チームしゃちほこ「しゃちBEST 2012-2017」 PR

店長&320インタビュー

チームしゃちほこ

投票結果いじった?

──まずファン投票の結果を見ていかがでしたか?

店長 unBORDEさんのほうでいろいろ集計結果をいじってるんじゃないかな?と思いましたね(笑)。ファンクラブ会員を対象に楽曲投票をして、上位20曲が入ったんですが、最初は僕が好きな「いいくらし」が20位以内に入らなくて。あとチームしゃちほこの新しいキラーチューンとして2016年に発表した「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」も20位圏外。でも結局「いいくらし」も「パワーボール」も入ったので、大人の事情が働いたのかなって……僕もファンクラブ会員なので投票はしたんですけど、開票結果を知らないので実際そこがどうだったのか教えてもらいたいですね。

320 票を操作できるなら入れたかった曲はたくさんありましたよ(笑)。これは本当に投票結果を反映した並び順なんです。

店長 320さんの推し曲はどれだったんでしたっけ?

320 ギリギリ20位に滑り込んだ「でらディスコ」。でも2推しだった「眠れないナイNIGHT」は21位で、ギリギリこぼれてしまいました。

店長 それは伊藤(千由李)さんが生配信番組のときに「Sweet Memories」を推したことによって、グイッと順位が上がってその分押し出されちゃったんでしょうね(笑)。

320 そうそう、途中までは「眠れないナイNIGHT」が14位くらいにいたのに!(笑)

──結果的にちゃんとアゲ曲も入りつつ、聴かせる曲も入ったバランスのいいベスト盤になりましたよね。インディーズ時代の楽曲も入ってますし、最新アルバム「おわりとはじまり」収録の「START」や「プロフェッショナル思春期」も収録されてチームしゃちほこの歴史を感じさせる1枚になりました。

店長 「START」と「プロフェッショナル思春期」は投票期間にライブハウスツアーでかなりプッシュしていたっていうのもあるかもしれないですね。皆さんの間にしっかり曲のよさが浸透していたと言うか。ちゃんとアルバムタイトルの「しゃちBEST 2012-2017」にふさわしい曲目になって、皆さんの投票センスが素晴らしいなと思いました。

──曲順は投票数が多い順になっていますが、昔ライブのフィナーレでよく披露されていた「でらディスコ」が最後に入っているところもいいなと思いました。

店長 やっぱり投票結果いじったんじゃないの?(笑)

どうしてもコンペで選ばれる浅野曲、デビュー後の“不可思議3部作”

──インディーズ時代は「恋人はスナイパー」「トリプルセブン」「ザ・スターダストボウリング」「乙女受験戦争」などかなりライブ向きと言うか、ブチ上がるナンバーを多くリリースしてきましたよね。

店長 まず名古屋感を出すためにご当地のものを歌詞に入れたかったんですよね。名物や名古屋弁を取り入れた歌詞にしようっていうのは絶対だった。あと当時はフリーイベントがメインだったので、初見のお客さんと一緒に盛り上がれる曲を作るというのが第一でした。聴かせると言うよりもコール&レスポンスを入れられるというところに重きを置いていましたね。「トリプルセブン」では振付稼業air:manさんが振付をしてくださり、“一緒に踊る”ということを重要視した曲作りにシフトしていきました。

──この頃の表題曲はどれも浅野尚志さんが手がけています。チームしゃちほこの名前と一緒に浅野さんの名前も全国に広まっていった印象があったんですが、その頃は浅野さんとタッグを組んで成長していくというビジョンがあったんですか?

店長 いろんな作家さんから集めた20曲くらいの曲の中から最終的に選ばれるのが浅野くんの曲だったんだよね。名前を伏せて選んでるのに結局浅野くんの曲になっちゃうの(笑)。「乙女受験戦争」まではコンペで浅野くんが勝ち取ってたんです。

──「スターダストプロモーションの新しい女性アイドルグループと浅野さん」という組み合わせが新鮮で、当時アイドルファンの中ではかなり話題になっていたんですよね。でもデビュー曲「首都移転計画」は浅野さんの曲ではないです。

店長 unBORDEさんとタッグを組むようになって、新しい要素が加わったんですよね。「首都移転計画」「愛の地球祭」「いいくらし」と3作シングルをリリースするんですけど、最初はなかなか僕が受け入れられなくて勝手に“不可思議3部作”と呼んでいました(笑)。曲自体はいいと思うんですよ。でもその当時チームしゃちほこは“一緒に踊って一緒にはしゃぐ”を大事にしていたアーティストだったので、あのテイストの曲でどう盛り上がったらいいんだと頭を抱えたんですよね。あれから5年経って、今思い返せばインディーズ時代に出していたようなアゲ曲だけではここまで来られなかったなと思うんです。違うテイストの曲が入ることによって、浅野くんの曲も生きてくるし、その逆もあったなと思います。

320 でも店長、「いいくらし」は気に入ってましたよね。シングルとしては異常に長い曲なんですけど(笑)。

店長 難しくてどう料理していいかわかんないっていうのは「いいくらし」にもあったんですけど、なんかいい曲だなと思ったんですよね。今はホールクラスの会場でライブをやらせてもらえているから演出もいろいろできるんですけど、当時やっていたフリーライブの会場や小さいライブハウスだとどうしても照明とかの演出を取り入れるのが難しくて。なんかシュールになっちゃうんですよね。そのシュールさが怖くて怖くて……間にアゲ曲をすぐに入れたくなっちゃう。お客さんがどうノッたらいいかわからない状況が起きるのが怖かったんです。

320 僕は「首都移転計画」をリリースすることが決まったタイミングでチームしゃちほこの制作に携わるようになっていったんですが、アイドルを担当するのも、こういうテイストの曲を売り出さなきゃいけないとなったのも初めてだったので僕もとまどいましたね。いい意味で変な曲だなと……。

店長 変だなって思ってたのか。僕が思ってたことと一緒じゃん(笑)。当時はワーナーの野村さんと原盤ディレクターの横倉さんがしゃちに携わっていて、「首都移転計画」は彼らが持ってきた曲でしたね。2人はトガッた曲が好きなので。

320 だって普通だったら「首都移転計画」のカップリング曲の「マジ感謝」がA面になると思うんですよ。でもいろいろしゃちのことを知っていくと、ストレートじゃなくて斜めからのアプローチが必要なんだなとだんだん気付いて。せっかくunBORDEに来てくれたんだから、“unBORDE感”を持たせてあげたかったんでしょうね。

店長 スターダストの先輩グループとの差別化と言うと語弊があるかもしれないんですけど、きちんとあの6人にチームしゃちほことしてのアイデンティティを作ってあげたかったんですよね。

チームしゃちほこ

ベストアルバムにはライブで作り上げていった曲がたくさん

──アルバム「ひまつぶし」には今回人気投票1位だった「colors」が入っています。“不可思議3部作”も入ってますが、店長はこのアルバムについてはどう思ってましたか?

店長 また不思議な曲がいっぱい出てきたなと思いましたね……。

320 僕らは「あの子たちが歌えばどんな曲でもチームしゃちほこの曲になる」という自信があったので、あえて面白い曲調を選んでいきました。その中の1つとしてロックバンドの方が作るチームしゃちほこの曲っていうアイデアがあって生まれたのが「colors」です。

──今考えてみると「colors」はもともとリード曲ではないし、「乙女受験戦争」も流通に乗せてないんですよね。今となってはライブ定番曲としてファンにはなじみのある曲たちですけど。

店長 なんで「乙女受験戦争」でデビューしなかったんだろうね(笑)。「colors」もアルバム曲なのか。あの曲は左さんが考えてくれた振り付けが面白いから、ライブで育てていこうと思ってアルバム発売前にお客さんの前で披露して。やっぱりアイドルはナマモノなので、ライブ会場でお客さんのコールが入って曲が完成すると思うんです。だからね、「colors」はお客さんと一緒に作っていった曲なんでしょうね。「抱きしめてアンセム」もそうだと思います。そう考えるとベストアルバムはライブで作り上げていった曲で構成されているのかもしれないな。

──確かにライブシーンが頭に浮かぶものがベスト盤には多く収録されていますね。逆に言うと、シングル表題曲があまり収録されない珍しいベスト盤でもあるという。

店長 ホントだ。半分以上が入ってない(笑)。

──ちなみに攻めた楽曲を与えられた本人たちはどう思ってたんでしょうね。先輩のももいろクローバーZや私立恵比寿中学に憧れていたところもあったと思いますが。

店長 高校生まではわりと僕らがお願いしたことに応えるのに一生懸命だったので、自分たちが変わったことをしているという意識はなかったんじゃないかな。高校卒業してからライブのプロデュースなどに携わるようになっていったので。あの当時はただステージでパフォーマンスをすることが楽しいという気持ちでやっていたと思います。

高校時代まではわざとダサく

──「ひまつぶし」をリリースしたあとに発表された、レーベルメイトのindigo la Endやゲスの極み乙女。の川谷絵音さんが提供した「シャンプーハット」はチームしゃちほこのイメージをガラリと変える、ガーリーで繊細なナンバーでした。

320 次のフェーズに突入していくために、歌詞に等身大さを盛り込んでいこうと思ったんですよね。それ以前は元気でアゲアゲだったところから路線が変わっていきました。年齢にも合わせていったところもあります。

店長 子供のかわいらしさっていうのは写真で撮ってもなかなか伝わらないと思うんですよ。動いている姿がかわいいんです。18歳を過ぎて女性としてのしなやかさを持ち始めたとき、そこを出してあげたほうが彼女たちの魅力が伝わるので、長いスパンで考えてこのタイミングで少しずつそういう側面をアピールしていこうと思いました。高校時代まではメイクもわざとちょっとダサくしてたんですよ。それでこの「シャンプーハット」あたりできれいめのメイクにすることで垢抜けさせようとしました。

──もともとこれくらいのタイミングでこういう曲を出そうという考えがあったんですか。

店長 僕の中では、ビジュアル面で女性としての美しさを見せるタイミングはメンバーのほとんどが高校を卒業するタイミングにしようと決めていました。それに合わせて曲もこういうかわいらしい曲を意識的に集めていきましたね。曲とビジュアルがマッチしたことで、お客さんと一緒に盛り上がるライブがすべてじゃないと、自分でもすごく納得がいったし。

──そのあと「天才バカボン」「Chérie!」とシングルをリリースし、「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」を発表しました。浅野さんの曲がシングル曲になったのはひさしぶりでした。

店長 5周年イヤーに発表するシングルの表題曲は浅野さんの曲でRei先生の振り付けでやりたいっていう思いがあったので。新しいチームしゃちほこのキラーチューンとしてしっかり根付いて、今回のベストアルバムにも入って一安心です。

ナゴヤドームに活動のピークを

──さて、ベストアルバムの収録曲についてはあらかた語っていただいたかと思うのですが、チームしゃちほこの今って、結成当時に思い描いていた5年後とは違いましたか?

店長 安藤(ゆず)さんが抜けてしまったのは想定外でしたが、グループ全体としては当時思い描いていた5年後のビジョンとそう変わらないですね。まあ当時、目標を掲げていたかって言うと例のガイシホールぐらいなんですよ。で、それは達成できたし。「楽しいことを一緒にお客さんとやろう」っていうのは変わらず、規模感を大きくしていけたのでよかったなと思っています。

──では、この先の5年後はどういうビジョンを描いていますか?

店長 5年後に開催する予定のナゴヤドームでの単独公演で、チームしゃちほこの活動のピークを迎えたいなと思ってますね。それより先は個々で未来を選べるように選択肢を準備してあげたいです。解散とかそういうことではないんですけど。だからこれからの5年は個々の可能性を探していくことも並行して進められたらいいなと思っています。こないだの「しゃちサマ」に出てくれたいぎなり東北産の子たちに「5年後にナゴヤドームでやるからこのTシャツを着てうしろで踊れ」ってTシャツをあげたんです。言ったからには達成しなくちゃいけないので、あえて大風呂敷を広げました。メンバーと一緒に広げた大風呂敷にメンバーの可能性を探していっぱいに詰め込んであげたいなと、より一層がんばらなきゃなと思いました。あとは「皆さんが友達100人連れてこい!」と思っています(笑)。

320 僕らの使命はヒット曲を作ることだと思っています。ファンの間ではおなじみの曲でも一歩外に出たら知られていないので、もっともっと彼女たちの活動を押し上げてあげられるようなヒット曲を作ってあげたいです。彼女たちがアウェイに行ったときでも観に来ている人がワッと沸くような曲を絶対に作りたいと思っています。

チームしゃちほこ
チームしゃちほこ「しゃちBEST 2012-2017」
2017年10月18日発売 / unBORDE
チームしゃちほこ「しゃちBEST 2012-2017」ROAD to ナゴヤドーム前矢田盤

ROAD to ナゴヤドーム前矢田盤 [3CD]
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チームしゃちほこ「しゃちBEST 2012-2017」5周年盤

5周年盤
[2CD+Blu-ray]
8399円
WPZL-31368~70

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チームしゃちほこ「しゃちBEST 2012-2017」通常盤

通常盤 [2CD]
3024円
WPCL-12749~50

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DISC 1
  1. colors
  2. 乙女受験戦争
  3. そこそこプレミアム
  4. エンジョイ人生
  5. 恋人はスナイパー
  6. OEOEO
  7. 抱きしめてアンセム
  8. トリプルセブン
  9. ザ・スターダストボウリング
  10. 尾張の華
DISC 2
  1. ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ
  2. START
  3. プロフェッショナル思春期
  4. Sweet Memories
  5. いいくらし
  6. もーちょっと走れ!!!
  7. ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL(おわりとはじまりver.)
  8. It's New 世界
  9. パレードは夜空を翔ける
  10. でらディスコ
ROAD to ナゴヤドーム前矢田盤付属シングル収録曲
  1. We are...
  2. 耳をすませば
5周年盤Blu-ray収録内容

おわりとはじまり at 日本ガイシホール

  1. プロフェッショナル思春期~恋人はスナイパー
  2. ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ
  3. J.A.N.A.I.C.A.
  4. ピザです!
  5. ごぶれい!しゃちほこでらックス
  6. Chérie!
  7. ロードムービー
  8. colors
  9. レディオにおねがい
  10. でらディスコ
  11. 首都移転計画
  12. いいくらし
  13. 秘密のセレナーデ
  14. 愛の地球祭
  15. 乙女受験戦争
  16. そこそこプレミアム
  17. It's New 世界
  18. ザ・スターダストボウリング
  19. 抱きしめてアンセム
  20. なくしもの
  21. ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL
  22. 泣いてなんかいないよ
  23. プロフェッショナル思春期
  24. START
  25. マジ感謝
チームしゃちほこ
スターダストプロモーション芸能3部に所属する名古屋在住の秋本帆華、咲良菜緒、安藤ゆず、大黒柚姫、坂本遥奈、伊藤千由李の6人からなるアイドルグループ。2012年4月名古屋城にて“路上デビュー”ライブを行い、2012年10月にはワーナーミュージック・ジャパンよりシングル「ザ・スターダストボウリング」を発表し“名古屋メジャーデビュー”を果たす。2013年6月には“日本先行メジャーデビュー”シングル「首都移転計画」を発表。同年12月には愛知・愛知県体育館にてワンマンライブ「愛の地球祭り2013」を行い、2014年8月に初の東京・日本武道館ワンマン、1stアルバム「ひまつぶし」をリリースと、人気を全国区に広げる。2015年は5月に初の単独アリーナ2DAYSとなる千葉・幕張メッセ公演「幕張HOLLYWOOD」、8月に過去最大の野外単独公演「しゃちサマ2015」を大成功に収めた。活動5年目に突入する2016年4月からの1年間を「VICTORY YEAR」とし、“路上デビュー記念日”である4月9日にシングル「Chérie!」を発表。8月にシングル「ULTRA 超 MIRACLE SUPER VERY POWER BALL」をリリースする。また彼女たちは5月の千葉・幕張イベントホールでの2DAYSライブを皮切りに計5万人を動員予定のライブ「5年目5公演5万人」を各地で開催し、ファイナル公演として2017年3月に以前より目標に掲げていた愛知・日本ガイシホールにて単独公演を行い、新たな目標として「ナゴヤドームでの単独公演」を発表した。2017年2月に2ndフルアルバム「おわりとはじまり」をリリース。10月にファン投票によって選曲したベストアルバム「しゃちBEST 2012-2017」を発売した。2018年1月5、6日には愛知・愛知県体育館にてライブイベント「鯱詣2018」を開催する。
チームしゃちほこ
チームしゃちほこ「鯱詣2018」
  • 2018年1月5日(金)愛知県 愛知県体育館
  • 2018年1月6日(土)愛知県 愛知県体育館