ユーミンの代表曲の1つである「やさしさに包まれたなら」のワンフレーズをタイトルに冠した「小さい頃は、神様がいて」は、
「天までとどけ」は11月18日リリースのユーミンのニューアルバム「Wormhole / Yumi AraI」の収録曲で、作詞作曲はユーミン本人が、編曲は
ユーミンは「天までとどけ」について、「今回のアルバムのテーマでもある“荒井由実”が一番感じられる曲だと思います。ドラマのタイトルにも偶然リンクしていますよね。荒井由実時代の自分が、今の松任谷由実にそのまま平行移動して混ざり合ったような曲です。自分で言うのもなんですが…“神曲”だと思います」とコメント。YouTubeでは主題歌の一部を使用した本予告映像が公開されており、ユーミンの新たな挑戦に少しだけ触れることができる。
また「Wormhole / Yumi AraI」の全収録曲のタイトルと、10月17日に全国3会場でアルバム爆音先行試聴会&トークライブが行われることがアナウンスされた。トークライブには、ユーミン本人のほか、松任谷正隆、ミックスエンジニアのGOH HOTODAが出演し、アルバムの制作エピソードを語る。ユニバーサルミュージックの特設ページでは、10月5日23:59まで参加者を募集中。
「小さい頃は、神様がいて」本予告
北村有起哉 コメント
主題歌を松任谷由実が担当すると聞いたときの心境
ちょうど昨日(インタビュー前日)、サブスクで“松任谷由実ベスト”のようなプレイリストを聴いていたばかりだったんです。どれも耳になじみのある名曲ばかりで……。そんな数々の名曲を生み出してきた松任谷さんが、今回、ドラマのために新曲を書き下ろしてくださったと聞いて、本当にうれしかったです。実際に対面でお会いする機会もあり、少しお話をさせていただいたのですが、第一声から“やっぱりすごいな”と圧倒されました。素の声だけでも響きがすごくて、まるで地面を通じて足元まで伝わってくるような感覚でした。そして、とても気さくに話しかけてくださり、そのお人柄にも感動しました。
書き下ろし主題歌「天までとどけ」を聴いて
本当にこのドラマの世界観にぴったりな、素晴らしい曲だと思いました。僕は役作りをする際に、勝手にその役に合いそうなテーマソングを選んで聴くことがあるのですが、今回はまさにこの「天までとどけ」を渉がよく聴いているのでは、と思いながら耳にしています。そうして聴いていると、思わず涙があふれそうになるんです。心にすっと染み込んでくるんですよね。例えるなら……すきっ腹で日本酒をギュッと飲んだときのような感覚というか(笑)。そんなふうに、深く染みる曲です。
ドラマのタイトルについて
「小さい頃は、神様がいて」というタイトルを聞いて、“でも、今は大人になったら……”という考えが浮かびました。渉とあんにとっても、子どもの頃には“神様”のような存在を信じていたはず。でも、大人になるにつれて、それがだんだん信じられなくなって……。それでも、大人になった今だからこそ、“祈る心”や“願う気持ち”を大切に持ち続けることが必要なんだと、改めて感じました。人間は、何千年もそうやって祈りを持ちながら生きてきたはずですからね。この作品の中でも、渉がどこまで“諦めず”にいられるのか。そして、最終回をどう迎えるのか…僕自身もとても楽しみにしています。
視聴者へのメッセージ
三家族が織りなす、アンサンブルのような温かい物語です。岡田さんのオリジナル脚本で、“クスッ”と笑わせてくれたかと思えば、気がつけば泣いている、そんな岡田さんらしいシーンがたくさんちりばめられています。この作品を通して、少しでも癒されたり、心が軽くなったりしていただけたらうれしいです。そして、人と人とのつながりって、やっぱり悪くないな、と思ってもらえたらと思います。今はどこか人との距離を遠ざけがちな時代ですが、その面倒くささや勇気を超えて、つながることの意味をこのドラマが伝えてくれるはずです。最初は“今どきこんなのないよ”と思うかもしれません。でも放送を重ねるごとに、三家族の絆がどんどん深まっていき、そのつながりがきっと説得力を持って伝わると思います。ぜひ初回からご覧いただいて、最後の最後まで見届けてほしいです。本当に、僕の願いも“天までとどく”とうれしいですね(笑)。
仲間由紀恵 コメント
主題歌を松任谷由実が担当すると聞いたときの心境
松任谷さんが主題歌を、しかも書き下ろしで担当してくださると聞き、本当にうれしかったです。ドラマの世界観を深く理解してくださり、そのうえで物語全体を包み込むような楽曲を作っていただける、そう感じたとき、“このドラマは素晴らしい作品になる”と確信しましたし、私自身も“この作品を頑張って届けたい”と強く思いました。
書き下ろし主題歌「天までとどけ」を聴いて
「天までとどけ」を初めて聴いたとき、現場のスタッフの皆さんとも“本当にステキな曲だね”と感動を共有しました。ドラマの中心にある“離婚を約束した夫婦”というテーマに優しく寄り添いながら、登場人物たちの“これまで”を愛おしく感じさせてくれて、さらに“これから”を生きていくためのエールを送ってくれるような楽曲だと思いました。特に、歌い出しの“みじかい秋のはじめ そして終り”という一節から、すでに心を揺さぶられました。また、“今日だけの陽射し”“今日だけの千切れ雲に”“今日だけの笑顔”など、“今この瞬間”の大切さをつづった言葉がたくさんちりばめられていて、北村さん演じる夫・渉の気持ちを思うと、涙があふれそうになります。本当に愛にあふれた、そして背中をそっと押してくれるようなステキな楽曲です。私たちが演じる夫婦や、登場人物たちのそれぞれの想いが、この歌に乗って“天までとどく”。そのことがとても感動的で、聴く度に心が震えます。
ドラマのタイトルについて
「小さい頃は、神様がいて」というタイトルには、私自身とても惹(ひ)かれました。かつて私たちが無邪気に信じていた“神様”を、今はなぜ信じられなくなってしまったのか。そして、今の私たちは何を信じて生きているのか。そんな問いを投げかけてくれるような、非常に興味深く、心に残るタイトルだと思いました。
視聴者へのメッセージ
人は、一人では生きていけません。誰かと共に生きていく中で、時には距離を感じたり、思うようにいかないこともたくさんあります。でも、だからこそ、少し気にかけ合ったり、そっと寄り添ったりしながら、それぞれが自分なりの生き方を見つけていく……そんな愛おしい人たちが、このドラマにはたくさん登場します。松任谷さんの優しく力強い主題歌と共に、温かく、そして愛にあふれた物語を、ぜひ楽しんでご覧いただけたらうれしいです。
「小さい頃は、神様がいて」の番組情報
フジテレビ系 2025年10月9日(木)スタート
毎週木曜22:00~22:54 ※初回15分拡大
松任谷由実「Wormhole / Yumi AraI」収録曲
01. DARK MOON
02. CINNAMON
03. 星の物語
04. 岩礁のきらめき
05. 天までとどけ
06. 烏揚羽
07. 小鳥曜日
08. LET’S GET IT STARTED!
09. Let It Rain
10. 文通 -album version-(松任谷由実×imase)
11. ひとちがい
12. そして誰もいなくなった
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松任谷由実「Wormhole / Yumi AraI(オールメディア盤)」
[CD+アナログレコード2枚組+カセットテープ] 2025年11月18日発売 / EMI Records Japan / UPCH-29498
フル @f61326
ユーミン、北村有起哉主演のフジ新ドラマ「小さい頃は、神様がいて」主題歌書き下ろし(コメントあり / 動画あり) https://t.co/gezz2lefsS