憧れていた魔法界に!「ホグワーツ・レガシー」をライターSYOが体験、霜降り明星せいやのインタビューも (2/2)

せいや(霜降り明星)インタビュー

誰もが主人公になりうる

──「ハリー・ポッター」シリーズの中で特に思い入れのある作品はどれでしょう。

全作に思い入れがあるんですけど、やっぱり「ハリー・ポッターと賢者の石」は魔法ワールドの始まりですから、ファンタジーに振っていてすごくワクワクしますよね! 小説も読んだんですけど、映画であそこまで再現できんねやっていうドキドキがありました。「賢者の石」は戦いっていう戦いはそんなになくて、「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」くらいからダークな雰囲気になっていくんですよ。

「ホグワーツ・レガシー」CM披露記者発表会に登壇したせいや。

「ホグワーツ・レガシー」CM披露記者発表会に登壇したせいや。

──せいやさんが思う「ハリー・ポッター」シリーズの魅力は?

誰もが主人公になりうるところ。ハリーはもちろん、ロンもずっといいんですよね。例えばクィディッチでバンバン活躍したり、小さい頃のロンに比べたらすごい成長ですよ。あと「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」でヴォルデモートの分霊箱を壊す方法を思い付いたり、ハーマイオニーも感心してましたから。あとネビルがすごくいい働きをするじゃないですか! 真のグリフィンドール生ですよ。「賢者の石」で「ネビル・ロングボトムに10点」っていう最高のシーンがあって、のちのストーリーにつながってくるんです。「ハリー・ポッター」シリーズはネビルの物語でもあるんですよね。

「ホグワーツ・レガシー」場面カット

「ホグワーツ・レガシー」場面カット

ホグワーツを隈なく探索できるとかおもろすぎますよね!

──「ホグワーツ・レガシー」への期待値も高まっているのではないでしょうか(※取材は「ホグワーツ・レガシー」発売前に実施)。

めっちゃ楽しみですね。待ってました!って感じです。ホグワーツはどれくらい再現されてるんだろう。ホグワーツの「この部屋あるんか」「この部屋ないんか」「校長室入れるの?」とか気になってます(笑)。ホグワーツを隈なく探索できるとかおもろすぎますよね! 図書室や禁じられた森もあるらしくて、クィディッチもできるんかな? 映画よりも前の時代なので、そこの違いも楽しみです!

──魔法を駆使したバトルシーンも新鮮味がありますよね。

緊張感ありそうなデスイーターとのつば迫り合いとか、魔法での戦いはめちゃくちゃ楽しみですね。「エクスペリアームス」の呪文で闇の魔法使いの杖を奪ったり、どれだけ呪文を使えるのか楽しみです。

「ホグワーツ・レガシー」場面カット

「ホグワーツ・レガシー」場面カット

「ホグワーツ・レガシー」場面カット

「ホグワーツ・レガシー」場面カット

リコーダーの中に入れるあの棒が一番杖っぽい

──日本版CM「あの頃の僕たちへ篇」では、子供たちが“ハリポタごっこ”をして遊んでいました。せいやさんも遊んでいましたか?

やりましたよ、ド世代ですから。「賢者の石」の映画が2001年やから、僕が9歳のときかな。もう日本中を席巻していたじゃないですか。みんな鉛筆とか箒とかいろんなん使うんですけど、一番ベストなやつ僕わかってて……リコーダーを掃除するときの棒! あれが一番ハリポタごっこに向いていますね。

──ガーゼとかを先端に付けて掃除するやつですよね(笑)。

そうそう、茶色いやつ! あれが一番杖っぽいんですよ(笑)。公園で拾った木の棒とかありますけど、リコーダーの中に入れるあの棒が一番杖っぽい。ずっとそれで遊んでました。

──実際に使ってみたい魔法はありますか?

なんやろな、いっぱいありますけど……忘却呪文の「オブリビエイト」は便利だと思いますね。人に使うんはもうヤバすぎるんで、自分に使うかな。ほんまにどうしようもないくらいスベったときに、自分でその記憶を忘れさせたいなって。ウケた記憶だけ残して。たぶん反省せんようになるから、どんどん仕事減ると思うんですけど(笑)。スベってもイジられてウケるみたいなことはいいんです。でも、なんともならないのが年に1回くらいあって、千切れるみたいな。

──千切れる?(笑)

はい(笑)。引き裂かれるみたいな。スベるでもないんですよ!

──最後に、ゲームを楽しみにされている人たちへメッセージをお願いします。

一緒に楽しみましょう!! 今年はもう暇にならんで済むわ!ってくらい「ハリー・ポッター」の1年になりそうですね。

「ホグワーツ・レガシー」CM披露記者発表会に登壇したせいや。

「ホグワーツ・レガシー」CM披露記者発表会に登壇したせいや。

プロフィール

せいや(霜降り明星)

1992年9月13日生まれ、大阪府出身。学生時代からアマチュア芸人として活動し、面識があった粗品と2013年1月に「霜降り明星」としてコンビを結成。2014年に「THE MANZAI 2014」の認定漫才師50組に選ばれる。2017年には「第38回ABCお笑いグランプリ」、2018年には「第7回ytv漫才新人賞決定戦」と「M-1グランプリ2018」で優勝した。

2023年3月13日更新