SUPER★DRAGON「Force to Forth」特集|邁進するスパドラの向かう先 自分たちの手で切り開く未来 (4/4)

「Force to Forth」収録曲解説&メンバーコメント

「Force to Forth」収録曲解説

01. Welcome to my hell

玲於

スパドラには珍しく現実味のない雰囲気の曲ですが、その不気味さに引き込まれる魅力的な曲です。パフォーマンスのポイントはダンスっぽくない振り。「演じる」という表現が合うと思います。

ジャン

迷い込んだ客を、スパドラというサーカス集団が弄ぶ曲。日本語詞だけど洋楽のようなメロディラインを意識して作曲しました。サビはキャッチー。

洸希

自分たちの攻撃的な姿勢を物語仕立てで表現した曲です。ジャンくんが詞を書いたのですが、ジャンくんならではの世界観とスパドラらしさの両方があるのが面白いところかなと思います。今まで、こういったストーリー性のある曲はあまりなかったので新鮮。


02. Pioneer (Keep It Real)

壮吾

個人的に、今作の中で特にライブパフォーマンスが楽しみな楽曲。フォーメーションの変化が大きく、9人で踊ったときに映える楽曲だと思うので、BLUEの前で披露することが待ち遠しい。

彪馬

今まで挑戦したことのなかったジャンルのダンスミュージックで、僕たちが未来の先駆者になるということを表現しました。細かい音までこだわりを持って作ったので、全体を通して1つひとつの音の配置を気にして聴いてくださるとうれしいです。

和哉

NAMELESSさんと彪馬の共作。ひさしぶりのNAMELESSさん節と彪馬のこだわりが最高に相性いいです。2番の僕のラップはRecの際いろいろと試しながらいいものができたと思うので、聴きどころです(笑)。


03. love or like (Tokyo) w/Anatomy Rabbit

スパドラ初の試みとなった、海外アーティストとのコラボ曲。タイで活躍されているAnatomy Rabbitさんの独創的なテイストが効いた、新しいスタイルのラブソングです。クセになるテンポ感によって自然と曲の世界観に引き込まれます。

ジャン

シティを感じる1曲。自分の歌うパートは自分で作ったのですが、“スパドラ feat. ジャン”というようなイメージで作りました。

壮吾

海外に向かっていく、“次のSUPER★DRAGON”のための1曲。ミュージックビデオで、鉄道(上野東京ライン)と勝手に共演させていただいたところがオススメです。


04. Purple Moon

僕らの情熱の“RED”とスパドラのファンネームである“BLUE”、その2つをかけ合わせ“Purple”と表現することで、エモい楽曲になりました。

壮吾

歌詞に「BLUE」と入っていたり、スパドラとBLUEの絆を感じられる曲。ようやく有観客でライブができるようになった今、絆を感じながら聴いていただきたいです。

彪馬

キャッチーさの中に、僕らの音へのこだわりが詰まった楽曲。全体的に耳馴染みのいいサウンドで、愛着が湧きます。サビの細部に注目して聴いていただくと、さまざまな音が聞こえてくると思うので、そういったところも楽しんでほしいです。


05. 君は1000%(Vantage Remix)

昨年リリースした1986オメガトライブ「君は1000%」のカバーにDJ Vantageさんのテイストが加わり、新たにリズミカルな曲調に生まれ変わった曲。リミックスでフューチャーファンクの要素がより強まったことで、全体的にドラムのサウンドが引き立ち、ひと味違ったシティポップ感が感じられます。

しっとりとした雰囲気だった僕らの「君は1000%」が、ポップな雰囲気になりました。イントロのサウンドがポイント。


06. Bad Day

玲於

タイトルだけ聴くと暗い曲かな?と思うかもしれませんが、「人生悪くない日ばかりではないから、軽く笑い飛ばして前向こうぜ」的な明るい歌になっています。曲調もポップさが前面に出ています。今の時世にも合っているので、刺さる方は多いんじゃないかな。

曲名からは想像がつかないような曲調で、むしろ明るく元気をもらえるような曲です。サビにはメンバーとBLUEで曲に乗って楽しめるポイントがあるので、早くライブでBLUEとやりたい。


07. 2U

洸希

ラッパー3人の曲で、個人的には初めて作詞に挑戦しました。社会風刺的な意味も込めた曲で、口だけでどうこう言わず、自分で行動することが大事だというメッセージを歌っています。3人それぞれが自分のバースのリリックを書くという方法に初挑戦したので、それぞれの伝え方や気持ちが分かりやすく見えると思う。そこは注目ポイントだし、今までとはまた違った聴き心地になっていると思います。

和哉

UKドリルのサウンドがベースで歌詞も攻めているので、すべてにおいて尖りがハンパない1曲です。タイトルはジャンくん案。その意味をたくさん感じていただけたら。僕のバースの最後はアカペラになるのですが、そこはリリックの重みだけを感じてほしいです。


08. Shut Up, Shout Out

玲於

「これぞスパドラだよね」という曲。BLUEにとっては聴きどころしかないと思うし、生で聴いたときによさが何倍にもなると思うので、ライブに来るのがオススメです!

スパドラの音楽の地盤を作ってくれたYockeさんとともに、僕らの原点とも言えるミクスチャーロックを再解釈・アップデートして作った曲。“今の僕らがミクスチャーロックを表現するなら”を追求した結果、サウンドも構成も新鮮な仕上がりになりました。オススメポイントは、間奏の洸希のビートボックスとスクリーモからの、Dメロで景色が一変するようなサウンド。

和哉

「叫べ、黙れ」というタイトルの矛盾。コロナ禍にも通じる攻めたリリック。“昔ながらのスパドラらしさ”を最新版のスキルでお届けする1曲です。聴きどころは洸希のシャウトとビートボックス。これも間違いなくスパドラの武器です。


09. X

僕、ジャン、和哉の3人で作詞し、久保田真悟(Jazzin'park)さん、JUNさんとディスカッションを重ねました。3分15秒の中で、めまぐるしく展開し続ける“Newミクスチャー”なサウンドと歌唱、ダンスパフォーマンスのすべてに注目を。

ジャン

「あの光をつかみ取ろう。俺たちで」という曲。個人的にベースラインが好きです。

和哉

「Burning in the nights」のアフターソング。制作は3人(毅、ジャン、和哉)が中心だったものの、歌詞の方向性については9人での会話がベースになっています。ミクスチャー感が一気に押し寄せてくる2Aが聴きどころ。


10. -Tweedia-

主に僕と彪馬でアイデアとリファレンスを練り、UTAさんに最高のバラードに仕上げていただきました。歌詞のテーマは「人生の分岐点」。タイトルは彪馬が考えました。天才です。ロマンチスト。

彪馬

毅くんと世界観やイメージを共有して完成した、未来を照らす楽曲です。“寄り添う歌詞”を僕らが歌うことはある意味新鮮。この曲だからこその歌声に注目して聴いていただきたいです。

スパドラにとって初めてのテイストのバラード! 個人的に、最後の「花を君へ」の繰り返しが好きです。

SUPER★DRAGON

SUPER★DRAGON

「Force to Forth」で“前進”するSUPER★DRAGONの未来にあるものは?

玲於

グループ結成当初から世界に行くことを目標としてきました。今の目標も、自分たちの根底を変えずに9人で世界へ行くことです。


富、名声、力。


ジャン

理想を現実にすることです。


今回のアルバムでは海外のアーティストとのコラボといった初の試みがあり、ほかにもメンバーによる作詞作曲など、1曲1曲にメンバーの思いがこもっています。パフォーマンス面でも振り付けに携わることで思いを表現しているので、これからも挑戦を続けていろんな顔を持つグループに成長していきたいです。


壮吾

もっと多くのBLUEと一緒に、さらに良い“青い景色”を見たい。日本中を走り続けて、誰もが知る存在になる。


洸希

1つひとつの経験を大事にし、生かし、もっともっと多くの方にいろんなSUPER★DRAGONを見せていきたいです。


彪馬

1人でも多くの人に自分たちの音楽を届けたいです。常に未来を照らし、前を向ける存在であり続けたいと思います。


和哉

「ミクスチャーユニット」と謳っているだけあって、新作はさまざまなジャンルや文化に触れた1枚になりました。歴史あるそれぞれのジャンル、すべてにリスペクトを込めたうえで、「一流」として前に進んでいきたいです。その先に待っているのはBLUEのみんなの幸せであり、世の中から求められるスパドラの未来だと思います。


国を超えて、たくさんのBLUEを、そしてまだBLUEじゃない人も笑顔にしたい。

ライブ情報

SUPER★DRAGON LIVE TOUR 2022 -F2F-

  • 2022年3月24日(木)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)
    OPEN 17:30 / START 18:30
  • 2022年3月25日(金)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)
    [第1部]OPEN 13:30 / START 14:30
    [第2部]OPEN 17:30 / START 18:30
  • 2022年3月28日(月)福岡県 Zepp Fukuoka
    OPEN 17:30 / START 18:30
  • 2022年3月30日(水)大阪府 Zepp Namba(OSAKA)
    OPEN 17:30 / START 18:30
  • 2022年4月1日(金)愛知県 Zepp Nagoya
    OPEN 17:30 / START 18:30
  • 2022年4月3日(日)宮城県 SENDAI GIGS
    [第1部]OPEN 13:45 / START 14:30
    [第2部]OPEN 17:45 / START 18:30
  • 2022年4月5日(火)北海道 Zepp Sapporo
    OPEN 17:30 / START 18:30
  • 2022年4月23日(土)東京都 Zepp DiverCity(TOKYO)
    [第1部]OPEN 13:00 / START 14:00
    [第2部]OPEN 17:00 / START 18:00

プロフィール

SUPER★DRAGON(スーパードラゴン)

志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽の9人からなるミクスチャーユニット。2015年9月に結成され、2016年11月にテレビ東京系アニメ「遊☆戯☆王 ARC-V」のオープニングテーマを表題曲とするシングル「Pendulum Beat!」でCDデビューする。2017年1月に1stアルバム「1st Impact」を発表。4月には初の東名阪ツアー「NUMBER 9 TOUR」を成功させ、6月にTBS系アニメ「トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド~機動救急警察~」のオープニングテーマを表題曲とする2ndシングル「ワチャ-ガチャ!」をリリースした。2018年3月からは約1万人を動員する全国5都市のホールツアーを行い成功に収める。2019年には2月に2ndアルバム「2nd Emotion」を、8月に3rdアルバム「3rd Identity」をリリースし、9月には日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)でワンマンライブを実施。12月には初のユニット別ミニアルバム「TRIANGLE -FIRE DRAGON-」「TRIANGLE -THUNDER DRAGON-」を発表した。2020年12月にミニアルバム「Burn It Black e.p.」をリリース。2022年3月に4thアルバム「Force to Forth」を発売する。

※記事初出時、本文に一部誤りがありました。お詫びして訂正いたします。

2022年3月23日更新