔が触れるほど至近距離で話しかけるシーンがありましたね。真顔を保たないといけない山﨑さんは大変だったと思います。

「斉木楠雄のΨ難」より、賀来賢人演じる窪谷須亜蓮(右)と山﨑賢人演じる斉木楠雄(左)。

賀来 あれは、撮り直すたびに(山﨑)賢人の(我慢の)名記録が出てきて。こっちも悔しくなって、ヒートアップしちゃったんです(笑)。

──笑わせる必要はないはずなんですが(笑)。福田組の先輩でもある賀来さんから見て、本作での吉沢さんはいかがでした?

賀来 いやいやいや、先輩なんて。でも、完成版を観たら亮がすごくのびのびやっていて、「いいぞいいぞ!」って、ニヤニヤしながら観てました(笑)。

吉沢 のびのびやらせてもらいました。

賀来 でも福田さんの現場って、一見ルールがないようで、実はちゃんとあるんですよ。最終的には福田さんがなんとかしてくれるんですけど、最低限のわび・さびがないと笑いって成立しないし。演者がコントロールしないといけない部分があると思うんです。それを亮は楽しみながらやっていましたよね。福田さんの作品って、ただふざければいいと思ってやってしまうと、お客さんからしたら見にくくなる人もいるんですよ。でも亮のお芝居はとても見やすかったので、すごいなと思いました。

「斉木楠雄のΨ難」より、吉沢亮演じる海藤瞬(左)。

──吉沢さんは、中二病の海藤瞬という役を、とても楽しそうに演じていましたね。

吉沢 はい。人生で一番のハマり役だと思ってます。自分の中に中二病がいるみたいで、芝居してると動きが降りてくるんです(笑)。「ギャラドスグラドス!!」とかの呪文はアドリブなんですけど、自分でも何言ってるのかわからなくて笑ってましたもん。

──変顔も惜しみなく披露されていましたが、「ここまでやっていいんだ!」とリミッターが外れたきっかけはありますか?

「斉木楠雄のΨ難」

吉沢 きっかけというか……(同じく福田監督作の)「銀魂」では周りがバンバン笑いをかっさらっている中、僕のところでは全然笑いが起きないっていう瞬間もけっこうあって、それが悔しいと思ってたんです。僕が演じた沖田総悟はクールというか、完全に“笑い”の役ではなかったから。要は女子人気が高いキャラで、あんまりふざけたりする役どころじゃなかったんです。「斉木」はそのあとすぐの撮影だったので、「銀魂」で溜まってたものを全部爆発させたっていう(笑)。今回は、はっちゃけられる役だったから、もう、全部やろうと思って挑みました。そうしたら監督も「もっとここをこうして!」っていう細かい演出もなく、のびのびやらせてくれたので、「じゃあこれでいいのかな」って。ひたすらやってみた感じです。

斉木楠雄さいきくすおΨ難サイなん
2017年10月21日(土)より全国ロードショー
「斉木楠雄のΨ難」
ストーリー

生まれながらにありとあらゆる超能力を与えられた高校生・斉木楠雄。彼は普通の生活に憧れつつも、クラスメイトが起こす災難に巻き込まれては、人知れず超能力を使って危機を回避していた。そんな斉木が年に1度、テレポートで抜け出し一人旅を満喫する日として楽しみにしていた文化祭。今年の文化祭は、何か問題を起こせば来年以降の開催がなくなってしまうという条件が付けられていた。だが斉木につきまとう学園のアイドル・照橋、ミステリアスバカこと燃堂、重度の中二病・海藤、熱血委員長の灰呂、元ヤンの窪谷須ら、ワケありクラスメイトたちがおとなしくしているはずがない。次々と襲い来る災難を超能力で解決していく斉木だったが、気付いたときには、たかが文化祭が地球滅亡の危機につながろうとしていた……。

スタッフ / キャスト

原作:麻生周一「斉木楠雄のΨ難」(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)

監督・脚本:福田雄一

主題歌:ゆず「恋、弾けました。」(セーニャ・アンド・カンパニー)

出演:山﨑賢人、橋本環奈、新井浩文、吉沢亮、笠原秀幸、賀来賢人、ムロツヨシ、佐藤二朗、内田有紀、田辺誠一ほか

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吉沢亮(ヨシザワリョウ)
1994年2月1日生まれ、東京都出身。2011年に特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」の仮面ライダーメテオ / 朔田流星役で注目を浴びる。2013年に「ぶっせん」でドラマと舞台に初主演。主な出演映画に「アオハライド」「オオカミ少女と黒王子」「さらばあぶない刑事」などがある。2017年にはドラマと2本の映画からなる「トモダチゲーム」シリーズや「銀魂」に出演。2018年には主演映画「あのコの、トリコ。」「ママレード・ボーイ」(桜井日奈子とのダブル主演)や、出演作「リバーズ・エッジ」「悪と仮面のルール」「レオン」の公開も控えている。現在、MBS・TBSにて小池栄子とW主演を務めたドラマ「恋する香港」が放送中。
賀来賢人(カクケント)
1989年7月3日生まれ、東京都出身。「神童」で俳優デビュー。「ごくせん THE MOVIE」「武士道シックスティーン」「森山中教習所」といった映画や、NHK連続テレビ小説「花子とアン」、「泣くな、はらちゃん」「Nのために」といったドラマに出演した。「俺はまだ本気出してないだけ」やAmazonプライム「宇宙の仕事」、ドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」といった福田雄一作品に多数参加している。2017年冬には主演舞台「流山ブルーバード」の上演を控えるほか、2018年に「ちはやふる -結び-」の公開を控えている。