ノイキャン機能のおかげで苦手だった渋谷も好きに

──たかはしさんは普段、音楽を聴くときにヘッドホンやイヤホンを使っていますか？

私は今ヘッドホンを使っているんですが、それに付いているノイズキャンセリング機能に救われてます。渋谷に行くことが多いんですが、昔はいろいろな周波がぶわーっと鳴っている感じがして歩くのが大変だったんです。でもノイズキャンセリングヘッドホンを着けるようになってから、情報が視覚からしか入ってこなくなって、自分を見失わずに歩けるようになったので渋谷も好きになりました。ノイズキャンセリングのヘッドホンやイヤホンが出たときに、人の声が聞こえなくなって危ないんじゃないかと思って躊躇してしまったところがあったんですが、一度体験しまうともうこれなしでは外に出るのが怖いです。今では家を出た瞬間にヘッドホンを着けてますね。集中して何かを考えるときも使ってます。

──ノイズキャンセリングという機能は音楽に没入できるというメリットもありますが、音楽の聞こえ方はどう変わりましたか？

それまでは周りの雑音が入ってこないようにするためにボリュームを大きくしていたので、きっと耳にも悪いんだろうなという罪悪感がありました。10代の頃から「将来、私の耳は大丈夫なのかな」という不安があったんですが、ノイズキャンセリング機能があると耳が痛くならないですし、安心して音楽が聴けます。あと、以前は周りの音をかき消すために爆音の曲を選んでいたんですが、周囲がうるさくても静かなクラシックとか音数の少ない音楽が聴けるのもうれしいです。喧噪の中でそういう音楽を聴くと、自分が映画の主人公になった気持ちになってすごく楽しいです。

──景色がその音楽のよさを際立たせてくれることってありますよね。

はい。私が映像監督だったら、ビカビカしてる喧噪のシーンでクラシックを流したりすると思います。

──そういったノイズキャンセリングにまつわる体験は音楽活動に何かいい影響を与えていますか？

私はいろんな影響を耳から受けやすいので、歌詞を考えてるときもノイズキャンセリングのヘッドホンをして、音楽を流さず無音状態で集中しています。そうすると思考の道筋が見えやすくなるんです。集中力が持続しやすくなるので、すごく助かっています。

自分の耳が大切にされている「EAH-AZ80」

──先ほどTechnicsの完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ80」でリーガルリリーの曲を聴いていただきましたが、どうでしたか？ Technicsの音響技術による業界最高クラスのノイズキャンセリング性能を搭載しています。

着けてみたら周りの音がしっかり遮音されている感覚があってすごかったです。しかも、アプリでノイズキャンセリングのレベルを自分好みに変えられるのがすごいですよね。

──アプリの説明もすごくわかりやすいんです。いろいろなモードへの切り替えも簡単にできますが、中でもオススメなのがアンビエントモード。イヤホンを装着したまま、自然に外の音を取り込めます。

（※アンビエントモードで楽曲を試聴中）マイクで拾っている感じのしない自然な音ですね！

──外音を取り込むアンビエントモードを使うことで、例えばコンビニで店員さんと話すときに、イヤホンを外さなくても会話ができるんです。

そうなんですね。EQとかも調節できて自分に合ったバランスにできるのがすごくいいですね。音質やノイズキャンセリングの具合がよくて驚きました。自分の耳が大切にされている感じがします。

──Technicsにはこれまでどういうイメージがありましたか？

高級なオーディオメーカーというイメージがありました。だから、このクオリティのTechnicsのイヤホンが手軽に購入できるということにも驚きました。この音を持ち運びできるのはすごくいいですね。音楽だけじゃなく朗読とかも合いそうだなと思いました。イヤホンを着けている感覚がほとんどないですし。

──ミドルの音の聞こえ方がきれいなのもEAH-AZ80のポイントなんです。「ボーカルの細かいニュアンスが聞き取りやすい」という感想もたくさんいただいています。なので、朗読やポッドキャストなどにも適していると思っています。

確かに。リーガルリリーの曲の自分の歌を聴いたとき、細部の意図が伝わりやすくて「こういうことを思ってレコーディングをしたな」と思い出しました。

毎年誕生日はNirvana「Smells Like Teen Spirit」

──Technicsが4月から5月にかけて展開している「忘れられない風景と音楽」には、新生活を始める方々も多く、不安やストレスを感じやすい時期だからこそ、思い出の場所で懐かしい音楽を聴いて、自分の心を取り戻してほしいという思いがあります。

私にとって環境の変化というのは、すごく好きだけど嫌いなものでもあるんです。新しい環境に飛び込むのはワクワクするけど、同じくらい不安も感じる。そんなときに一番大事なのは、そのとき自分を突き動かした衝動やワクワクにどれだけ陶酔できるかだと思っています。私にとってそれを支えてくれるのが音楽なんです。音楽につかまって、「ワクワクしていいんだよ」「楽しんでいいんだよ」という気持ちと一緒に歩いていける。素敵な音楽はたくさんあるので、新生活を迎えるにあたって自分のプレイリストを作るのもいいと思います。

──環境の変化を迎えるタイミングでよく聴く曲はありますか？

環境の変化ではないんですが、毎年誕生日にNirvanaの「Smells Like Teen Spirit」を聴いています。この曲を聴いて私はバンドをやろうと思ったんですが、誕生日に聴くたびに最初のワクワク感を思い出せる。「EAH-AZ80」で聴いたら「ここにこんなノイズがあったんだ」とか新たな発見ができる気がしています。

──リーガルリリーは3月中旬から新体制で活動を始めていますね。

まさに環境の変化ですよね。リーガルリリーには衝動やワクワクが最高潮に高まっていたときに作った曲がたくさんあるので、そういう曲を聴きながら、ずっと変わらない自分の一番楽しいと思うことを感じながら進んでいきたいと思っています。

──4月4日には新体制初の楽曲となる「キラキラの灰」がリリースされました。

燃え尽きた灰のような色に見えていたものが、ふとしたときに心が燃えていた頃のことを思い出して、色付いていくイメージを表現しました。灰が宙に舞ってキラキラと輝くイメージを曲にしたんです。環境の変化は急に訪れるものだと思うんですが、音楽という安心できるものがあるからこそ、ワクワクしながら挑戦ができると思っています。

憧れの初ナレーションを終えて

ナレーション収録の感想

ナレーションというお仕事は、言葉をラッピングしていく感じなんだなと思いました。本番でマイクに声を乗せて録音していくまで、実際にその感覚がわからかなくて。やってみたらまるでプレゼントの作り方みたいで。とっても楽しかったし、とってもぜいたくな経験でした。こういう経験ができてよかったです。

「忘れられない風景と音楽」について

SNSで楽曲やエピソードを募集されると聞いたので、思い出を感じた瞬間、立ち止まった瞬間……その瞬間の皆さんの言葉やメッセージを読むのをすごく楽しみにしてます。

たかはしほのかとともに「忘れられない風景と音楽」企画でナレーションを担当した歌人・木下龍也について

もともと木下さんの言葉がとても大好きで。木下さんの頭の中で日本語の文字になって、表されている短歌や詩を読んでいたんです。今回は、頭の中に閉じ込めたものを木下さんが普段使ってる声で聞くことができて、とても幸せな時間でした。ありがとうございます。

忘れられない風景と音楽 プロジェクト

Technicsの完全ワイヤレスイヤホンが4月22日に開始したプロジェクト。多くの人が疲れやストレスを感じやすい新生活シーズンの春に第1弾として、SNSで思い出の楽曲と写真、そのエピソードを募集するほか、六本木や下北沢、渋谷の駅構内でポスター広告を掲出する。また、マルチクリエイター深根がプロジェクトのために書き下ろした新曲「あの空とおく」を使用したコンセプトムービーや音声広告では、ナレーションをたかはしほのか（リーガルリリー）、歌人の木下龍也が担当している。

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Technics「EAH-AZ80」

TechnicsがHi-Fiオーディオ機器の開発で長年培われた音響技術の粋を注いだ完全ワイヤレスイヤホン。10mmドライバー×アルミニウム振動板が搭載されており、低域から高域まで再現性の高いクリアな音を楽しむことができる。ノイズキャンセリングの性能は業界最高クラス。長時間の使用でも疲れにくい“コンチャフィット形状”を採用しているほか、業界初の3台マルチポイント接続にも対応している。

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