パワーアップしたステージをライブ配信!佐藤流司・三浦涼介・小柳心・梅津瑞樹が語る、じゅじゅステ第2弾

人間の負の感情から生まれる呪いと、呪術師との戦いを描いた「呪術廻戦」(集英社刊)は、「週刊少年ジャンプ」で連載されている芥見下々作の人気マンガ。12月15日に開幕した舞台化第2弾「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」では、主人公の虎杖いたどり悠仁ゆうじたちが通う東京都立呪術高等専門学校と、姉妹校である京都府立呪術高等専門学校による交流会や、虎杖らと特級呪物・呪胎九相図の受肉体である壊相えそう血塗けちずの戦いが描かれる。

U-NEXTでは、12月29日18:00開演回、1月14日12:30開演回、千秋楽となる同日18:00開演回を独占ライブ配信。舞台化第1弾に続き、虎杖役を務める佐藤流司、五条ごじょうさとる役を演じる三浦涼介、呪術高専京都校のメンバーとして新たに参加する東堂とうどうあおい役の小柳心、加茂かも憲紀のりとし役の梅津瑞樹に、パワーアップした舞台化第2弾の見どころや、配信で視聴する際におさえたいポイントを聞いた。

取材・文 / 興野汐里撮影 / 須田卓馬

うわあ!本物の五条悟だ!

──虎杖悠仁役の佐藤さん、五条悟役の三浦さんは2022年に上演された舞台「呪術廻戦」第1弾から続投、東堂葵役の小柳さん、加茂憲紀役の梅津さんは今作「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」で舞台「呪術廻戦」シリーズに初参加します。初出演のお二方は「呪術廻戦」という作品にどのようなイメージを持っていましたか?

小柳心 チープな表現で恐縮なんですけど……本当に面白いマンガだなって!!

佐藤流司 すごく素直な感想!(笑)

小柳 だって本当のことなんだもん!(笑) 実は僕、舞台「呪術廻戦」第1弾を拝見しているんですけど、「あの『呪術廻戦』をどうやって舞台化するの!?」と、とても楽しみにしながら劇場へ向かった記憶があります。

三浦涼介 観に来てくれてたんだ! うれしいな。

梅津瑞樹 「呪術廻戦」は、友情、努力、勝利をモットーとした「週刊少年ジャンプ」作品でありながら、すごくダークな印象があります。「最近の少年たちはこういうダークヒーローものが好きなのかい?」と思って少しびっくりしました。僕らの世代はみんな「いちご100%」を読んでいたから、時代の流れを感じましたね。

一同 ははは!

左から小柳心、梅津瑞樹。

左から小柳心、梅津瑞樹。

──佐藤さんと三浦さんにとって、舞台「呪術廻戦」第1弾はどのようなステージでしたか? 作品を立ち上げるうえで苦労したことや、印象に残ったエピソードなどがあれば教えてください。

三浦 2.5次元舞台作品に立ち上げの段階から携わらせていただくのが初めてだったので、五条悟としての居方や、自分が演じる五条が作品ファンの方々からどのように見えているかをすごく意識していました。正直に言うと、初めのうちは“役として存在すること”に囚われて、芝居心を忘れてしまっていた部分があったと思います。でも本番が始まってから、共演者の皆さんやお客様にエネルギーをもらって、少し自信を持つことができたんじゃないかなと。さらにファンの皆さんが後押ししてくださったおかげで、舞台「呪術廻戦」をまた上演することができたと思うので、本当にありがたい気持ちでいっぱいです。

佐藤 例えば、五条先生がアイマスクを取ったときのヘアスタイルの変化や、悠仁が両面宿儺りょうめんすくなに変わる瞬間って、アニメやマンガだと作画を変えれば表現できるけど、人間が演じるときはギミックが必要になる。そのやり方を試行錯誤する作業が楽しかったですね。

左から佐藤流司、三浦涼介。

左から佐藤流司、三浦涼介。

小柳 初演を観て一番印象的だったのは、涼介くんが登場したときに「うわあ! 本物の五条悟だ! 五条先生が本当に存在してる!」と感じた瞬間でしたね。アイマスクがあまりにも精巧な作りだったので、「はて、五条先生はちゃんと前が見えているのかしら?」と心配になりましたけど(笑)。

三浦 ははは! 最初にポスター撮影をしたときはプロデューサーの方が手を取って、「ここが立ち位置だよ」と誘導してくださっていたんですけど、本番を迎えるまでにスタッフの皆さんが何度も改良してくださって、しっかりと前が見える作りになりました(笑)。

役として生きる比率を増やす

──12月15日の開幕に向けて、現在お稽古が進められていますが(取材は12月上旬に行われた)、どのようなことを意識しながらご自身の役と対峙しているのでしょう?

佐藤 第1弾のときは佐藤流司としてしっかり板の上に立ち、自分らしく芝居をすることを心がけていたんですけど、今回はもう少し役を迎え入れる形で、“悠仁として生きる比率”を増やして、原作ファンのお客様に満足していただけるような作品作りを目指しています。

──ご自身の中で何か心情の変化があって、役との向き合い方を変えたのでしょうか?

佐藤 そうですね。前作を経て、“2.5次元舞台とは何か”ということについて改めて考えたのが大きいと思います。

三浦 僕の場合、意識的に何かを変えようとしているわけではないんですが、今回新たなキャストさんを迎えたことによって、自分の感情が変化している部分があると思います。稽古をする中で、新しいキャストさんたちのパワーをダイレクトに感じているので、それをプラスの方向にアウトプットしていきたいですね。

佐藤流司扮する虎杖悠仁。

佐藤流司扮する虎杖悠仁。

三浦涼介扮する五条悟。

三浦涼介扮する五条悟。

梅津 僕が大切にしているのは、いかに目を開けないか。加茂憲紀は糸目なので(笑)。

一同 ははは!

梅津 前方3列目ぐらいまでのお客さんにしか気付いてもらえないかもしれないんですけど、ここぞ!という瞬間に目を開けることにこだわりたいなと。あとは、舞台では描かれていない加茂のバックボーンがわかるような役作りをしたいと思っています。

小柳 僕が意識しているのは、ジムに行って東堂の身体を作ること。以上! ぜひとも東堂の身体目当てで劇場に足を運んでいただければ(笑)。

佐藤 良くない表現だなあ!(笑)

梅津瑞樹扮する加茂憲紀。

梅津瑞樹扮する加茂憲紀。

小柳心扮する東堂葵。

小柳心扮する東堂葵。

小柳 せっかく生身の人間が演じるんだから、キャラクターの見た目が似ているほうがお客さんもその作品の世界に没入しやすいと思うんですよ。なので、もっと東堂の肉体に近付けられるように、「上腕二頭筋を鍛えるハンマーカールのトレーニングをたくさんやったほうがいいかな?」というようなこと考えながら、日々筋トレに励んでいます。

梅津 稽古場でも掛け声をしたくなるときがありますもん(笑)。

小柳 「すごい! 腹筋、メロンパンみたいだね!!」的な?

梅津 そんな感じです(笑)。

小柳 東堂は基本的にずっと上裸なんですよ。キャストのみんなにも慣れてもらわないといけないから稽古場で服を脱いでるんですけど、今の時期はさすがに寒い!

一同 ははは!