パワーアップしたステージをライブ配信!佐藤流司・三浦涼介・小柳心・梅津瑞樹が語る、じゅじゅステ第2弾 (2/2)

「京都姉妹校交流会・起首雷同」編は“2.5幕”構成?

──舞台「呪術廻戦」第1弾では、ステージ上に移動式の足場・イントレが組まれ、スクリーンに映像やテロップが投影されるという、シンプルな舞台美術で作品世界が表現されていました。音楽面で言うと、ロック、ラップ、バラードなど、さまざまなジャンルのナンバーが歌唱される場面が多数ありましたが、「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」では、特にどのような部分がブラッシュアップされていると感じますか?

佐藤 今回、舞台美術やギミックの内容がかなり変わるので、まるで映画を観ているような気持ちになると思います。相当すごいことになってますよ!

三浦 披露する曲数は減ったんですけど、大事なところで音楽が効いてくる場面があるので、そこを楽しみにしていてほしいですね。お芝居の部分だと、僕は禪院ぜんいん真希まき真依まい姉妹のシーンがお気に入りです。稽古を観ているとなんだか泣けてきてしまうんですよ。あとは、悠仁、(伏黒ふしぐろめぐみ、(釘崎くぎさき野薔薇のばらのシーン。3人共、すっごくチャーミングなんです!

三浦涼介

三浦涼介

小柳 涼介くんが言っていたように、音楽の力を借りてリアルとイメージの世界をつなぐ場面が多いので、今回はより一層音楽の効果を感じられるんじゃないかな。……なんて、まるで前作に出ていた人のような口ぶりで話してますが!(笑) 個人的には2幕の冒頭が見どころだと思います。

佐藤 あれは衝撃的ですよね! 言うなれば、“2.5幕”構成になっている。観ていただければ意味がわかると思います。

梅津 悠仁と東堂のバトルも面白いですし、後半のあるシーンである技が繰り出されるところが自分のおすすめポイントです。その場面には北村海さん演じる血塗が登場するんですけど、すごく可愛らしくて。でも観ていて少し悲しくなるというか、切ない気持ちにもなりますね。

梅津瑞樹

梅津瑞樹

佐藤 「呪術廻戦」の原作自体、バトルシーンとギャグシーンが混ざり合っている緩急の多い作品なので、今回の「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」もジェットコースターのような展開の構成になっていると思います。

満足してもらえる自信がある

──「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」では、東京公演の12月29日18:00開演回、兵庫公演最終日にあたる1月14日12:30開演回、同日18:00開演回がU-NEXTにて独占ライブ配信されます。近年、演劇界においても配信サービスの整備が進み、配信を利用する視聴者が増えましたが、皆さんは配信で演劇作品をご覧になることはありますか?

佐藤 俺はちょくちょく観ますね。最近だと、「『僕のヒーローアカデミア』The “Ultra” Stage」とか、THE RAMPAGEの長谷川慎くんが出演していた「ロミオ&ジュリエット」とか。気になっていたけど、劇場で観られなかった作品を配信で観ることが多いので、助かっています。

──U-NEXTのマルチアングル配信では、スイッチング映像と全景映像をご自身で切り替えながら視聴することができます。「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」をマルチアングル配信で視聴する場合、スイッチング映像と全景映像、どちらをおすすめしたいですか?

佐藤 俺は全景派かな。

小柳 演劇をやっている身としては、「今、ここで何が起こっているんだろう?」とか「上手側は転換中なんだな」とか、スタッフワークに注目しながら全景映像を観てしまいそう。

小柳心

小柳心

佐藤 確かに。「あのシーンの照明はどう作られているのかな?」って作り手サイドの気持ちでじっくり観てしまうかも。

三浦 そういえば自分は今まで、どちらをチョイスするか考えたことがなかったかもしれない。でも、アップで観られるのは配信ならではですよね。「この俳優さん、こういう表情をしていたんだ」とか「すごく良い表情をしていると思ったけど、寄りで観たら実際そうでもなかった!」とか。

小柳 急にぶっ込んできたな!?(笑)

三浦 冗談、冗談!(笑) 細かい表情は近くで観られないことが多いので、ぜひ配信で楽しんでいただけたらと思います。

梅津 逆に、映像を使ったシーンやいろいろな技が繰り出される場面は、全景で観たほうがわかりやすそうですよね。自分のシーンで言うと、「今、カメラに抜かれているだろうな」とわかるときは、意識的にしっかりと目をつむりたいと思います(笑)。

小柳 ははは! 東堂と加茂が会話するシーンがあるんだけど、梅津くんは俺が去ってからも俺がいたところに向かってしゃべっているんだよね。だから、ちゃんと目をつむってるんだなっていうことがわかって面白い(笑)。

梅津 声を発しながら動いてくれたら、相手の位置がわかるんですけど、セリフを言ったあとに移動されると、どこにいるかわからなくなるんですよ(笑)。

小柳 なるほどね(笑)。僕は個人的に、真希さんと真依さんの繊細なやり取りをぜひ寄りで観てほしいと思います。僕の筋肉は引きで観てほしいかな。寄りで観て、「もうちょっと三角筋を大きくできなかったの!?」って言われたら悲しいから……。

佐藤 そんなこと言う人、たぶんいませんよ!(笑) 劇場で芝居を観るときは全景に近い状態で観るじゃないですか。せっかく配信でご覧になるなら、スイッチング映像のほうが良いんじゃないかなと思いつつ、観る方のお好みで選んでいただけたら良いと思います。劇場で観るときも、オペラグラスを使って細かいところまで観たい人もいれば、全体を俯瞰したい人もいるし。スイッチング映像と全景映像、どちらを観てもらっても満足してもらえる自信があるので。

佐藤流司

佐藤流司

三浦 カッコいいね。ところで、閑古鳥が鳴くようなとあるシーンは、どちらで観てもらったら良いんだろう?

佐藤 寂しさが強調されるから、あのシーンは絶対に全景で観たほうが良いですよ!(笑)

──どの場面のことを指しているのか、配信で確認していただきたいですね(笑)。一方で、劇場へ足を運ぶお客様にはどのようなところを楽しんでもらいたいですか?

佐藤 今回、コロナ禍が落ち着いてきたんだな、ということを感じられる演出があるので、そこを楽しんでいただきたいですね。

三浦 そうだね。実はあの演出、緊張するからあまり得意ではないんだけど(笑)、お客様に喜んでもらえるシーンの一つだと思うので、精一杯がんばります。

小柳 僕が舞台「呪術廻戦」第1弾を観て感じたように、「うわあ! 本物だ!」と思っていただけると良いですよね。特に、究極メカ丸とパンダのバトルシーンはすごいですよ。「ロボットと突然変異呪骸があんなにたくさん戦って良いの!?」ってびっくりするんじゃないかな。

梅津 僕は殺陣ですね。映像を使って表現する殺陣もあるんですけど、武器を持たない、いわゆる無手の殺陣も多いんです。無手のところは割と細かい動きがついているので、「こういうところを殴っているんだ」「こういう蹴り方をしているんだ」というような発見がたくさんあるんじゃないかと。特に悠仁は無手で戦うことが多いので注目です。

佐藤 「京都姉妹校交流会」も「起首雷同」も個人的にすごく好きなエピソードで、「呪術廻戦」ならではのアクションがたくさん盛り込まれているし、登場人物たちが抱えている悲しみや苦しみが細やかに描かれている。自分たちとしてもすごくやりがいがあるし、観る価値がある作品に仕上がっているので、年末から年明けまで、皆さんと一緒に駆け抜けられたらと思っています。応援のほどよろしくお願いします。

左から梅津瑞樹、三浦涼介、佐藤流司、小柳心。

左から梅津瑞樹、三浦涼介、佐藤流司、小柳心。

U-NEXT「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」配信情報

「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」U-NEXT独占ライブ配信決定!

①2023年12月29日(金)18:00開演回

配信期間
ライブ配信:2023年12月29日(金)18:00~公演終了時間まで
見逃し配信:準備が整い次第~2024年1月5日(金)23:59

チケット販売期間
~2024年1月5日(金)20:59

②2024年1月14日(日)12:30開演回

配信期間
ライブ配信:2024年1月14日(日)12:30~公演終了時間まで
見逃し配信:準備が整い次第~2024年1月21日(日)23:59

チケット販売期間
~2024年1月21日(日)20:59

③2024年1月14日(日)18:00開演回(千秋楽)

配信期間
ライブ配信:2024年1月14日(日)18:00~公演終了時間まで
見逃し配信:準備が整い次第~2024年1月21日(日)23:59

チケット販売期間
~2024年1月21日(日)20:59


3公演ともマルチアングル配信

スイッチング映像と全景映像を自分で切り替えながら視聴可能。

視聴料金(ライブ配信+見逃し配信付き)

税込3800円
※ライブ配信終了後は、見逃し配信のみ購入可能。

U-NEXT

ライブ配信視聴キャンペーン

3公演のうち1公演以上を視聴し、応募フォームに記入すると、抽選で5名に「舞台『呪術廻戦』-京都姉妹校交流会・起首雷同-」の公演ポスターがプレゼントされる。

応募締切:2024年1月21日(日)23:59

応募フォーム

プロフィール

佐藤流司(サトウリュウジ)

1995年、宮城県生まれ。2011年、特撮ドラマ「仮面ライダーフォーゼ」の佐竹輝彦役で俳優デビュー。以後、「ミュージカル『テニスの王子様』2ndシーズン」財前光役、「ライブ・スペクタクル –NARUTO-」うちはサスケ役、「學蘭歌劇『帝一の國』」久我信士役、「ミュージカル『刀剣乱舞』」加洲清光役などを務める。2024年1月に開催される「OTOKOMAE フェス」に音楽パフォーマンスユニット・ZIPANG OPERAのメンバーとして出演。同年夏に公開・上演される東映ムビ×ステ「邪魚隊 / ジャッコタイ」で主演を務める。

小柳心(コヤナギシン)

1987年、東京都生まれ。映画「OUT」「HiGH&LOW THE WORST」、特撮ドラマ「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」などに俳優として出演するほか、ドラマ、ミュージカル、演劇作品などの脚本執筆も行う。2020年に原田優一、オレノグラフィティ、鯨井康介とPAT Companyを結成。2024年夏に公開・上演される東映ムビ×ステ「邪魚隊 / ジャッコタイ」に出演予定。

梅津瑞樹(ウメツミズキ)

1992年、千葉県生まれ。2015年から2022年まで虚構の劇団のメンバーとして活動。自身がプロデュースし、橋本祥平と共同企画した演劇ユニット・言式を2023年に旗揚げした。主な舞台出演作に、「舞台『刀剣乱舞』」、舞台「紅葉鬼」、「ミュージカル『薄桜鬼 真改』」などがある。2024年2・3月、ミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」本公演に出演予定。

三浦涼介(ミウラリョウスケ)

1987年、東京都生まれ。2002年の映画「おぎゃあ。」で俳優デビュー。2005年から2006年にかけて放送された特撮ドラマ「超星艦隊セイザーX」でケイン・ルカーノ / ビートルセイザー役、2010年から2011年にかけて放送された「仮面ライダーオーズ/OOO」でアンク / 泉信吾役を演じた。2024年1月に開催される「OTOKOMAE フェス」に出演予定。