シテール島への船出

シテール島への船出

シテールトウヘノフナデ
TAXIDI STA KITHIRA

上映時間:140分 / 製作:1984年(ギリシャ)

解説 準備中の作品の主役を探しあぐねている映画監督の現実と、映画世界を二重構造で描いた、ギリシャの名匠アンゲロプロスの傑作。ふと通りかかったラベンダーの花を売る老人こそ求めていた主役の容姿だと直感したアレクサンドロス監督は、埠頭まで追いかけた末に老人を見失う。そこで場面は映画中映画に一転。アレクサンドロスが長らくロシアに亡命していた父スピロ(花売りの老人)を出迎えるシーンとなる。スピロは故郷の村をリゾート地にする計画を知って、村人と対立、再び追放の身に……。寒色系を基調とした山肌や港の映像が無類の情感をたたえる。桟橋のラストシーンが、いぶし銀のように渋く重厚な味わいを残す。DVDは「テオ・アンゲロプロス全集(2)」に収録。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:テオ・アンゲロプロス

キャスト

ジュリオ・ブロージ
マノス・カトラキス

受賞歴

第37回カンヌ国際映画祭
FIPRESCI賞(国際映画批評家連盟賞)

第37回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門
最優秀脚本賞

シテール島への船出の画像