吉田恵里香の「恋せぬふたり」が向田邦子賞に、アセクシュアルの男女描く

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向田邦子賞の第40回選考会が本日4月5日に東京都内で行われ、吉田恵里香が脚本を手がけたドラマ「恋せぬふたり」が受賞作に選ばれた。

吉田恵里香

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向田邦子賞は、現在のテレビ界を支える優れた脚本作家に贈られるもの。NHK総合の「よるドラ」枠で1月から3月に放送された「恋せぬふたり」では、他者に恋愛感情を抱かず、性的にも惹かれない“アロマンティック・アセクシュアル”の男女の同居生活が描かれた。ダブル主演を務めたのは、岸井ゆきのと高橋一生。

選考委員の池端俊策、大石静、岡田惠和、井上由美子、坂元裕二は、授賞理由として「他者に対して恋愛感情も性的欲求も持たないアセクシュアルの女性が、同様の男性と同居し、心の安定を得るまでを極めて低い声で、しかも明るいトーンで描いている。セリフも適確で無駄を排している。周囲の人物達との関わりも自然な弾みがあり、この物語に和らかな日常性を与えている」とコメントを発表した。

なお吉田はこれまでに映画「ヒロイン失格」「センセイ君主」やドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」などの作品を手がけている。

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(c)東京ニュース通信社

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

「他者に対して恋愛感情も性的欲求も持たないアセクシュアルの女性が、同様の男性と同居し、心の安定を得るまでを極めて低い声で、しかも明るいトーンで描いている」/吉田恵里香の「恋せぬふたり」が向田邦子賞に、アセクシュアルの男女描く - 映画ナタリー https://t.co/UGwmIDlxrp

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