超特急「Call My Name」インタビュー|最高すぎるでしょ!“持ってる俺たち”のハンパないエールソング (2/3)

わちゃわちゃするの、楽しいです

──そして、今回の振付を担当されたのが、超特急は初タッグとなるパワーパフボーイズさんです。なぜパワパフさんにこの曲の振付のオファーを?

ユーキ 前々から、ご縁があればパワパフさんにお願いしたいねという話はグループ内でしていたんです。「Call My Name」がキャッチーな曲だということに加えて、みんなで一緒に踊れるような曲にしたいという思いがあったので「ここはパワパフさんでしょ!」という感じでお願いさせていただきました。

──振りを付けてもらうにあたって、皆さんからはどのような要望を伝えたんですか?

ユーキ 仲間が集まって楽しむような場面で踊ってもらえたらいいなという思いがあるので、ついつい踊りたくなってしまうような振付を作っていただけるようにリクエストしました。完成した振りは“乾杯ダンス”といって、乾杯のポーズをイメージしたキャッチーなものになっているんです。友達と遊ぶときとか、カラオケで歌いながらとか……このダンスを踊って盛り上がってもらえたらうれしいなと思ってます。

タカシ(中央)に迫るシューヤとユーキ。

タカシ(中央)に迫るシューヤとユーキ。

左からシューヤ、タカシ、ユーキ。

左からシューヤ、タカシ、ユーキ。

──パワパフさんとのセッションについてはいかがでしたか?

タクヤ 3人とも、めちゃくちゃ騒がしかったです!(笑) たった1日で、どの振付師さんよりも距離感が近くなったような気がします。「いくつに見える~?」って聞かれたり……。

リョウガ 初対面のひと言目がそれだったね(笑)。

タクヤ そこから始まり、もうホントにワイワイと楽しい感じで。

ハル 楽しかったなあ。

シューヤ ずーっと話してました。

リョウガ 3人それぞれに役割分担があって、教えてくださるときは真剣にね。メンバー1人ひとりについてくださって、細かな部分もしっかりと教えてくださったんですけど、それ以外の時間はもう、ホントにすごかったです! 誰よりも楽しんでらっしゃって、現場の士気も上げてくださったので、すごく楽しく過ごせました。

──振付の中で、特に注目してほしいポイントはありますか?

ユーキ 僕、2番のAメロが好きですね。

マサヒロ 「Hey 忘れ物はないかい?」のところですね。

ユーキ 1番のサビが終わったところで、急にギアを上げてゴリゴリのダンスをするんですよ。踊っていて気持ちいいし、フォーメーション構成も含め、ここの一連の流れが好きなのでぜひ注目してほしいです。

アロハ 僕は2番のサビですね。1番のサビとは打って変わって、みんなでわちゃわちゃするシーンがあるんですけど、そこがすごい好きです。わちゃわちゃするの、楽しいです(笑)。

お互いの顔を見つめるアロハとハル。

お互いの顔を見つめるアロハとハル。

爆笑するアロハとハル。

爆笑するアロハとハル。

マサヒロ 自分はコールの部分ですね。「C'mon up, c'mon up, c'mon up, c'mon up 俺らが No.1」と歌うところ。簡単な振付ではあるんですけど意外と頭に入ってこなくて、MV撮影ギリギリまで苦戦していたんです。でも、みんなでここを踊るのは楽しくて。ライブでも盛り上がりそうなので、皆さんにも注目してもらいたいパートですね。

攻めすぎちゃったマーくん

──MVは主題歌バージョンとフルサイズの2種類が公開されていますが、フルサイズバージョンのMVについてお話を聞かせてもらえますか?

ユーキ ショートバージョンはホストクラブを舞台にしたものだったんですけど、フルバージョンはダンスシーンがメインで。“緑バック”を使って……。

アロハ グリーンバックね!(笑)

タクヤ まあ、間違いではないんだけど(笑)。

カイ けっこうあの、“グリーン後ろ”だったんで……。

ユーキ (笑)。グリーンバックを使って、CGで背景を作る形で撮影しましたね。こっちのバージョンの撮影はアロハが大変だったね。彼はずっと別現場があったので……。

アロハ 振り入れを当日にしたんです(笑)。

ユーキ 必死に食らいついてましたよ。

アロハ 大変ではあったけど、できる限りのことはしました。

タクヤ あ、1つ思い出した。ソロのイメージカットで、1人ずつ違うアイテムを持ってパフォーマンスしたんですよ。僕だったらカメラ、ハルはりんご……みたいな感じで。で、マーくん(マサヒロ)はステッキの担当だったんですけど……。

マサヒロ しっかりとカットされました!

目を合わせるマサヒロとタクヤ。

目を合わせるマサヒロとタクヤ。

笑うマサヒロと照れるタクヤ。

笑うマサヒロと照れるタクヤ。

ハル 1mmも使われてなかったよね?

マサヒロ ポールダンスをイメージして踊ってみたんですけど、攻めすぎちゃったみたいで(笑)。

リョウガ パワパフさんがめちゃくちゃ盛り上がってたな。

タクヤ 俺たちもめっちゃテンション上がったのよ。マーくんの前にユーキがトランプを使って撮影していて、カイに教えてもらったマジックをやることになって。何回か失敗はしたんですけど、1回見事に決まったテイクがあって、そこから一気にみんなのテンションが上がったんです。その流れのままマーくんが、ステッキを使ってめちゃくちゃセクシーに踊って……。

シューヤ パワパフさんはスタンディングオベーションしてましたから。

タクヤ すごく盛り上がって楽しかったので、ああいう空気感は大切にしていきたいなって(笑)。

もはやs**t kingzです、僕たち

──まもなく、5月27日に全国ツアー「BULLET TRAIN Spring Tour 2023『B9 Unlimited』」がスタートします。ツアーへ向けた準備はいかがですか?

ユーキ あと1週間もしないうちに本格的なツアーリハーサルが始まるというタイミングですね。振り入れもあと1曲で終わります。新曲の振り入れをしたり、既存曲も9人のフォーメーションに変更したり……ツアーでやる曲はこれまでに披露したものと極力被らないようにしたいなと思っているので、時間が許す限りで準備を進めています。

──9人体制初のアルバム「B9」を引っさげてのツアーとなりますが、どんな内容になりそうですか? ネタバレにならない程度に教えてもらえたら。

ユーキ 今回カイとタカシが衣装を担当してくれているんですけど、その衣装やステージセット、演出含め、すごく一体感のある空間が作れるような気がしています。「B9」というアルバム自体、曲順に1つの流れがあるじゃないですか。そういう“まとまり感”を、ライブ全体を通して感じられると思う。あと「B9」の収録曲って、それぞれに違った色味のカッコよさがあると思うんですけど、これまでは耳だけで感じていた色味が、僕らのパフォーマンスによってより鮮明になって、深く心に残ると思う。受け取る印象が変わって「この曲すごい好きかも」となる発見がきっとあると思うし、ライブでやることで跳ねる曲も出てくる予感がしてます。だから、8号車(超特急ファンの呼称)の反応がすごく楽しみですね。

──期待値が高まりますね。カイさんはいかがですか?

カイ ネタバレにならないようにですよね? 「◯○◯○」やります。

リョウガ ……おい!?

カイ あ、これネタバレ?

タカシ びっくりしたー!(笑)

シューヤ あまりにも突然すぎて新曲かと思った。

カイ ごめんごめん(笑)。僕がユーキに「やりたい」とリクエストして、セットリストに入れてもらった曲が1曲あるんですよ。皆さんを驚かせることができると思うので、楽しみにしていてもらえたらなと思います。

ピースするカイとリョウガ。

ピースするカイとリョウガ。

カイとリョウガ。

カイとリョウガ。

──「B9」収録の新曲、振りが付いてみての手応えはいかがですか?

カイ 振りが付いて、さらに好きになった曲がいっぱいありますよ。s**t kingzのOguriさんにコレオをお願いした曲があるんですけど、僕はその曲がより好きになりました。

──Oguriさんがコレオを担当された曲って、過去にないですよね?

ユーキ ないです。今回が初めて。

タクヤ ホントに、すごくいいよね。

リョウガ 今回、シッキンさんにすごくお世話になっていて。

カイ 「シャンディ」はkazukiさんだしね。

タクヤ shojiさんにも別の曲で付けていただいたし、Noppoさんには「B9」の前に「BakaBakka」(2022年10月リリースのシングル「宇宙ドライブ」収録曲)とかを作ってもらってるし……。

リョウガ シッキンさんとズブズブになっちゃって。

タクヤ もはやs**t kingzです、僕たち。

アロハ いや、人数シッキンさんの倍以上いるから!(笑)

一同 あはははは!