OWVがさらなる進化を遂げた2ndアルバム「JACK POT」を全曲解説、7名のクリエイターのコメントも (4/4)

OWVの音楽に携わるクリエイターからのコメント
作詞家

GASHIMA(WHITE JAM)

GASHIMA(WHITE JAM)
  • 「DARK STAR」作詞
  • 「Time Jackerz」作詞

「DARK STAR」
どんな日常のワンシーンでも、君と歩けば、気分はスターになれる。そんな夜を描いた楽曲になります。スターはスターでも、ただきらめいているだけではなく、怪しさやクールさを秘めている。そんなOWVさんの雰囲気に合わせて、「DARK STAR」というキーワードをタイトルにしました。

「Time Jackerz」
「Time Jackerz」というタイトルの通り、OWVさんがファンの皆さんの「時間を盗む」=「時間を忘れさせる」という楽曲です。少しずつ世の中が戻ってきた今、皆さんがライブでこの曲を聴いて、時間を忘れ去るようなひと時を過ごしてもらえたらうれしいです。

Lauren Kaori

Lauren Kaori
  • 「Here & Now」作詞
  • 「Gamer」作詞
  • 「You」作詞
  • 「Let Go」作詞

「You」は新しく入ったキャンパスで出会った2人みたいなイメージが浮かんで書き始めました。主人公はなんらかの傷があるのか、あまり人に心を開かない。でも太陽のような屈託のない明るさを持っているもう1人の登場人物に出会ってその存在が気になり始める。かすかにはじまった名前を知らない変化に戸惑いながらも期待を持って心を委ねていく主人公を、太陽に照らされて必然と開いていってしまう蕾の姿に重ねながら書かせていただきました。

「Let Go」はコンセプトが「寄り添い」だったんですけど、歌詞のお題は失恋の歌でした。失った恋を振り切れずにいる主人公の未練と葛藤する歌詞です。明るく終わらせて聴き手を励ますのも1つの方法だったのかもしれないですが、落ち込んでいるときに励まされるよりも一緒に泣いてもらったほうが1人じゃないって感じられることもあるのかなって思うんですよね。

音楽ってランキングとか再生数だったり賞やコメントという評価の基準になりそうなものはあるんだけど、芸術的表現自体は勝ち負けがない。そんな世界に入って自らのエネルギーや時間といった財産をつぎ込むこと自体がある種の勝負みたいなものかなと思うんです。
誰かがやっていることを批判することは簡単でも、批判されるリスクを進んで負って表現に挑戦するって勇気がいることだと思うんです。「Gamer」はそんなことをOWVの活動と重ねて考えながら書きました。MVを見てこの曲はOWVのものだなって思ったのと同時に、見てるほうは応援したくなるだろうなって感じたんです。よかったなって、安心しました。

「Here & Now」を書いていたときはコロナ真っ只中だったんです。エンタテインメント業界が前代未聞の打撃を受けていた年にデビューしたOWVは、アーティストの活動の中でも大きな喜びであるライブというものを苦しい制限がある中でしかできなかった。ご本人たちにとってもファンの皆さんにとってもつらいことだったと思います。だから「Here & Now」では声出しができるライブができる日を見越してあえて「声を聞かせて」と入れました。QWVとOWVの愛を確認できる箇所が作りたかった。いつかライブで見てみたいですね。

Anna Kusakawa

  • 「Caution」作詞
  • 「Better Day」作詞

「Caution」は、心臓の鼓動を表してそうな時計の音、どこか焦りや緊張感のあるサウンド、そしてサビの「気をつけて!」と叫んでいそうなキャッチーなフックからタイトルを決めました。制御できない自分の感情に戸惑いながらも、どんどん「君」という罠にはまっていってしまうという曲ですが、その相手にギリシャ神話などに出てくるセイレーンをイメージしたりもしました。また、メロディのリズムを生かすために言葉を音として捉えてフレーズの聞こえ方を大事にして書きました。

「Better Day」は、メンバー同士のメッセージソングでもあり、ファンの方々へ向けてのメッセージソングでもあります。ライブでファンの方を前にしてこの曲を歌うとしたら、どのような気持ちで、どのような感情を乗せて歌うのかをイメージしながら書きました。歌詞を書いているとき、OWVのYouTubeにある動画を見ていたのですが、そこで語っていた今までのOWV、そしてこれからのOWV、4人のグループに対しての思いを歌詞に込めさせていただきました。今までがあったからこそ、今歌える歌になっていると思います。

OWVの音楽に携わるクリエイターからのコメント
コレオグラファー

kazuki(s**t kingz)

kazuki(s**t kingz)
  • 「Gamer」コレオ

「Gamer」の振付でこだわった点は4人での構成のバリエーションを増やすことと、その分振付は細かくしすぎず、ダイナミックに動ける箇所をしっかり入れる点です。大人数グループと違って、4人という人数では構成のバリエーションが少なくなりやすいので、いろいろな形を見せられるよう意識しました。そして立ち位置がコロコロ変わる中で振付も終始細かすぎると見せたい形が見えづらいのでそこの引き算を特に意識しました。「Gamer」の失敗を恐れず挑戦していくイメージも踏まえて荒く、強く魅せる意識もしました。

YORITO

YORITO
  • 「Caution」コレオ

このたびOWVの「Caution」を振り付けさせていただいたYORITOです。この曲を初めて聴いたときにサビのキャッチャーさかつ強さとOWVらしさがある音にすぐ振付のイメージができたことを覚えてます。OWVだからできる構成と、OWVだから出せるバイブスと空気感を意識して「Caution」を振付しました。またファンの皆様の印象に残り、また見たいと思ってもらえれるように工夫しました。何より本人たちが一番踊ってて楽しいって感じてくれていたら心からうれしいです。ぜひ1つひとつの振付、構成に注目して見ていただけたら幸いです。

Ryusei harada

Ryusei harada
  • 「Let Go」コレオ

振付させていただいた「Let Go」はとにかく歌詞が心に伝わってくる曲で、切なさがあふれ出ているけど、力強いというイメージがあって、コレオはコレオ単体で先行せず、耳で聞いてるものをそのまま目で見せられるように、イメージ通り切なさと力強さが見えるような振付にしました。

特にサビ以外を構成メインで物語を見てるような感覚になるように作って、サビは構成より振付で涙を拭う振りだったりを付けて、キャッチーではあるけどダンスでさらに曲を表現しやすいように切なく強く作りました。

KANU

KANU
  • 「Last scene」コレオ

初めて「Last scene」を聴かせていただいたとき、映画のワンシーンのような素敵な歌詞が詰まっている曲だと感じました。エモーショナルなゆったりと美しい部分、リズミカルで迫力のある部分など、1曲の中でさまざまな雰囲気があるので、その流れやトーンに合わせて振付も作りました。ポーズのシルエット、指先の雰囲気、リズムの取り方など、細かいところまでたくさんのパターンを試し、「Last scene」の物語をさらに輝かせるように構成しました。特にこだわった部分は出だしです。「幕が開いてラストシーンがスタートする」というのを両手で視覚的に表現しました。また、OWVさんの新しい一面を引き出したいというのもあり、普段の皆さんの雰囲気にセクシーさを加えて作りました。儚い美しさ、男らしさ、いろいろなOWVさんの表情が楽しめるような1曲になったと思います。ぜひ楽しみながら見ていただけたらと思います。


OWV

OWV

プロフィール

OWV(オウブ)

2019年に行われたオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」に出演した元練習生の本田康祐、中川勝就、浦野秀太、佐野文哉の4名によって結成されたボーイズグループ。グループ名は「Our only Way to get Victory ~勝利を掴む僕たちだけの道~」というメンバーの思いが由来となっている。2020年4月にグループを結成し、9月に1stシングル「UBA UBA」でデビュー。2021年10月に1stアルバム「CHASER」を発表した。2022年に2月に東京・中野サンプラザホールでワンマンライブ「OWV ONEMAN LIVE 2022 -and I-」を行い、同年10月から東名阪ツアー「OWV LIVE TOUR 2022 -STRANGE-」を実施。2022年は「You」「Time Jackerz」「Let Go」の3枚のシングルをリリースした。2023年3月からツアー「OWV LIVE TOUR 2023 -CASINO-」を開催。7月に2ndアルバム「JACK POT」をリリースした。ダンス、ボーカル、ラップにおいてデビュー当時から高いスキルを持ち、テンポのいいトークにも定評がある。