手塚賞9年ぶりの入選作がSQ.に、幽霊と女子高生のハートフルストーリー

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本日7月4日に発売されたジャンプスクエア8月号(集英社)には、第91回手塚賞において、同賞9年ぶりの入選となった坂東直「Real haunted HOUSE」が掲載されている。

「Real haunted HOUSE」のカラーカット。(c)坂東直/集英社

「Real haunted HOUSE」のカラーカット。(c)坂東直/集英社

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「Real haunted HOUSE」は、山奥にある廃墟を舞台に、来訪者を驚かせることに喜びを感じる幽霊の貴喜と、彼に出会った女子高生マナカによるハートフルストーリー。貴喜と出会ったマナカは、彼に「人の驚かし方を教えてほしい」と頼みこむ。

このほか今号には星野桂「D.Gray-man」の単行本掛け替えカバーが付属。8月4日発売の次号ジャンプスクエア9月号では、コナン・ドイル「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、竹内良輔が構成を手掛ける三好輝「憂国のモリアーティ」、Speakeasy(さがら総×橘公司×渡航)原作による前田理想「クオリディア・コード」が新連載としてスタートする。

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手塚賞審査員講評

浅田弘幸

課題も多いが、それ以上に「THE少年漫画」的な濃い画風に惹かれた。

尾田栄一郎

面白い。キャラクターも見せ場も上手く作られていて感動が届いた。

瓶子吉久(週刊少年ジャンプ編集長)

決して絵が上手いわけではないが、考えて描いているのが伝わる。

編集部総評

作者の熱量が作中の随所に感じられて、見事、9年ぶりの栄冠に輝いた。

坂東直コメント

人を驚かすっていう漫画を描いたのですが、担当さんから結果の電話をいただいた時は自分が1番驚かされました。勿論嬉しい気持ちはあるのですが、ここが新しいスタートラインだなとひしひしと感じたので、慢心せず気を引き締めて、もっと面白い漫画を描いていけるよう頑張ります。

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ねく @nek3x

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