「いまを生きる」「トゥルーマン・ショー」のピーター・ウィアー、監督業からの引退表明

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いまを生きる」「刑事ジョン・ブック/目撃者」「トゥルーマン・ショー」を監督したオーストラリア出身のピーター・ウィアーが監督業からの引退を表明。IndieWireなどが報じている。

2022年にアカデミー名誉賞を授与されたピーター・ウィアー。(写真提供:Blaine Ohigashi / Avalon / ゼータ イメージ)

2022年にアカデミー名誉賞を授与されたピーター・ウィアー。(写真提供:Blaine Ohigashi / Avalon / ゼータ イメージ)

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2010年の「ウェイバック -脱出6500km-」を最後に映画を監督しておらず、実質引退状態となっていた現在79歳のウィアー。一部のファンの間ではラッセル・クロウが製作を働きかけているという「マスター・アンド・コマンダー」の続編で、ウィアーが再び監督をするかもしれないという期待もされていた。2022年にはアカデミー名誉賞も授与されている。

彼はフランス・パリで3月17日まで開催されていた第11回シネマテーク・フランセーズ映画祭に参加。自身のキャリアの近況を「私は引退しています」と報告した。14年間も映画製作から遠ざかっていた点について聞かれた際は「なぜ映画をやめたのか? 単純に、もうエネルギーがないからです」と答えたという。

なお日本では、ウィアーが世評を高めるきっかけとなった初期の代表作「ピクニック at ハンギング・ロック」の4Kレストア版が5月3日に公開。同作では1900年2月14日の聖バレンタインデーの日を舞台に、岩山にピクニックへ出かけた寄宿制女子学校の生徒が忽然と姿を消すさまが描かれる。

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(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)

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読者の反応

沢田太陽(Hard To Explain) @_HTE_

ああ~、偉大な監督の一人が。

代表作がそれになりやすいのはわかるけど、カルチャー的には「Picnic At Hanging Rock」(TLDPにも多大な影響)や「危険な年」もすごく重要。

ずっと評価されてほしい監督の一人だね。 https://t.co/c6UwavVvH9

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