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「すくらっぷ・ブック」などで知られる小山田いくが59歳で逝去

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「すくらっぷ・ブック」などで知られる小山田いくが、3月23日に長野県小諸市の自宅で亡くなっていたのが発見された。関係者によると病死とみられるが、詳しい死因などは明らかになっていない。享年59歳。

1979年に本名の田上勝久名義で執筆した「五百羅漢」でデビューした小山田は、1980年、週刊少年チャンピオン(秋田書店)にて「すくらっぷ・ブック」で初連載。出身地である小諸市の中学校を舞台とする青春群像劇として人気を博した同作は、2006年に復刊ドットコムより「小山田いく選集」の一部として再構成されたものが刊行されている。また2009年には週刊少年チャンピオン40周年企画の一環として、同作の新作エピソード「夢のありか」を執筆、こちらは単行本「週刊少年チャンピオン40th」に収録されている。

その後「ぶるうピーター」「ウッドノート」などを描いたのち、1987年の「マリオネット師」以降は環境問題などの社会的テーマを絡めた作品を発表し、社会派少年マンガ家としての地位も確立。1990年代後半はホラー作品も執筆していた。

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