ベルギー（2月9日ブリュッセル・Vk* concerts）

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ワールドツアー最初の土地となったのはベルギー・ブリュッセル。大いに盛り上がる現地のオーディエンスに対し、きゃりーが「ベルギーには一度も来たことないのにどうして私のことを知っているの？」と問いかけると、「PONPONPON!! YouTube!」という声があちこちから上がった。きゃりーはこの日のライブ前、緊張のあまり日本の両親や友人に電話をしてからステージに上がったとのこと。「おかげでリラックスできてすごく楽しいライブになりました」とのちに語っている。

フランス（2月10日 パリ・La Cigale）

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初日から一夜明け、きゃりー一行は昨年「JAPAN EXPO」でも訪れたパリに上陸。日本のカルチャーになじみの深い土地とあってコスプレをしたファンの姿も多数見受けられ、きゃりーは「ボンジュール!! サヴァ!! きゃりーぱみゅぱみゅです!!」「ありがとうメルシー！」とフランス語を交えながらハイテンションでステージを展開した。

イギリス（2月13日 ロンドン・O2 Academy Islington）

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ヨーロッパ公演最終日となったこの日のライブは、ロックの聖地O2 academyで行われた。チケットは数秒でソールドアウトとなり800人の観客を集客。前2日間のヨーロッパ公演で「PONPONPON」の反響があまりにもすごいということで、本人のリクエストによりオープニングでこの曲を披露することが決定した。この日は、1年ぶりに「PONPONPON」のビデオクリップの衣装を着用し、情熱的なパフォーマンスで観客を魅了。こうして3回のヨーロッパ公演は大成功のうちに幕を閉じた。

台湾（3月15日台北・Legacy Taipei）

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ツアー中初めてのアジア公演となった台湾も、チケットは即完売を記録。約1450人がすし詰め状態になった会場できゃりーは計20曲を披露した。発売前だった「にんじゃりばんばん」もいち早くパフォーマンスし、きゃりーは曲中の忍者ポーズをレクチャーしながら観客とのコミュニケーションを楽しんでいた。

香港（3月17日 九龍湾・E-MAX Music Zone）

台湾に続くアジア公演は香港。800名を収容する会場はもちろんソールドアウト。CDもライブと同日に発売となり、物販スペースは開場前から大いに賑わっていた。きゃりーは事前に練習した、「大家好（ダージャーハオ / 皆さんこんにちは）」や「多謝！（ドーチェ / ありがとう）」などの広東語を多用してライブを盛り上げた。ちなみにきゃりーは八角などアジア系の香辛料が苦手とのことで、滞在中の食べ物には若干苦戦していたようだ。

アメリカ（4月12日 ロサンゼルス・CLUB NOKIA）

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ロサンゼルスでライブを行うのは2度目。2300人収容の会場がソールドアウトするほどの熱狂ぶりだ。英語圏ということで、「ハロー!! エブリバティ!!」「来てくれてありがとう!! サンキューベリーマッチ！ ここでブランニューソング『インベーダーインベーダー』を初披露したいと思います！」と、きゃりーの現地語によるMCにも拍車がかかっていた。

アメリカ（4月14日 ニューヨーク・Best Buy Theater）

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さまざまな音楽が飛び交うニューヨークの地では約2100人を集客。フロアは、現地在住の日系人はもちろん、きゃりーのファッションを真似たコスプレイヤー、おしゃれに敏感な若者など、刺激的なオーディエンスが一堂に会する場となった。また、「インベーダーインベーダー」もシングル発売1カ月前にアメリカのオーディエンスに届けられた。

シンガポール（5月10日 シンガポール・Scape Warehouse）

このシンガポールライブが海外での最終公演とあって、マレーシア、フィリピンなど近隣諸国から訪れたファンも含めて約1000人が会場を埋め尽くしていた。きゃりーも「ヨーロッパ、アジア、アメリカと回ってきたワールドツアーも今日が海外最終公演なんですよ」と初めてのワールドツアーをやり遂げたことへの充実感と安堵感を感じていた様子。ライブ翌日はユニバーサルスタジオシンガポールへ。日本にないアトラクションなどを堪能し、少しのオフを楽しめたようだ。

日本（5月30日 東京・渋谷公会堂）

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ファイナルの渋谷公会堂公演は、ツアー途中に追加公演として発表された。きゃりーがホール会場でワンマンライブを行うのは初。もともと日本国内の公演はステージセットや衣装、楽曲などを海外公演と大きく変えていたが、ファイナル公演のみの演出も多く取り入れられた。