超ときめき♡宣伝部が1月12日に東京・TSUTAYA O-EASTで行われるライブシリーズ「TOUCH」の第1弾に出演する。
「TOUCH」は“今”触れたいアーティストの音楽を、カルチャーの街・渋谷からジャンルレスに発信していくライブナタリーによる新企画。リアルライブとuP!!!での生配信を併せたハイブリッドな形で公演が行われる。これに合わせ、音楽ナタリーでは超とき宣のメンバーにインタビュー。“出会い”や“触れ合い”を意味するタイトルの「TOUCH」にちなみ、メンバー同士の初対面の瞬間やこれまでの活動の中で印象的だった出会いを振り返ってもらったほか、渋谷にまつわる思い出、「TOUCH」を含む2021年のライブへの意気込みを聞いた。
※本公演は緊急事態宣言発出に伴う新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由に、2月1日(月)に無観客生配信ライブとして開催されることなりました。
取材・文 / 近藤隼人 撮影 / 佐々木康太
メンバーと初めて“TOUCH”した瞬間
──新ライブシリーズ「TOUCH」は“出会い”や“触れ合い”がコンセプトということで、今日はとき宣にとっての出会いの瞬間を振り返っていただこうと思います。まず、メンバー同士初めて会った日のことを覚えていますか?
辻野かなみ おー! そういう振り返りは初めてです(笑)。
坂井仁香 この中で最初に出会ったのは仁香とかなみんですね。「いとをかし」(スターダストプロモーション芸能3部による劇団「少女劇団いとをかし」)の第1回の頃かな……?
辻野 6、7年前? 出会った頃、仁香はまだ小学生だったよね。
坂井 小学6年生だったかも。そのあと中学校に上がったときに、自己紹介で「中1です」って言わなきゃいけないのに、「小学6年生です」って何回も間違えてた記憶がある(笑)。出会った頃、かなみんはおとなしいというか、大人っぽいイメージがあったんですよ。メイクとかできて、女子力がある年上のお姉さんみたいな。
辻野 私の仁香に対するイメージは、活発で積極的な女の子という感じでした。いい意味で今とそんなに変わらないです。
──坂井さんから見た辻野さんのイメージに変化はありますか?
坂井 ありますね(笑)。最初は憧れのお姉さんという感じだったんですけど……。
菅田愛貴 あははは!(笑)
辻野 でも、そう思われてたのはちょっとうれしい(笑)。
坂井 仲よくなってみるとけっこう抜けている部分があったり、おしゃべりが好きだったり。女子力が高いというイメージはまったく変わらないんですが、意外とフレンドリーだったというか、明るくて……(驚いたような表情で)ああっ!
辻野 えっ! なに!?
吉川ひより 急にびっくりするよ!(笑)
坂井 思い出した! まだそこまで仲よくなかったときに、一緒にオーディションに行ったの覚えてる? 仁香と仁香のママと、かなみんと3人で。
辻野 あー! 渋谷に歩いて行ったときの……?
坂井 そうそう! そのときに初めてちゃんと話したんじゃないかな。そのあと「輝女」(2014年4月よりJ-COMチャンネルで放送されていた番組「私立輝女学園~KAGAJO.COM~」)で一緒になって、さらに仲よくなったと思う。
辻野 その「輝女」の1期の後半におはるが転校生的な感じで入ってきたんだよね。すごくよく覚えてる。
小泉遥香 私は当時、仁香はおとなしい子だと思っていて、しゃべってみたら意外とおしゃべりでした。かなみんはもっとおとなしいイメージで、メイクに関する知識がやっぱりすごかった(笑)。当時の私はメイクにまったく興味がなかったから、マスカラしている女の子がすごく大人に見えたんです。レッスン場にメイクポーチを持ってきていたし。
辻野 「いとをかし」には私よりも年上の子がいたので、いろいろ教えてもらってたんですよ。それでメイクとかに興味が湧いてきたんです。
日傘を差してる子がいる!
坂井 そのあと、「いとをかし」の第2回でひよりんが入ってきたんだよね。
小泉 でも、ひよりとはその前にオーディションで1度出会ってるよね。
吉川 そうそう、そのときにおはるが日傘を差して来たんですよ! お母さんと「見て! 日傘差してる子がいるよ!」って話した記憶があります(笑)。私はずっと部活をやってたから真っ黒だったんですけど、逆におはるは色が白くて、自分の黒さにびっくりしました(笑)。
坂井 確かに、ぴよは最初黒かったよね。
小泉 そのときはお互いに全然しゃべらなかったし、こんなにずっと一緒にいることになるとは思わなかったね。
辻野 思わなかったー。おはるは何に対してもすごく積極的で、自分にはないものを持ってるなってびっくりしました。
杏ジュリア そうなんだ。
小泉 あのときはね、うん、なんか変だった(笑)。当時、かなみんは人見知りだったの?
辻野 うーん、しゃべれるけど、そんなに積極的にはいかない感じだった。
──一番印象が変わったのは誰ですか? 途中からとき宣のお笑い担当になっていった吉川さん?
辻野 でも「輝女」の収録で1人ずつ挨拶するとき、ぴよが変顔してた記憶があって。当時も明るい子なのかなという印象でした。
吉川 そういう場では思い切りできたんだけど、それ以外のときは全然しゃべれなかった(笑)。
辻野 でも暗いというわけでもなく、普通に明るい子っていうイメージだったよ。
坂井 ファンの人の目にも当時からそう映っていたとは思うけど、今みたいにたくさんしゃべるイメージはなかったのかも。やっぱり途中から面白担当みたいになっていったし。
──何がきっかけで変わったんでしょう?
坂井 私の考えだけど、4人体制で活動していた時期から変わったんだと思う。人数的に1人ひとりがしゃべる時間も多かったのもあって、少しずつ自分を出せるようになったんじゃないかな。で、年下のメンバーが入ってきたことで、お姉さんになったというか、さらに殻を破っていった感じ。
吉川 確かにそうかも。徐々に自分をさらけ出せるようになったんだと思います。
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新たな出会いはいつも緊張する
2021年1月21日更新