白いワンピースに海って、ちょっと王道な感じ

──万理華さんには撮影2日目について話を聞きたいと思います。この日はまず海岸に行ったそうですが。

海岸では衣装が白いワンピースだったんですけど、メンバーそれぞれデザインが違っていて。スタイリストさんが私たち1人ひとりをイメージして、個性が出たものにしてくれたんです。それで私はいつもどおり、みんなとはしゃいで水鉄砲で遊んだり、足だけ海に入ったりして。私が一番はしゃいでた気がします（笑）。でも白いワンピースに海って、ちょっと王道な感じがしますよね。

──海岸ではほかにどんなことをしましたか？

私はずーっと、メンバーとじゃれてました。たまに「きれいだな……」と思いながら海をボーッと眺めてると、そういう姿もカメラマンさんが撮ってくれたり。私、写真を撮られるのが大好きだから、たくさん撮ってもらおうと思ってとにかくいろんなことをしました。

──例えばどんなこと？

スイカ割りをしてたメンバーがいたんですけど、私はしなかったんですね。で、スイカ割りが終わったあとに、バットで地面に付けて、そこに頭をこうくっ付けてグルグル回ったら撮ってもらえて（笑）。

──ちなみに万理華さん、海は好きですか？

すっごい好きです。海に行ったのは本当にひさしぶりだったんで、すごいはしゃいじゃって。しかもメンバーと海に行くのも初めてだったから、めっちゃテンションが高くなっちゃったんです。なんかいいですよね。私みたいにはしゃいでる子もいれば、1人でボーッとしてる子もいて、それぞれの個性が出てるし。写真集を観たらきっと「あ、この子はこういう子なのかな」って、性格とかわかるんじゃないかな。

どの写真も素で、ここまで自然な感じは初めて

──で、それから近くの駅で撮影して。

なんかすごくレトロな感じで、電車もあまり通らなくてのどかだなと思いました。今回撮影した場所のほとんどが静かでのどかなところばかり。撮影中も意外と自由にしゃべったり動き回ったりしてました。

──そうしてる間も写真を撮られてるわけですよね。

普段の撮影だとカメラを向けられたら笑顔でポーズを決める感じなんですけど、今回は本当にそういう感じじゃなくて。どの写真も素で楽しんでるところが写っていて、ここまで自然な感じは初めてだから新たな発見があるんじゃないかな。だって、写真によっては楽屋での私たちそのまんまってものもあるし（笑）。

──このあたりでは、ほかにどんなことをしましたか？

シャボン玉で遊びました。シャボン玉、超ひさしぶりにしたんですよ。すごく楽しかったなあ……この撮影で、夏にやる王道的なことはすべてやったんじゃないかな。花火も海もシャボン玉もあって、カレーも作ったし、夏休みにやることは全部できてうれしかったです。メンバーみんなでなかなかこういうこと、できないですし。

──そういえば2日目は宿での写真もありますね。

宿はね、ごはんがおいしかった（笑）。

──おいしそうに食べてる写真もありましたし。

本当においしかったんです！ ダイエットしようと思ってたけど、いっぱい食べちゃった。こんな顔してるところ、ファンの方に見せたことないですよ（笑）。

これを観ればみんな“乃木坂派”になると思いますよ！

──3日間の撮影で印象に残ってる場面ってありますか？

宿で朝、歯磨きしてるところを撮ってもらったんですよ。それかな。いくちゃん（生田絵梨花）と一緒だったんですけど。朝起きたての顔をしてるから、どう写ってるか気になってるんです。でも印象的なのは全部ですよ。本当に1つだけ選べないくらい、どれもいい。1日目に牧場で乳搾りもして、それも印象に残ってるし。あ、3日目に鴨川シーワールドに行ったんですけど、 みんな私服なので、そこにも注目してほしいかな。

──「臨海学校」というテーマのもと撮影されてるのもあって、本当に学校行事の思い出のアルバムみたいな内容になりましたね。

今、高校3年生なんですけど、臨海学校って学生じゃないと体験できないものですよね。だから卒業間近の高3でこういう撮影ができて本当によかったな。私にとっては高3の夏の思い出がここに詰まってるので、いろんな人に観てほしいです。これを観れば「乃木坂の子って、こんなに自然体でキラキラしてるんだ」と思ってもらえるかも。みんな“乃木坂派”になると思いますよ！