舘ひろしと柴田恭兵の出会いはやっぱり奇跡、「あぶない刑事」大ヒットに感謝

6

1276

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 225 1031
  • 20 シェア

映画「帰ってきた あぶない刑事」の大ヒット御礼舞台挨拶が本日6月5日に東京・丸の内TOEIで行われ、キャストの舘ひろし柴田恭兵が登壇した。

「帰ってきた あぶない刑事」の大ヒット御礼舞台挨拶の様子。左から舘ひろし、柴田恭兵。

「帰ってきた あぶない刑事」の大ヒット御礼舞台挨拶の様子。左から舘ひろし、柴田恭兵。

大きなサイズで見る(全35件)

「あぶない刑事」シリーズは、舘と柴田扮する刑事コンビ、“タカ”こと鷹山敏樹と“ユージ”こと大下勇次の活躍を描いたもの。映画「さらば あぶない刑事」以来約8年ぶりとなる今作は、彼らがニュージーランドから横浜に凱旋するところから物語が展開する。

ファンと交流しながら入場する舘ひろし(手前)と柴田恭兵(奥)。

ファンと交流しながら入場する舘ひろし(手前)と柴田恭兵(奥)。[拡大]

ファンとともに映画の大ヒットを祝う舘ひろし(左)と柴田恭兵(右)。

ファンとともに映画の大ヒットを祝う舘ひろし(左)と柴田恭兵(右)。[拡大]

大歓声に迎えられながらステージに上がった2人は、「あぶない刑事」のビジュアルがデザインされた缶飲料を手に、ファンと乾杯して映画のヒットを祝う。そして舘は「つい先日ゴルフの打ちっぱなしに行ったら、隣の人が『映画を観ました』と声をかけてくれた」と報告し、柴田は「始球式をやったときに、草野球仲間が『ナイスピッチングだった』と連絡をくれました。あと50kmくらいは出せたんですけど」と茶目っ気たっぷりに話した。

舘ひろし

舘ひろし[拡大]

柴田恭兵

柴田恭兵[拡大]

舘いわく「あぶない刑事」は“プライベートは絶対に見せない”というコンセプトで始まったそうだが、本作ではタカとユージの私生活も描かれる。舘は「今回は見せてもいいんじゃないかなという話になりました」「2人が暮らしている部屋はもうちょっと古いアパートをイメージしていたんです。ちょっときれいすぎたけど、あれはあれでいいかな」とコメント。柴田は「プライベートの顔も見てもらえたらうれしいなという思いもありました」と続けた。

「シリーズを観たことがなかったが、タカとユージが気になりすぎて観てきた」という感想が寄せられると、舘は「ありがたいですね」とにっこり。柴田は「初号試写を観終わって舘さんと目が合ったとき、にこっと笑ってうなずいてくれたのを覚えています。タカはダンディーで、ユージはまあそれなりに。ゲストの方は素敵だし音楽もよかった。でも、そう思うのは70歳を過ぎたおじいさんの感覚で、果たしてこれが届くだろうかと不安でした。こんなにヒットして今はほっとしています」と率直な心境を明かし、これまで応援してくれたファンに感謝を伝える。

銃の構え方を披露する舘ひろし(左)と、その様子を見守る柴田恭兵(右)。

銃の構え方を披露する舘ひろし(左)と、その様子を見守る柴田恭兵(右)。[拡大]

「僕はいっぱい撃ちたかったんです」と、マイクを使って銃の構え方を再現する柴田恭兵(右)。

「僕はいっぱい撃ちたかったんです」と、マイクを使って銃の構え方を再現する柴田恭兵(右)。[拡大]

ドラマ放映開始からの38年を振り返って、舘は「やっぱり恭様(柴田)こそが『あぶない刑事』だと思う。家で言うと僕は土台で、恭様は建物」「この2人の出会いはやっぱり奇跡だと思います」としみじみ。柴田は「舘さんとでなければ、こんなふうにできなかった」と返し、「歳を取りましたよね。本当に、皆さんに支えられて今回の映画ができました」と顔をほころばせた。

左から舘ひろし、柴田恭兵。

左から舘ひろし、柴田恭兵。[拡大]

左から舘ひろし、柴田恭兵。

左から舘ひろし、柴田恭兵。[拡大]

「年齢を重ねてできなくなったこと、できるようになったことは?」との質問が飛ぶと、舘は「走るのがしんどい。ジャンプするシーンも、昔と比べるとあまり跳んでいないんです(笑)。できることはあまりない気がします」と吐露する。それを受けて柴田は「舘さんができるようになったのは、台本を読んでくるようになったこと! 昔は犯人を見たらすぐに撃とうとしたし、20時くらいになると帰っちゃった。女性が舘さんを放っておかなかったんですよね」と声を上げ、会場に集まったファンを笑わせる。昔は“遊ぶのに忙しかった”という舘は「20時からデートだから18時には帰りたいと言ったのに、全然終わらなくて。間に合わないから帰っちゃった」と素直に認め、「すみません、ご迷惑をかけて……」と時を超えて謝罪した。

サングラスを外し、会場を大いに沸かせた舘ひろし(左)と柴田恭兵(右)。

サングラスを外し、会場を大いに沸かせた舘ひろし(左)と柴田恭兵(右)。[拡大]

さらに、土屋太鳳演じる永峰彩夏のセリフ「2人って愛し合っているの?」にちなんで、「お互いの愛しているポイントは?」という質問が。舘は「僕の俳優人生の中で、恭様に会えて『あぶない刑事』という作品ができたことが奇跡。本当に感謝しています」と、柴田は「優しさとわがままさに振り回されて、ずっと付き合ってきました。大好きです」と思いを伝え合う。

タカとユージのやり取りをステージ上で披露した舘ひろし(左)と柴田恭兵(右)。

タカとユージのやり取りをステージ上で披露した舘ひろし(左)と柴田恭兵(右)。[拡大]

階段から軽快に飛び降りる柴田恭兵。

階段から軽快に飛び降りる柴田恭兵。[拡大]

最後に2人は、ステージ上に用意された着信中の電話を取り、「はい、こちら、タカ&ユージ探偵事務所でございます」「なんだって!? 薫がまた大暴れしてるんだって!」「じゃあ、行こうぜユージ」「OK」と映画さながらの芝居を披露。その後ステージを降り、客席のファンとの交流を楽しみながら去って行った。

原廣利が監督を務めた「帰ってきた あぶない刑事」は全国で上映中。

この記事の画像・動画(全35件)

(c)2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

映画「帰ってきた あぶない刑事」予告編

読者の反応

  • 6

キャサリン☆ @22kyasarin

かっこおじ https://t.co/EsSQSm9250

コメントを読む(6件)

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 帰ってきた あぶない刑事 / 舘ひろし / 柴田恭兵 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。