撮影は、メンバーがMVの演出を考える作戦会議のシーンからスタート。数枚の風景写真を手掛かりに、彼女たちはそれぞれにやりたいこと、思い付いたアイデアを提案していく。初センターの小畑からは、「ビーチでみんなが円を作って、その中心からドローンが飛んでいく撮影がしたいです」というアイデアが飛んだ。

制服に着替え、いよいよロケがスタート。メンバーがまず赴いたのは島内の市街地だ。中央老街では、高柳明音がスチール撮影も担当。風情のある古い街並みにメンバーのテンションも上がり、無邪気に街を駆け抜ける。

続いてメンバーは、先輩・中堅・後輩の3チームに分かれて「強き者よ」を踊るシーンを撮影。これは松井珠理奈のアイデアを具現化したもので、「先輩メンバーから若手メンバーへ、SKE48の歴史を絶えず受け継いでいく」と言う思いが込められている。

通梁保安宮は、ガジュマルに覆われた神秘的な寺院。大きなガジュマルの木陰で、メンバーは1列になって歩くシーンを撮影した。ここでもカメラマン役の高柳は「はい！」とメンバーに次々と声をかけて目線を求める敏腕ぶりを発揮。列の最後尾を歩く小畑には「ピース！」の指示で、これを受けた小畑もバッチリとキュートなピースサインを高柳へ向かって投げていた。