Devil ANTHEM.|新体制で歌う“エモさ”あふれるロックナンバー

私たち進化してる!

──今回のシングルの表題曲の「EMOTINAL」は、バンドサウンドのロックナンバーですね。最初に聴いたときにどのような印象を持ちました?

SATSUKI. バンドサウンドの曲は初挑戦で、初めて聴いたときにみんな「えっ、デビアンじゃない!」って言ってました。「私たち進化してる!」みたいな。ライブで披露したらファンの方も「新しい一面を見たよ」と言ってくれました。振りもすごくカッコよくて、笑顔じゃなくて真剣な顔をして踊るんですよ。

KURUMI. 私はバンドの音がすごく好きで、バンドサウンドの曲をやるアイドルさんのライブを観てうらやましく思っていたんです。だから「EMOTINAL」を私たちの推し曲にしたい(笑)。「干され曲にならないようにがんばろうね」ってみんなで話してます。

Devil ANTHEM.

AIRI. 同じ事務所のMalcolm Mask McLarenさんも激しいロックな曲をやるグループで、ライブで頭を振って踊ってるのを観て「カッコいいな!」と思っていて。これまでのデビアンは笑顔で踊るグループだったので、「EMOTIONAL」を聴いたときは「よっしゃ来た!」ってガッツポーズしましたね(笑)。

KAEDE. 私も「めっちゃ好き!」って思いました。

YUME. 私は「私たちがこれを歌えるのかな」という不安がありました。でも今までの曲の中で一番好きで、ライブでやっててすごく楽しいです。落ちサビがエモくて、すごく好きです。

AI. 私も大好きで、移動中によく聴いてます。でも、振りがすごい激しくて難しいんです。初披露する2日前にイントロとサビの振りが変わって、みんな大パニックでした。あと、カップリングの「OMONPAKARU」には「EMOTIONAL」と違っていろんな遊びが入ってる曲なので、今回のシングルでも二面性を出せてるんじゃないかな。毎回曲がよくて、感謝しかないですね。

──「EMOTIONAL」の歌詞で好きなフレーズはありますか?

SATSUKI. 「迷いも弱さも受け止め はじまる新しい足跡 どこまで行けるの? 遠回りしても諦めたくない」のところですね。私たちのリアルな感情が歌われている気がして。だから、メンバーみんなこの曲が好きなのかもしれないです。

KURUMI. ライブで振りコピをしちゃうと歌詞が入ってこないかもしれないけど、CDでちゃんと聴いてもらったら応援ソング的な歌詞になっていることがわかると思います。歌ってて「この歌詞をみんなに伝えたい」「これを聴いてがんばってもらいたいな」という気持ちが芽生えてきますね。

AI.

AI. 私は「叫べ 挑め」の部分が振り付けと合っててすごく好きです。あと、「これまでの日々を超えて これからも続くよ 君の隣で笑っていたいから 位置について」のところも。

──タイトルには「EMOTINAL」という言葉が使われていますが、デビアンの活動の中で“エモい”と感じる瞬間ってあります?

SATSUKI. ワンマンや生誕祭でファンの方がペンライトを振ってくれることがあって、その光景に感動しますね。

KURUMI. 私はワンマンライブが始まってステージに出ていくときがエモいです。ライブの前は「会場埋まってるかな」とか「新しいお客さんいるかな」とかいろいろ不安があるんですけど、ステージに立ってたくさんのお客さんがいい顔をしてるのを見るとこみ上げてくるものがあって、「感謝しかないな」と思います。

AIRI. ライブでお客さんが団結してMIXを叫んでるのを見たときに、今まで思ってたアイドルファンのイメージを上回ってて、「こんなにも一生懸命に心から応援してくれるんだ」って感動しました。「TIF」を観に来たお母さんも「すごいね」って驚いてました。

AI. 私は新幹線で東京に通ってるんですけど、新幹線を乗り過ごしたときにエモいってなります……これはエモいじゃなくて、つらいですかね(笑)。

YUME. 私はほかのアイドルさんのライブを観てるときにエモいと感じます。自分たちのライブだと、出番前に円陣を組むときですかね。

KAEDE. 「EMOTIONAL」では、しゃがんだあとに立って後ろを向く振り付けのところがエモいんですよ。

これからも未来に向かって走る

──11月12日には下北沢GARDENで新体制初のワンマンライブ「冬の聖歌祭り」が行われます。このライブへ向けた意気込みを聞かせてください。

SATSUKI. 前回のワンマンではありがたいことにチケットがソールドアウトして。今回はさらに大きい会場なのでかなり焦ってるんですけど、新体制の第一歩なので成功させたいんです。「私たちはこれからも未来に向かって走るから」ということを伝えたいからたくさんの人に来てほしいし、皆さんが振るペンライトを見たいですね。

KURUMI.

KURUMI. YUME.とKAEDE.は今まで新メンバーだったこともあってうちらに遠慮していたところがあると思うんですけど、デビアンに入ってから1年ちょっと経ってめきめき成長して強くなってて。AIRI.ちゃんも私たち初期メンも負けじとがんばってるし、そのみんなのがんばりがグッと詰まったワンマンライブになると思います。

AIRI. 私はワンマンライブに向けてほぼ毎日SHOWROOMを配信していて。踊りはもちろん、MCも強化してデビアンに貢献したいです。私にとってはここがスタートラインになると思ってるし、みんなが「ワンマンライブが一番気合い入るし楽しいよね!」と言ってるので早くワンマンを経験したいです。

AI. ワンマンライブをやるたびに気持ちの切り替えができるし、意識が高まって自分たちを見つめ直すチャンスになるんです。デビアンが結成されてからもうすぐ3年が経つのでライブもトークもしっかりやって、ファンの方には普段通り楽しんで盛り上がってほしいですね。

YUME. 今まで築いてきたものを壊さないようにして、どんどん上に上がっていきたいです。

──今後何かやってみたいことはありますか?

Devil ANTHEM.

SATSUKI. 私はバトントワリングを6年間やってて全国大会に出たこともあるので、それをお客さんの前で披露したいですね。あと、最近は英語をがんばって勉強してます。たまに外国のファンの方も来てくれるから、その人と英語で話してみたいし、もしデビアンが海外に進出することがあれば役に立つし。まだ海外でライブをしたことがないので、日本を出てみたいです。

AI. 取材で毎回のように言ってるんですけど(笑)、私はラジオをやりたいんです。前にラジオ番組に何回か出せていただいたら楽しくて。MCでトークを磨いて、ラジオの仕事につなげていきたいです。

YUME. 私はベイビーレイズJAPANさんのようなライブがしたくて。「夜明けBrand New Days」のライブ映像を観てて、こういう感動する、吸い込まれるようなパフォーマンスをしたいと思ったんです。

KURUMI. デビアンらしさを残しつつ、いろんなジャンルの曲に挑戦していきたいですね。そのためにもっと歌が上手になりたいです。

Devil ANTHEM.「EMOTIONAL」
2017年10月24日発売 / youthsource records
Devil ANTHEM.「EMOTIONAL」

[CD] 1296円
YOSO-0013

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収録曲
  1. EMOTIONAL
  2. OMONPAKARU
  3. めっちゃサマー
  4. EMOTIONAL(instrumental)
  5. OMONPAKARU(instrumental)
  6. めっちゃサマー(instrumental)
Devil ANTHEM.ワンマンライブ「冬の聖歌祭り」
  • 2017年11月12日(日)東京都 下北沢GARDEN
    OPEN15:00 / START16:00
Devil ANTHEM.(デビルアンセム)
Devil ANTHEM.
AI.、KURUMI.、SATSUKI.、KAEDE.、YUME.、AIRI.の6人からなるアイドルグループ。「悪魔の聖歌」という意味の名を冠し、女の子の持つ天使と悪魔の二面性をコンセプトに掲げてライブを中心に活動している。2015年6月にタワーレコード内のアイドル専門レーベル・youthsource recordsに第1弾アーティストとして参加。同年8月にデビューシングル「Devil ANTHEM. ~キミのハートを征服中~」をリリースした。2016年8月に3rdシングル「らすとご!!」を発売し、12月に結成2周年記念のワンマンライブ「EASTER」を開催。2017年3月には東京・下北沢SHELTERにて初のファン参加型主催イベント「デビアンフレンドパーク」を実施した。同年4月に1stアルバム「Fever」を発表。10月24日に4thシングル「EMOTIONAL」をリリースし、11月12日には東京・下北沢GARDENでワンマンライブ「冬の聖歌祭り」を行う。