SUPER BEAVER「予感」 PR

SUPER BEAVER|心のままに、もっとワクワクするほうへ

SUPER BEAVERが11月21日にニューシングル「予感」をリリースする。

シングルにはカンテレ / フジテレビ系ドラマ「僕らは奇跡でできている」の主題歌「予感」とカップリング曲「まごころ」を収録。これら2曲は「もっともっとワクワクしたい」というSUPER BEAVERの今の思いが込められた、温かな雰囲気の漂う作品となっている。音楽ナタリーではメンバー4人にインタビューを行い、バンドが大事にしてきた人とのつながりから結実したという「予感」のドラマ主題歌や、楽曲に反映された現在のSUPER BEAVERのモードについて語ってもらった。

取材・文 / 石橋果奈 撮影 / 後藤倫人

1つの到達点でありながら、この先にあるワクワクが見えた日本武道館

──半年が経ってしまいましたが、改めて4月に行われたバンド初の日本武道館公演は皆さんにとってどんなものになりましたか?(参照:結成14年目SUPER BEAVER、“終着点ではなく到達点”の日本武道館に立つ

渋谷龍太(Vo)

渋谷龍太(Vo) 楽しかったですね。それに尽きるっていうのはよかったなと。すごくシンボリックなところで、その場所を目標にしてるバンドもたくさんいる中で、自分たちがステージに立ったときにあまり集大成感が出なかった。この先がしっかり見えたし、その思いを4人で共有できた気がしていて。意思の確認をしっかりできたので、いい日だったなと思います。

柳沢亮太(G) 1つの到達点でありながらも、まだこの先にあるいろんなワクワクがパッと見えたような1日になったのかなって。椅子のあるホールだったり、改めてライブハウスだったりで、もっともっとライブをやりたいなとか。楽しい日で、いい日だったなって何度も何度も思い返してるんですけど、やっぱり僕らにとってまた1つのターニングポイントになったのかなという気はしますね。

上杉研太(B) リハで初めてステージに立ったときは圧倒されましたけど、本番は緊張しなかったんですよ。よく武道館には魔物がいるとか、武道館に勝った負けたとか言いますけど、まったくそういうのもなくて。普通に楽しくいいライブができて、周りの人たちもみんな喜んでくれて、素晴らしい空間だったなと。

藤原“30才”広明(Dr) その日、その瞬間は4人の中で一番いいものができたと思ってるんですけど、それを踏まえて、いいところと悪いところをもう1回チームで考えながら次のツアーに生かすことができて。1つの到達点として、ちゃんとライブをやれたと思いますね。

──武道館を経てツアーに生かしたことってどんなものでした?

柳沢亮太(G)

柳沢 武道館を終えたあとに改めてライブでの音のシステムを見直しました。ああいう大きな空間でより純度高く音を届けられるように、出音を見つめ直したり改善したりっていうのは今も繰り返しています。武道館は4人だけじゃなくて各セクションやチームで1つのライブを作り上げるという感覚がこれまで以上に強く出た日でもあったんです。武道館を経て、チームでもっと進んでいくためにそれぞれが動いてますね。

──技術面以外での変化は何かありましたか?

渋谷 あまりないですね。

──どんな会場でライブをしても、バンドの芯の部分は変わらないということでしょうか?

渋谷 そうですね。やれてよかったっていう感覚はすごくあるんですけど、あそこに立ったから何かが大きく変わったっていう感覚はないです。

キャパシティ関係なくいいライブをするのがあるべき姿

──日本武道館公演を経て、7月から10月にかけて行われた最新アルバム「歓声前夜」リリースツアーの最終公演はホーム・shibuya eggmanでした。武道館のような大規模会場でも、eggmanのようなキャパシティ350人のライブハウスでも変わらずカッコいいライブをできるというのはSUPER BEAVERの強みですよね。

渋谷 それがバンドとしてあるべき姿じゃないかなと思うんですよね。人の前に立たせていただくにあたって、どちらか一方でしかできないのはおかしな気がしてるんです。ことさら、バンドが大きくなるにつれて、大きなところでしかできなくなるのはなんか違うなって。観ていただけることには変わりないので、どちらもしっかりできたほうが楽しいなと思います。

柳沢 僕たちにとって“フロムライブハウス”というスタンスはずっと変わらないことで。もとはと言えば、僕らはライブハウスしか知らなかったし、ライブハウスでライブをすることがバンドマンにとって最初の醍醐味だと思うんです。そこからCDをリリースして、ツアーで全国を回るうちに会場の規模が少しずつ大きくなっていって、バンドを始めた頃より多くの人が観てくださるようになって。そう考えると、SUPER BEAVERが今いるところは、最初に立ったライブハウスのステージから地続きにつながった場所なんじゃないかな。ライブハウスでライブをやって楽しいと思ったあの感覚を、1人でも多くの人と楽しみたいという気持ちがずっとつながってきた結果が、例えば武道館だったり、そのあとのツアーで訪れた豊洲PITだったり。そういう意味では、会場の大小で何かがガラッと変わることはないのかなと思いますね。

──なるほど。そんなツアーでのパフォーマンスやお客さんとのやりとりからは、これまで以上に温かな空気感を感じたのが印象的でした。

上杉研太(B)

上杉 「歓声前夜」の曲たちは、大きい会場でもより伝わるようにと考えながら作っていたから。それが感じていただいた温かさにつながってるんじゃないですかね?

柳沢 あと、俺らはライブに来ていただく“あなた”1人ひとりとずっと対峙してきたわけですけど、その自由度がすごく上がったのかなと。「みんなで1つじゃなくて、1人ひとりの楽しみ方で」というスタンスが、ライブにより反映されてるからだと思います。その流れから、今回のシングルも今のSUPER BEAVERのモードと言うか、あなたと一緒にワクワクするほうに進んで、もっともっとワクワクしたいという気持ちが詰まってる。「歓声前夜」というタイトルを付けたときにはすでに「ワクワクしたい」という気持ちはあったんですけど、今はそれがより明確になっていますね。1人ひとり、日々いろんなことがあるのは大前提で、だからこそワッて喜べる瞬間とか、「楽しそうだな」と思えることを、より貪欲に追求していきたいなと。そんなモードが「予感」にはすごく詰め込まれているのかなって。

藤原“30才”広明(Dr)

──その「ワクワクしていきたい」という思いをメンバーみんなで共有しているからこそ、ライブや楽曲に温かな空気が漂っているのかもしれませんね。

藤原 ワクワクしたいっすね!!

柳沢 (笑)。もともと4人で始めたバンドですけど、1人また1人と、仲間や好きだと言ってくれる人が増えた結果、ありがたいことにドラマの主題歌をやらせていただいたり、日本武道館に立てたり、毎年作品がリリースできたり、全国ツアーを回れたり。それに伴う僕らのうれしい気持ちと同じように、喜んでくれる人がすごく増えたなと思っていて。だから「何度も何度もワクワクしたい」という気持ちは年々強くなっているし、「もっともっと」って思うんだと思います。