音楽ナタリー Power Push - Crossfaith
“最強のアルバム”の根幹にある背景
「俺もこんなふうになりたい!」と思ってくれたら
──最後に、発売予定のライブドキュメンタリーDVD(「ACROSS THE FUTURE ~The Beginning~ すべての始まり」)の内容についても聞かせてください。
Koie 鋭意制作中でございます。
Kazuki バンドの結成から僕らの目標だった「Download Festival 2014」までの映像が入ってます。
Koie 「Download」は過去にSlipknotがライブをやってる映像を観て「俺もここに立つ!」って思って目標にしてきた場所ですからね。あとライブDVD(「Crossfaith -LIVE IN UNITED KINGDOM- AT LONDON KOKO」)も出るんですよ。
Hiro 俺たちのUKヘッドライナツアー、ロンドン・KOKOのライブの映像が入ってます。
──会場の前を1度通ったことがあるんですが、オシャレなライブハウスですよね。
Kazuki それに歴史のあるライブハウスですし。
Hiro 会場内も味があるんですよ。
Koie ダブルでライブ映像作品なので、濃いですよ!
Kazuki 自分がキッズのときにライブDVDやドキュメンタリーDVDを観て、「俺もこんなふうになりたい!」と夢を持ちましたからね。これを観てキッズがまたそう思ってくれたら最高です。
──KOKOのライブはどうでした?
Koie 日本のバンドがイギリスでのライブ映像を録ることに意味があると思ったし、初めてのライブDVD収録だったので緊張しました。
──はははは(笑)。
Koie でも熱いライブになったと思うし、日本のバンドがイギリスでライブをやり始めてから約2年で、レディー・ガガもイギリスで初めてやったライブのKOKOでやるっていう。日本のバンドがイギリスのロック通をうならせてるっていうだけでも価値のあるライブ映像になってると思うので、ぜひ観てほしいですね。
収録曲
- System X
- Xeno
- Raise Your Voice
- Devil's Party
- Ghost In The Mirror (feat. Caleb Shomo from Beartooth)
- Dystopia
- Wildfire (feat. Benji Webbe from Skindred)
- Tears Fall
- Paint It Black
- Vanguard
- Calm The Storm
- Astral Heaven
Crossfaith(クロスフェイス)
2006年11月にKenta Koie(Vo)、Terufumi Tamano(Program, Vision)、Kazuki Takemura(G)、Hiroki Ikegawa(B)、Tatsuya Amano(Dr)により結成。2009年4月にリリースした1stアルバム「The Artifical theory for the Dramatic Beauty」が国内メタルコア、スクリーモシーンを活気付ける起爆剤に。同年10月には「LOUD PARK 09」に出演し、圧巻のライブパフォーマンスで多くのオーディエンスを魅了した。その後、「Warped Tour UK」「Sound Wave Festival 2013」「Download Festival 2014」「Reading / Leeds Festival 2014」など海外の大型フェスにも多数出演し、各国のメディアに取り上げられる。2014年10月、キャリア初となるシングル「MADNESS」をソニー・ミュージックレーベルズからリリース。2015年1月にKazukiの脳内出血の治療によりライブ活動を休止。サポートギタリストを迎えてライブ活動を行う一方で新曲レコーディングを実施し、9月にメジャー1stアルバム「XENO」をリリースする。