「ハマ蹴り」藤ヶ谷太輔が“愛くるしい時間”回想、京本大我は子供たちにキュン

ドラマ「ハマる男に蹴りたい女」の制作発表記者会見が昨日1月9日に東京・テレビ朝日本社で行われ、キャストの藤ヶ谷太輔（Kis-My-Ft2）、関水渚、京本大我（SixTONES）、久保田紗友、西田尚美が出席した。

天沢アキの同名マンガをもとにした本作では、ひょんなことから下宿の管理人となった元エリート会社員・設楽紘一と、彼を振り回す住人のズボラ女子・西島いつかの恋模様が描かれる。藤ヶ谷が設楽役で主演を務め、関水がいつか役で出演。2人と一つ屋根の下で暮らす住人・増田すずを久保田、佐久間ナオを西田、いつかに思いを寄せる同期・香取俊を京本が演じる。

ラブコメ作品への参加について藤ヶ谷は「11年ぶりぐらいと聞きましたね」と述べ、「最近は精神を削る役しかやっていなかったので、不思議な気持ちです。一緒に撮影している皆さんもラブコメが初めての人が多くて。いろいろ相談しながら作っている感じで楽しいです」と語る。続けて「普段は皿洗いも苦じゃないですし、家事は好きなんですけど、設楽はいつかちゃんにいろいろ言われて、こき使われるんです。それはまったく好きじゃないなと思いましたね（笑）。家事は自分のタイミングでやりたいですね」と伝えた。

関水は「初めて演じるタイプの役柄なんですけど、すごく楽しく撮影させてもらっています」と報告。そんな彼女の印象を藤ヶ谷は「何事にもまっすぐですね」と言い、「いつかちゃんが設楽をビンタするシーンがあるんですけど、どれぐらいの強さがいいのか迷っていて。僕が『全力で』と言ったら、『監督（叩いてもらって）いいですか？』ってリハしようとしていて。実際はやらなかったんですが、なぜやられるほうでリハするのかな？って（笑）。みんな一生懸命なんです。愛くるしい時間でしたね」と裏話を明かした。また、現場の雰囲気を聞かれた西田が「ついていけないです（笑）」と返すと、藤ヶ谷はすかさず「姉さんそんなことないですよ。こたつのところでめちゃめちゃ話を回してますよ！」と声を上げる。西田は「みかんとか置いてあると普通に団らんしちゃうんですよ」と笑った。

藤ヶ谷とは過去に教師と生徒役で共演し、今回は恋敵を演じる京本。藤ヶ谷は「大我がクランクインした日の最初のシーンが、いつかちゃんに告白する場面で。それを本人が選んだって聞いたんです。攻めてるな、先越されたなと」とコメントする。これを受けた京本は「撮れるシーンが選べる役者なんているんですか!? ラブシーンにがっついてないですよ」と訂正しつつ、「撮影初日に告白したわりには、めっちゃいいシーンにできたなと」と自信を見せた。

イベント中盤にはドラマの内容にちなんだ質問に登壇者が「YES」「NO」で答える場面も。「最近キュンとしたことはあるか？」という質問に「YES」と答えた京本は「最近ライブをやらせてもらってたんですけど、MCのときにメンバーのジェシーが『子供たち、盛り上がってるかー！』って言ったら、ウワーみたいな子供の声が返ってきて。女性の歓声を聞かせてもらうことは多いですけど、子供たちの声をダイレクトに聞けたのはうれしかったですね」と喜ぶ。同じく「YES」の札を挙げた関水は「犬が大好きで、カフェにいる犬をかわいいなと思って見ていたら、おやつをあげさせてくれたんです。食べてくれてキュンとしましたね」とうれしそうに回想。久保田は「（関水が）先に撮影が終わって帰ろうとすると『えー寂しい！』っていつも言ってくれて、それがキュンですね！」と回答した。

最後に藤ヶ谷は「ラブの部分やコメディの部分だけでなく、会社で働くこと、またリーダーとは？というメッセージもドラマの中に入っています。すべてに力を入れているので、いろんな面で楽しんでいただければ」と呼びかけた。

「ハマる男に蹴りたい女」は、テレビ朝日系で1月14日から毎週土曜23時よりオンエア。

オシドラサタデー「ハマる男に蹴りたい女」

テレビ朝日系24局 2023年1月14日（土）スタート 毎週土曜 23:00～23:30