MUSIC ON! TVにて本日7月9日にオンエアされる新たな音楽番組「タイムレスSONG」で、
この番組は、昭和平成を彩り、現代に至るまで長年愛されてきた名曲“タイムレスSONG”の魅力を、MCの2人が再発見するプログラム。今回の放送では新進気鋭の映像クリエイター3組が、長く愛されてきた2つの名曲のミュージックビデオの“リメイク”に挑戦し、吉田と今井がそれを鑑賞する。
1曲目に選ばれた
続いてMVがリメイクされる曲は、センチメンタル・バスの「Sunny Day Sunday」。映像制作を担当するのは現役高校生クリエイターの今井尊琉で、MCの2人は彼の学生生活や映像制作にハマったきっかけを丁寧に紐解きながら番組を進行していく。加えてスタジオには、同楽曲を作曲したセンチメンタル・バスのキーボーディスト、鈴木秋則も登場。MCの2人と今井は、本人の前で完成したリメイクMVを視聴する。
音楽ナタリーでは、収録を終えたばかりのMCの2人に話を聞いた。番組MCのオファーが来た際「なんで俺?」と思ったという吉田は「何か自分がコメントできるのだろうか?と思って現場に来たのですが、クリエイターの皆さんがどんなことを考えてMVを作っているのかを知ることができて、すごく勉強になりました。人によって曲の捉え方が全然違うし、それぞれの皆さんの伝えたいことを表現に乗せているんだなあと。新発見が多かったです」と感想を語る。一方の今井も「僕はどちらかと言うと、MVの監督にどういう思いで曲を作ったのかを聞かれる側なので」と、今回のMCのオファーに驚いた心境を明かしつつ「名曲を紹介しながらもう一度掘り下げ直して映像化する。そういうことを番組規模でやることって今まであまりなかったと思うんです。音楽を聴くとき、映像から受ける情報はめちゃくちゃ多いと思うので、そういった視点から楽曲の魅力を再発見するきっかけを作れたんじゃないかと思います。実際すごく楽しくて、あっという間の収録時間でした」と思いを口にした。
この番組での共演が初対面だったという吉田と今井。「初顔合わせだったけど、楽しんでいる感じは伝わっているんじゃないかな」と今井が言うと、吉田も「確かに、楽しんでいました」と応じる。「グループの外でのMCの仕事って今回がほぼ初めてだったんですけど、半分“無礼”な感じでやらせていただいて……」と吉田が恐縮すると今井は「そんなことないよ(笑)」と返し「進行は9割吉田くんでしたから」と彼を労う。そして、吉田の印象について今井は「僕はすごくしゃべりやすかったです。この番組がなかったら、会えたとしても音楽プロデューサーとアーティストという関係性で、レコーディング現場で『こんにちは』みたいな形だったと思うんです。それがこういったカジュアルな場で知り合って話せて、年齢も立場も違う中で一緒にMCができたことは僕自身すごく楽しかったです」と語り、吉田も「想像以上に仲よくなれました」と笑顔を見せた。
また、吉田と今井それぞれにとっての“タイムレスSONG”を問うと、吉田は長渕剛「巡恋歌」を挙げ「すごく好きで、ハーモニカまで買った曲なんです。ハーモニカを買うのは初めてだったのに、キーが(スタンダードな)Cじゃなくて“巡恋歌用”のAを。この曲を吹くためだけに買うという(笑)」と懐古。「同郷の先輩でもあるし、ずっと心に残っていて今でもいい曲だなと思います」と語る。一方今井はEPO「DOWNTOWN」を挙げ「今シティポップブームで松原みきさんなどが再評価されていますけど、僕の中ではEPOさんへの評価がめちゃくちゃ高いんです。よさを知ってほしいですし、誰かに映像で表現してほしいなと思います」と思いを明かした。
最後に吉田は視聴者へ向け「今までに見たことのない角度で音楽を掘り下げ、クリエイターを紹介する番組です。クリエイティブ精神をくすぐる内容になっていると思うので、何かものづくりをしていたり、やり遂げたいことがある人はぜひ観ていただきたいと思います。現代風の映像でアレンジしても輝く曲のすごさみたいなものも実感してもらえると思うので、どの世代の方にも楽しんでいただけると思います」とコメント。今井は「過去の曲を新しい目線で生まれ変わらせる、その瞬間を観ることができる番組です。音楽に携わるあらゆる人はもちろん、作り手になりたい人、音楽が好きな人、幅広く音楽への新たな接し方を体感できる場所になっていると思います」と番組をアピールした。
MUSIC ON! TV「タイムレスSONG」
2024年7月9日(火)22:00~23:00
2024年7月22日(月)22:00~23:00 ※リピート放送
<MC>
吉田仁人(M!LK) / 今井了介
今井了介 @ryosukeimai
ナタリーさま、取材頂きありがとうございます! https://t.co/qaUGJQR7Nw