NGT48|新潟から世界の人へ、第2章の幕開け告げる4thシングル

本当にいいメンバーと巡り会えた

──それぞれのチームの特徴や強みはなんだと思いますか?

山口 メンバーのチーム愛が強くて、仲がいいところです。

本間 チームのグループLINEが面白くて(笑)。ノート機能に真面目に注意点をまとめている一方、ホントにくだらない話も多くて、いろんなことを四六時中話しています。最初はこんなに仲よくなれるとは思ってなかったんですけど、今はレッスンの休憩時間でもみんな一箇所に自然と集まってて(笑)。家族みたいな感じで、チームGのみんなと話しているときがすごく楽しいです。ホントにいいメンバーと巡り会えたと思います。

左から加藤美南、荻野由佳、本間日陽、山口真帆。

──遠慮なく意見を言い合えるという話もあったように、同期メンバーだけで構成されたチームだからメンバー間の壁がないんですね。

山口 今まで言えなかったこともお互いに言えるようになりました。日陽がMCで滑ることをイジることもあって(笑)。

本間 すごいイジってくるんですよ、この人を筆頭にみんなが。

山口 それだけ仲がいいんです。

本間 あと、公演に寸劇が含まれていることもチームGの強みだと思います。毎回違う内容の寸劇を披露しているんです。

山口 1人ひとりのキャラクターに合わせた内容で、あゆたろう(中村歩加)の演技が下手なことを逆手に取って、棒読みの台詞にみんなでツッコむという寸劇もやりました。おかげでメンバーの個性がどんどん広がっています。

本間 魔法使いキャラのまほほん(山口)がいたり、“さくらんぼの妖精”のりったん(菅原りこ)がいたり、ひよこキャラの奈良未遥ちゃんがいたり、面白い子たちばかりです。

荻野 チームNIIIも個性が強い子が多いのでMCでも1人ひとりガツガツいくようにしています。MCも面白いチームにしていきたくて。

加藤 それと、チームNIIIは後輩メンバーがいることが強みだと思います。これまで自分たちが学んできたことを忘れないようにするためにも、後輩に伝えられることをすべて伝えてチームを育てていきたいです。

NGT48の未来は明るい

──新体制のNGT48にはそのドラフト研究生5人と、第2期生オーディションの合格者16人からなる計21人の研究生が加入しました。彼女たちの印象はどうですか?

本間日陽

本間 みんなキラキラしていて、NGT48の新しい戦力になる子たちばかりだと思います。

──9月2日には新潟・万代シテイパークで研究生のお披露目イベント「NGT48 研究生お披露目ライブ ~お待たせしました!私たちも新潟の女です!~」が行われました。その中で、渡邉歩咲さんの独特なキャッチフレーズに大きな笑いが起こったそうですね(参照:私たちも新潟の女です!NGT48研究生21人がレインボータワーの下で初ライブ)。

本間 たいていのことはー。

荻野加藤本間山口 生活に支障はなーい。

山口 ……ってやつですね(笑)。渡邉歩咲ちゃんは自分からしゃべりかけてこない子なんですけど、話したらすごく面白くて。MCではほかの子との違いをどう見せるかがポイントだと思うんですが、あの子は人とまったく被らない価値観を持っているんじゃないかな。

荻野 絶対大物になると思います! 小学生の頃まで人とうまく話せなかったらしいんですけど、そんな子がアイドルになる夢を叶えるなんてすごいじゃないですか。ホントに変な子で、朝ごはんにガムを食べて貧血になっちゃったらしくて。

本間 生活に支障出てるよね(笑)。早く「にいがったフレンド!」(テレビ新潟で放送中のNGT48の冠番組「NGT48のにいがったフレンド!」)に出てほしいな。

荻野 ほかの研究生も個性的な子ばかりで。みんな物怖じしないし、「由佳ちゃーん!」ってグイグイ来てくれるんです。

加藤 怖いもの知らずだよね。

──パフォーマンス面については約3年前の活動を始めた頃の自分たちと比べてどうですか?

山口 いやもう、今の研究生のほうが圧倒的にすごいですよ。

荻野 「なんで最初からこんなにできるの?」って。

本間 一緒に活動していくのが楽しみです。NGT48の未来は明るいと思います。

NGT48の歩く宣伝マンになりたい

──ここからは10月3日にリリースされる4thシングル「世界の人へ」について話を聞かせてください。今作で荻野さんは2ndシングル「世界はどこまで青空なのか?」以来2度目となる表題曲のセンターを務めています。NGT48でシングル曲のセンターに2度抜擢されたのは荻野さんが初ですね。

荻野由佳

荻野 はい。でも私がセンターであるということより、里英さんの卒業後、そしてドラフト研究生と2期研究生が参加した初めてのシングルであることのほうが大事だと感じていて。年末の歌番組でこの曲を歌いたいという気持ちもありますし、みんな今まで以上に力が入っていると思います。「世界はどこまで青空なのか?」のときはセンターとしてどう曲を表現したらいいかを考えていたんですけど、「世界の人へ」は「みんな一緒に幸せになろう」と歌っている曲なのでみんなで気持ちを1つにしてがんばりたいです。「チーム全体を見て!」というオーラを出せるセンターでありたいですね。

──荻野さんは6月の「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙 ~世界のセンターは誰だ?~」で4位にランクインしたほか、最近はバラエティ番組への出演も増えていてNGT48の顔となりつつあります。

荻野 AKB48グループのメンバーはバラエティ番組に私服ふうの衣装で出ることが多いんですけど、私は必ずNGT48の衣装で出ようと決めていて。パッと見てNGT48のメンバーとはわからなかったとしてもアイドルだとはわかるじゃないですか。最近はテレビ局などの関係者の方に「NGT48のライブに行ってみたいんだよね」と言っていただけることも増えてきたし、歩く宣伝マンのような人になれればうれしいです!

本間 宣伝マンはもとから歩いてるんじゃない?(笑)

荻野 もー、細かいことはいいの! NGT48の歩く看板とか広告みたいになれるようにがんばります!

──「TOKYO IDOL FESTIVAL 2018」や「@JAM EXPO 2018」などのフェスでは、荻野さんと写真を撮りたいというアイドルが続出したそうですね。

荻野 たくさんのアイドルの方と一緒に写真を撮りました。

山口 「テレビに出てるおぎゆかだ!」って思うんじゃないかな。私たちは普段一緒にいるからそういうふうに思うことはないけど。

荻野 顔見知りのアイドルは多いので、そのつながりで知ってくれた方も多いんだと思います。