音楽ナタリー Power Push - CHEERZ
「CHEERZ」ランキング上位入賞記念インタビュー Vol.08 私たち、夢を叶えるために挑戦し続けます!
念願のインタビューでうれしいです
──関口さんが2位、コショージさんが3位でした。上位入賞おめでとうございます。「CHEERZ」に参加してみて変わったことは何かありますか?
関口なほ やっぱり自撮りをする頻度は上がりましたね。Twitterにも投稿はしてましたけど「CHEERZ」で毎日投稿すると皆勤賞がいただけて露出の機会も増えるので、なるべく特別な自撮り写真は「CHEERZ」に投稿することにしてます。
──コショージさんはあまり頻繁には投稿してないような……。
コショージメグミ たまにやってます(笑)。「CHEERZ」はファンの人がハートを送ってCHEER(応援)するシステムがありまして、ファンの人が私にCHEERしてる瞬間のスクリーンショットをTwitterで送ってきてくれて。それを見て「かわいいな」って思ってます。
──独特の楽しみ方ですね(笑)。関口さんは神宿のメンバーとして3人目の出演になりますね。
関口 実は(羽島)みきが入賞したときにもナタリーさんの「CHEERZ」イベントに参加してたんですけど、そのときは3位以内に入ることができなくて。これまでもナタリーさんのイベントには2、3回挑戦したんですけどダメだったんです。でも今回ようやく念願のインタビューでとてもうれしいです!
──コショージさんはブクガメンバーとして初出演です。
コショージ 私たち、今回のナタリーさんの「CHEERZ」イベントにメンバーみんなで挑戦してたんですけど、ファンも「CHEERZ」のことをよくわかってなくて、どうやったらランキング上位になれるかという戦い方を理解してなかったんです。だからプロデューサーのサクライ(ケンタ)さんも「3人インタビューできるなら3人に票を入れよう」って言い出して。それでファンも「じゃあ平等に投票するか」って感じになったんですけど、イベント終盤になるにつれてこれはどうやら全員は入れないって気付いて最終的に私に票が集まりました。ほかのメンバーも「今度は自分の力でナタリーさんに出してもらえるようにがんばります」と言って思いを託してくれたので、「こいつら、いいこと言うな」って思いました。
2推しがいるから現場が楽しい
──これまで「CHEERZ」のインタビューで登場した神宿の小山ひなさん、羽島みきさんと同様、関口さんも原宿でスカウトされたのですか?
関口 はい。原宿はけっこう怪しいスカウトマンみたいな人も多くて、それまでも何度か声をかけられたことがあったんですけど、神宿の運営の方は話してみてすごくちゃんとしていたのでいいなって思って。
──もともとアイドルに興味があったんですか?
関口 アイドルは大好きです! 中学生の頃は普通にアイドル現場に通ってました。でも自分がなりたいっていう気持ちはなくて、憧れみたいな存在だったんですよ。どちらかというとモデルになりたかったのでスカウトの人にモデル志望だと伝えたら「今はアイドルがキテるから」って言われて。アイドルになる気はなかったので断ったんですけど、けっこう粘り強く説得されて。
──それだけ関口さんに魅力を感じたんじゃないでしょうか。
関口 「逃したくないんです」みたいに言われたんですけど、今思うとちょっと怪しかったですね(笑)。でもそう言われたのがすごくうれしくて、アイドルをやることにしました。
──アイドルになってみていかがですか? ファンの立場とはまったく違うと思いますが。
関口 「あ、現場にファンとして行けなくなるな」って最初に思っちゃいましたね。でも逆に一緒のイベントで競演することはできるかなって。そっちを目標にしようと思いました。あと活動しててけっこうしんどい気持ちになるんだなって。私、ダンスも歌も全然できなかったので、それがツラかったです。
──神宿の中ではどんなポジションですか?
関口 特にグループ内での役割とかは決まってないんですけど、ファンの人たちからは友達っぽいって言われますね。「推しじゃなくて2推し」ってめっちゃ言われます。
──それってグループの中で欠かせない存在ってことじゃないですか?
関口 それです! 一番話しやすかったり話してて楽しかったりするのは1推しじゃなくて2推しのメンバーが多いみたいで。
──でも1推しになりたいって思いもありますよね?
関口 もちろんあるんですけど、グループの中に「みんなの2推し」みたいな存在がいたほうが面白いと思うんですよね。1推しだけじゃなくて2推しの私もいるから現場行こうって気持ちになる、みたいな。「1推しのあの子もいいけど、この子もいるからやっぱりこの現場楽しいな」って思ってくれるようなメンバーになりたくて。
コショージ 控えめですね。
関口 そこはあまり欲がないんですよね。
コショージ 私は2推しってちょっとよくわかんないです。言われたことがないし。BiSだったときも2推しっていう概念があの現場にはなかったように思う。
関口 最初の頃は2推しって言われることが多くて悩んだ時期もありました。でもスタッフさんから「2推しっていいことだよ」って言われたんです。例えば生誕祭で一番盛り上がるのは2推しのファンが多い子って言われて、なるほどって思って。協力してくれる人が多いので、盛り上がるんですよね。
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- アイドル応援アプリ「CHEERZ」
「CHEERZ」はアイドルが投稿した写真に対して「CHEER=応援」することでランキングが変動するアプリ。順位によってさまざまな特典が参加アイドルに与えられる。現在参加アイドルは400人以上で、今後も続々と増える予定。
神宿(カミヤド)
一ノ瀬みか、羽島めい、羽島みき、関口なほ、小山ひなの5人からなるアイドルユニット。2014年9月に結成し、東京・原宿を拠点に「KAWAII(可愛い)」「MAX(全力)」「YELL(応援)」「DREAM(夢)」を届けるために活動している。2015年9月には結成1周年を記念した単独公演を東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて開催。2016年1月には東京・TSUTAYA O-EASTでグループ最大規模の単独ライブに挑戦し、同月より3月まで月1回の定期公演を開催している。
Maison Book girl(メゾンブックガール)
矢川葵、井上唯、和田輪、コショージメグミの4人からなるアイドルユニット。いずこねこを手がけた音楽家のサクライケンタがプロデュースを担当し、現代音楽とアイドルポップスを融合させた楽曲を発表している。またセルフプロデュースのファッションブランドも展開しており、音楽シーンだけにとどまらない独自の活動が注目を集めている。2015年9月に1stアルバム「bath room」をリリース。同年11月には初の単独公演を東京・WOMBで開催した。