「香港映画祭 Making Waves」
上映作品ラインナップ
「黄昏をぶっ殺せ」(2021年)
東京初上映 / 2022年11月9日(水)19:00~
かつて名を馳せた殺し屋たちが自殺ほう助の仕事を請け負う? 今はカタギとして静かに暮らすチャウ、フォン、チョンの3人は再び集結し、さまざまな事情で人生の終幕を願う人たちと出会う。人生の黄昏期を迎えた元殺し屋が、他者との関わりの中で再びそれぞれの生を輝かせる姿をユーモラスにつづる。主演はパトリック・ツェー。
©2021 Homemade Holdings Limited. All Rights Reserved.
「リンボ」(2021年)
2022年11月10日(木)19:00~
ラム・カートン主演で中国のネット小説を、香港に舞台を置き換え映画化したノワール。スラム街で起こる猟奇的連続殺人事件を捜査する刑事とその犯人を、ハイコントラストのモノクロ映像で描く。荒廃した街を再現した美術も魅力。2022年の香港電影金像奨では脚本、撮影、美術など5部門で最優秀賞に輝いた。監督は「ドラゴン×マッハ!」のソイ・チェン。
©2021 Sun Entertainment Culture Limited. All Rights Reserved
「ワン セカンド チャンピオン」(2021年)
日本初上映 / 2022年11月11日(金)16:00~
1秒先を予知できる特殊能力を駆使してボクサーとなり、“ワンセカンドチャンピオン”として名を馳せたヤン。能力は思いがけない事故で失われてしまうが、ヤンはたった1つの大切なものを守るため、再びリングに上がる。香港のローカルバンド・ToNickのフロントマンで俳優でもあるチウ・シンハンが原作、監督、コーチ役での出演を兼任した。
配給:ライツキューブ ©2020 COPYRIGHT MM2 STUDIOS HONG KONG LIMITED
「同じ空の下」(2022年)
日本初上映 / 2022年11月11日(金)19:00~
4人の新人監督が香港の4大映画会社(銀都機構、英皇、寰亞、天下一)と手がけた返還25周年記念オムニバス。1997年、2003年、2012年、2022年を舞台に、自閉スペクトラム症の青年、広東オペラ歌手、ライオンダンス(獅子舞)に挑む移民男性など、香港で生きる人びとの生活をスケッチした4つの短編で返還から現在までの25年をたどる。
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」(1987年)
2Kデジタルリマスター版日本初上映 / 2022年11月12日(土)16:00~
中国に古来から伝わる怪異譚「聊斎志異」を原作に、人間と幽霊の切ない恋を華麗なワイヤーアクションとSFXを駆使して描いたファンタジー。善良な旅人の青年は、一夜を過ごすために立ち寄った寺で美しい娘と出会い、恋に落ちる。しかし彼女の正体は、男を誘惑しては命を奪う悲劇の幽霊だった。レスリー・チャンとジョイ・ウォンがスクリーンで美しく輝く名作。
配給:ツイン ©2010 Fortune Star Media Limited. All Rights Reserved.
「サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」(2022年)
日本初上映 / 2022年11月12日(土)19:00~
監督のジュディ・チュウが自身の経験をもとに、夢と現実のはざまで葛藤する娘とその親の絆を描いたヒューマンドラマ。視覚障害者の両親のもと健常者として生まれ育ったヤンヤンは、幼い頃から自分の家族が周囲とは異なることに息苦しさを感じていた。やがて彼女は海外で芸術を学ぶことを望み、両親から離れ自分の人生を歩もうとするが……。
「6人の食卓」(2022年)
日本初上映 / 2022年11月13日(日)16:00~
亡き両親が遺してくれた家でにぎやかに暮らす3兄弟。ある日、次男が恋人モニカを自宅に招くが、彼女は長男の元カノだった!? 3兄弟とそれぞれのガールフレンド、6人が集った食卓の行方は。料理の数々にも舌鼓を打つラブコメディ。9月に封切られた香港では、コメディ映画史上初の7000万香港ドルを突破する大ヒット。
©2022 Edko Films Limited, Irresistible Beta Limited, One Cool Film Production Limited. All Rights Reserved.
「神探大戦」(2022年)
2022年11月13日(日)19:00~
人間が内面に秘めている人格を察知する特殊能力を持つ元刑事の名探偵と、多重人格殺人鬼のスリリングな攻防を描いた「MAD探偵 7人の容疑者」の後日譚的クライムサスペンス。同作でジョニー・トーと共同監督を務めたワイ・カーファイが、主演のラウ・チンワンと再びタッグを組んだ。2022年7月に中国で公開されるや大ヒットを記録した話題作。
©2022 Emperor Film Production Company Limited Emperor Film and Entertainment (Beijing) Limited ALL RIGHTS RESERVED
来日ゲストも多数登壇予定! 詳細は映画祭公式サイトにて