SUPER★DRAGON|スパドラの夏が来た! 3×3インタビューで新作徹底解剖

玲於×壮吾×彪馬

左から壮吾、玲於、彪馬。

新しいステージに進むためにも、すごく大切なチャンス

──「SWEET DEVIL」はスパドラにとって初めてのテレビドラマのテーマ曲ですが、ドラマのテーマ曲は以前からやりたかった?

一同 もちろん!

壮吾

壮吾 これまでアニメのテーマ曲をやらせてもらう機会はあったけれど、ドラマだと観る方の年齢層もさらに広がりますし、単純にうれしかったですね。

玲於 スパドラが飛躍して新しいステージに進むためにも、すごく大切なチャンスだと思います。

──最初にこの曲を聴いたときは、どんな感想を抱きましたか?

彪馬 BPMが速めで疾走感のある感じが夏らしくていいなっていうのが僕の第一印象だったんですけど、歌詞をしっかり読むと、1人の男子が小悪魔女子に振り回される様子がいろんな言葉を使って表されているのが面白いなと思いました。「どういうふうに歌おうかな」って、いろいろ考えることができたと言うか。僕にとってもスパドラにとっても、新鮮な曲になったなと思います。

壮吾 「Monster!」と同じ恋愛ソングではあるけれど、歌詞がかなり違うのが面白かったです。僕は「振り回されている様子をどうダンスで表現するのかな」って楽しみになりましたね。

──ボーカルの彪馬さんは、どういったアプローチでレコーディングに臨んだんですか?

彪馬 曲の速度や言葉の連なりが速いと歌詞が頭に入りにくいし、「今なんて言ってたんだろう?」と思われてしまうかもしれないけど、そうなりたくはないなと思って。1つひとつの言葉を大切にして、歌詞がちゃんと頭に入ってくるような歌い方をしようと気を付けました。発音をいつも以上に意識した感じですね。

1人イヤホンして、「ヴォオオオ……」って

──そして、今回は玲於さんのデスボイスが入っているとお聞きしました。

玲於 そうなんです。僕、SiMさんをきっかけにスクリーモが好きになって。「自分もやってみたいな」と練習していたらディレクターに「やってみないか」って言われました。デスボイスにもヒューマンビートボックスのようにいろんな技があるんです。なので「どういう歌い方がいいんだろう?」って研究しながらレコーディングに臨みました。

──レコーディング、いかがでしたか?

玲於 いや、もう……大変でしたね(笑)。口元を隠せばそれっぽく聞こえるんですけどレコーディングでは隠せないし、常に“生”な感じで歌うのが難しかったです。1日に連続して何回もできるわけでもないし、喉の様子を見つつ……。

彪馬 玲於くんすごいんですよ。ちょっと前のことなんですけど、遠くの会場でイベントがあった帰りの移動車の中で、みんな疲れて寝ていたんです。なのにその中で1人イヤホンして、「ヴォオオオ……」って。

一同 あはははは!(笑)

彪馬

彪馬 もう、ずっとその声が車内に響き渡ってて!

壮吾 あった、あった(笑)。

彪馬 毅くんなんかも「うるさい!」って言ってるのに「いや、練習したいから」って。

玲於 レコーディングが近かったんですよ。だから俺は「やんないと」って必死で(笑)。

彪馬 でも「こんな時間にやる?」って、みんな思ってたって。

玲於 やっちゃったなあ(笑)。

──でも、スパドラのメンバーはそうやって自主的に特技をどんどん増やしていくのがすごいですよね。玲於さん、デスボイスはこれからも特技の1つとして披露していく?

玲於 そうですね。カラオケを歌ううえで完璧に習得したいと思っていたので……。

彪馬 カラオケ? 自己満じゃん!(笑)

玲於 SiMさんとかワンオクさんの曲をカッコよく歌いたいんだよ。

一同 あはははは!(笑)

何が大変だったって、壮吾は回れないところからスタートしたからね

──壮吾さんは壮吾さんで、間奏のダンスで見せ場があるんですよね?

玲於

壮吾 はい。みんなに腕で鉄棒を作ってもらって、そこを楽と僕が逆上がりするっていう。楽とタイミングを合わせるのも大変ですし、さらに下をくぐる人のタイミングもあるので、けっこう調整が大変でした。

玲於 何が大変だったって、壮吾は回れないところからスタートしたからね。逆上がりができなかったんですよ。

壮吾 まあ、そういうこともありますよね……(笑)。

玲於 でも練習を重ねたらコツをつかんで、完璧にできるようになったんです。

壮吾 でもさ、僕、鉄棒役になるほうが大変だと思う。

玲於 2人の体重が今以上になったらできないかもなあ(笑)。

彪馬 腕に全部負担がかかるからね。

玲於 しかも僕、鉄棒を作る相手が毅なんですよ。もう、身長差が大変です(笑)。