「シコふんじゃった!」葉山奨之、本木雅弘のメッセージに「めちゃくちゃかっこいい」

3

86

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 18 38
  • 30 シェア

ディズニープラスオリジナルドラマシリーズ「シコふんじゃった!」の“はっけよいイベント”が本日10月3日に東京・KANDA SQUARE HALLで行われ、キャストの葉山奨之伊原六花、総監督の周防正行、監督の片島章三が登壇した。

「シコふんじゃった!」“はっけよいイベント“の様子。左から竹中直人、伊原六花、葉山奨之、清水美砂。

「シコふんじゃった!」“はっけよいイベント“の様子。左から竹中直人、伊原六花、葉山奨之、清水美砂。

大きなサイズで見る(全13件)

周防の監督作「シコふんじゃった。」の30年後を舞台とする本作では、またもや廃部の危機に直面した教立大学相撲部に入ることになった大学4年生・森山亮太の奮闘が描かれる。葉山が亮太、伊原が相撲一筋の部員・穂香を演じた。

周防正行

周防正行[拡大]

周防は「まさか30年経って、こういう機会があるなんて思いもしなかった。あのときと全然違う気持ちで、世界中の人に観ていただけるのをワクワクしながら待っています」とにっこり。そして「当時を振り返ってみると、若さゆえに怖さを知らないというか、悪い言い方かもしれないけど、乱暴に作り上げたんだなって」「前作では女性を男として土俵に上げた。今回は女性が女性として土俵に上がるというのがテーマでした」と語る。

葉山奨之

葉山奨之[拡大]

伊原六花

伊原六花[拡大]

葉山は「シコふんじゃった。」に触れつつ、「本木(雅弘)さんかっけーなー!って。自分もかっこよくなれるのかなって、謎のプレッシャーがありました」とコメント。伊原は「(映画版の)最後の試合のシーンが大好きで! 自分も試合のシーンに挑むならこれぐらいリアリティある取り組みをしたいなと思いました」と思い返す。

オーディションで2人を抜擢した片島は「葉山くんはとにかくチャーミングだった。主役は愛されなきゃいけないのでぴったり」「穂香役には、運動神経がよくてきれいなシコを踏める人などいろいろ考えていたんですが、伊原さんはそのままの人だったんで即決しました」と明かした。

竹中直人

竹中直人[拡大]

清水美砂

清水美砂[拡大]

イベントでは、竹中直人が腹を下す元相撲部員・青木富夫、清水美砂が元相撲部マネージャー・川村夏子役で前作から続投することが明らかに。あわせて田口浩正柄本明六平直政も引き続き出演することが発表された。ステージに登場した竹中は「30年も経っちゃったんだね……」としみじみと述べ、演じる青木が嘘だらけの自伝を出版していることを説明し「とんでもない人生を歩んでいるんです」と笑う。

竹中と清水との共演について葉山は「映画版を観ていたので、『映画の人だ!』って不思議な感覚でした」と述懐。一方の竹中が「若い人たちはきらきらしている」と口にすると、清水は「今日、竹中さんもきらきらですごいじゃない!」と竹中の服に目をやりながら声をかけ、会場に笑いを起こす。2人のやりとりをにこにこしながら聞いていた周防は「映画版で竹中さんは36歳の大学生役だったんですよ。『竹中直人をなんで大学生役でキャスティングするんだ?』って当時は言われましたね。あんなこと2度とできない」と当時を懐かしんだ。

「シコふんじゃった!」“はっけよいイベント“の様子。

「シコふんじゃった!」“はっけよいイベント“の様子。[拡大]

「シコふんじゃった!」“はっけよいイベント“の様子。

「シコふんじゃった!」“はっけよいイベント“の様子。[拡大]

ここで、映画版で主演を務めた本木雅弘のメッセージ動画がサプライズでスクリーンに。ドラマの序盤を観たという本木は「六花さんの魅力がはじけているし、葉山さんのすっとんきょうな味わいがこれからどう変化していくのかなって楽しみです」と期待を込め、「やはりね、往年のオリジナルメンバーがそこかしこに出てくるのでクスクスしちゃうんですよね(笑)。竹中さん演じる青木富夫は年月を経て、より悲哀が増している。ちょっとネタバレになっちゃいますが、ドラマを観ると人生観変わると思いますよ」と感想を伝えた。これを受けた葉山は「めちゃくちゃかっこいいですね! クランクイン前に見て自分を鼓舞したかった」と感激した様子を見せる。また周防は「“本木雅弘を裸にする”というところが最初のアイデアで相撲映画になったんです。ベッドシーンとかじゃなく、自然に裸でいる。だから本木さんがいなければ、この作品は生まれなかったんですよ」と明かした。

「シコふんじゃった!」“はっけよいイベント“の様子。左から周防正行、竹中直人、伊原六花、葉山奨之、清水美砂、片島章三。

「シコふんじゃった!」“はっけよいイベント“の様子。左から周防正行、竹中直人、伊原六花、葉山奨之、清水美砂、片島章三。[拡大]

最後に清水は「老若男女楽しめる、元気がもらえる作品です!」と、竹中は「(葉山と伊原)2人が圧倒的に素晴らしい! 今回、下痢のシーンが台本になかったんで自分で作ったりしました。そこを楽しみにしてください」と、片島は「すべてが見どころ。とくに葉山くんの笑顔、伊原さんのシコです」と力説。伊原は「作品に関わって相撲の魅力をすごく感じました。素晴らしさを伝えられたらと思います」と、葉山は「相撲のシーンは体当たりでやりました! 世界配信なので、このドラマをきっかけに相撲文化を知ってもらえたら」と思いを託す。そして周防は「自宅でドラマを観たんですが、それを横で見ていた同居人の草刈民代が『六花さんが美しい』と言って、鏡の前でシコを踏み始めたんです。そういうドラマなんだと思いました」と語りかけ、イベントの幕を引いた。

全10話の「シコふんじゃった!」は10月26日に2話同時配信。翌週以降は毎週1話ずつ配信される。

この記事の画像・動画(全13件)

(c) 2022 Disney

読者の反応

  • 3

Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld

Event of new Disney+ drama "Shiko funjatta!" at KANDA SQUARE HALL on 3 Oct 2022 - Hayama Shono, Ihara Rikka, Shimizu Misa & Takenaka Naoto; starting from 26 Oct 2022
https://t.co/QTx46fUScg https://t.co/Kl6wINiaik

コメントを読む(3件)

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 葉山奨之 / 伊原六花 / 周防正行 / 竹中直人 / 清水美砂 / 片島章三 / 田口浩正 / 柄本明 / 六平直政 / 本木雅弘 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。