「ハンナ・アーレント」監督＆主演が再タッグ、娘が母の過去たどるミステリー予告編

「ハンナ・アーレント」の監督マルガレーテ・フォン・トロッタと主演を務めたバルバラ・スコヴァが再びタッグを組んだ「The Misplaced World」が、「生きうつしのプリマ」の邦題で7月16日より公開。このたび予告編がYouTubeにて解禁された。

本作は、他界した母エヴェリンと生き写しの著名なオペラ歌手カタリーナの存在を知った娘ゾフィが、2人の関係を探る旅に出るミステリー。スコヴァが家族の知らない秘密を抱えたエヴェリンと、気まぐれでミステリアスなカタリーナの2役を演じている。「帰ってきたヒトラー」の公開を控えるカッチャ・リーマンが、自身も歌手でありながら仕事も恋もうまくいかず苦しむゾフィ役を務めた。

このたび公開された予告編は、父が偶然見つけたカタリーナのニュース記事について会話を重ねるシーンから始まる。母との関係を調べようとドイツからニューヨークへと渡ったゾフィだが、カタリーナには激しく拒絶されてしまう。その後、ゾフィが徐々に真実へと迫る様子が映し出されていく。

「生きうつしのプリマ」は東京・YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次ロードショー。